客先常駐ITエンジニアが客先や自社内で起きた出来事を綴ります。もっぱら悲しいことがメインです。

新人さんに伝えたい3つのこと

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 6回目、ケーワイケーです。

 4月になり、通勤途中にキラキラ輝く瞳をしたフレッシュな新人さんをよく見かけます。

 ということで、今回はこの業界に飛び込んできた新人さんに注意してもらいたいことを考えてみたいと思います。

1.勉強する癖を身につけよう

 学生時代、勉強が嫌いだったという人は多いと思います。わたしもそうでした。

 就職というきっかけは、勉強嫌いを直す絶好のチャンスです。

 社会人になって、仕事をしてお金をもらう「プロ」になった以上、常に自分の能力を高めるための努力を忘れてはいけません。

 「社会人になったら勉強しなければいけない」と頭を切り替えましょう。勉強を続ければ、少なくとも勉強することが苦ではなくなるはずです。

 新人さんには特に、「本を読む」「資格取得を通じて体系的な知識を習得する」ことを頑張って欲しいと思います。

 これから先、多くの経験をしていく際、「前もって知識を得ているかいないか」で経験を自らの能力として身に付けるスピードが変わってきます。

 ただ、あくまでも目的は「学習して体系的な知識を身に付ける」ことです。「本を何冊読んだ」「資格を何個とった」など、本質とずれたところを頑張らないように気を付けてください。

 資格を取れば営業効果は望めますが、それだけを目的にすると、後々の成長に悪影響です。

2.積極的に話しかけよう

 学生時代は同年代との交流がほとんどだったと思いますが、社会人になるとさまざまな年代の方と関わっていくことになります。

 まず、どんなことでもいいので、周囲の自分より年上の方に話しかけていきましょう。さまざまな年代の人との会話では、考え方の違いや視点の違いなどを学べます。また、コミュニケーション能力も間違いなく向上します。

3.分からないことを調べるときは制限時間を決めて、それを超えたら質問しよう

 一部の人を除いて、新人さんに質問されることを嫌がる人はいないと思います。

 やっぱり、早く戦力になってほしいですし、頼られて嫌な気持ちにはならないので。だから、分からないことは制限時間を超えるまで自分で調べて、それでも分からないときは積極的に質問に行きましょう。その際注意していただきたいのは、

  • 同じ質問を何度もしない
  • 手ぶらで質問に来ない(メモくらい持っていきましょう)
  • 相手の状況がどうであれ「すいません。今お時間よろしいでしょうか?」は必須。いきなり質問はNG

の3つです。

 新人さんは、可能性の塊です。どの職場でも期待されているはずです。だから、焦らずにゆっくり成長してください。周囲の上司や先輩からすると、新人さんが潰れてしまうことほど、指導していてつらいことはないので。

 次回は、「流行ものって遅れて採用?」を題材に書いてみたいと思います。

 それではまた。

Comment(1)

コメント

健太郎

新人への言葉の三つ目、非常に参考になりました。
私も自分で時間を決めさせて、その間は考えさせてみようと思います。

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