吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

PHPで構築されたWebサイトが2億4400万に到達

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 先日発表されたインターネットコムのニュースによれば、PHPで構築されたWebサイトが2億4400万に到達したそうです。 これが全世界のどれくらいのシェアに当たるかといえば、40%だそうです。個人的にはシェアはもっと高いと思っていたのですが、意外に少ないような気がします。シェアはまだまだですが、サイト数が2億4400万というのはすごいですね。逆に2億4400万個の仕事があったという事です。おめでとう、PHP!

 ニュース記事によると、主要のCMSがほとんどPHPで作られており、CMSの普及とともにPHPのシェアが伸びていくとのことでした。個人的にいろいろな種類のCMSを使用していますが、PHP製が圧倒的に多いですし、PHP製のCMSのほうが非技術者が使いやすい傾向になるのは気のせいなのでしょうか?例えば、NetCommonsを使うことが私は多いのですが、更新の楽さで言ったら世界一のような気がします。デザイン的にはもっとなんとかできないものかと思うのですが、技術を知らなくてもアンケートフォームをブラウザ上から作れるのは圧巻です。

 さて、PHPの仕事がどれくらい伸びているかというと、米国では2005年を起点にJavaの仕事の数の成長率は約0倍に対してPHPは2.5倍強だそうです。(下表参照)

Javaphp

※日本のデータがなくて恐縮ですw

ちなみに、PHPは平均年俸上昇率でもランク外からトップ10に入りました。今まではソーシャル系がけん引してきたPHPですが、今後は+アルファの要素としてCMSが台頭してきているのは、個人的にうれしいですね。もっとCMSが普及すれば、それだけ、いいCMSが出てくると思いますので。

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