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防衛省のコンテストに参加したよ

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防衛省サイバーコンテストの開催について

応募者322名、参加者289名の一人になりました。
吹越の得点は8ポイント、満点は57ポイント・平均6.01ポイントでした。

参加者にはメールで問題ごとの正答率やヒストグラムも公開されました。
そこから偏差値出してみたけど、52.7でした。

上位得点の方々は公開されてますが1位の方38ポイントとかすごすぎ。
偏差値で93.6とかもはや偏差値計算するのが間違いな感じ。

以下個人的な感想をば。

思っていたより問題は難し目で面白かった。
トラフィックのダンプファイルよこされて解析しろとか指示されたサーバに対する攻撃を実際仕掛けてみろとか言われた。
安全確保支援士の勉強しててOSコマンドインジェクションとかディレクトリトラバーサルの問題を見ることはあるけど、実際のサーバに対して攻撃する側としてかけてみるのはさすがに初めてだったのでいい経験になったわ。(CTF初心者勢)
解答時間として12時間あったが、難度からして妥当。

ただまぁ、満点57点というのは中途半端である、とか結果的に参加者289名が受験して平均点6ポイントというヒストグラム的に非常に悪い形に分布しているのは作問としていただけないなぁ・・・。
という感想。防衛省側にも運営した株式会社デジタルハーツさん側にも何らかの試験の問題作成経験者が居なかったんだろうなぁ...
という感想を持った。

100点満点のテストで平均が50ポイントで作るとして、もっと簡単な問題(それこそ安全確保支援士・応用情報・基本情報・セキュリティマネジメント・ITパスポートレベル)なんかをそれぞれ混ぜて水増しすることで基本レベルも入れて言ってよかったのではなかろうか?
この辺のバランスを入れていくことでもっとましなヒストグラムになるし、参加者側の張り合いも出ると考える。

受験者のみの情報なので具体的に何人、とは言えないけどログインしたけど0ポイント、という人がそれなりの人数居るので、さすがに可哀そうだなぁ...
と思いました。

次回も参加しようとは思ってます。

Comment(2)

コメント

匿名

個人的には点数を丁度に揃えることも、全員の点数を水増しする問題を入れることも全くの無駄だと思うのでいらないと思います。
点数を丁度にする合理性は全く感じられませんし、水増し問題がないことできちんと考えるべき難度の高い問題を公平に時間をかけて解くことができると思います。出来るかできないかはっきりわかる良い問題だと思いましたよ。
義務教育の学校の成績つけるための試験じゃないんですから、底辺にピークの高い山が出来る問題であることに全く異論はないです。むしろそれがコンテストとしてあるべき姿だと。というわけで、とても良い采配だと思っています。

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