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第556回 昨年の振り返りと今年の抱負(2023年度版)

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 2023年になりましたね! 今年もよろしくお願いいたします!

 さて、年始一本目のコラムは毎回昨年の振り返りとその年の抱負を書いていますので、例年に倣って今年もやってみます。

■昨年の振り返り

 2022年はこのような目標を立てていました。

《2022年の目標》
新たに自分を創り出す

 昨年の大きな変化と言えば、やはりPM、特にPMPに関連する仕事を始めたことでしょうか。私がキャリコンになった時、私は二度とITエンジニアの仕事はしないと決めていました。それは長い時間私の枷となり、自分自身を縛りつける結果となっていました。しかし、昨年「Willから離れる」ことを決めた結果、もう一度ITエンジニアの土俵で仕事をする機会が戻ってきました。と言っても、今更現場に戻って開発業務を行うことではなく、ITエンジニアの育成や支援をする立場としての関わりが増えてきたということなんですけどね。

 言うなれば教育コンサル的な立ち位置で仕事をするようになったのだと思います。元々、私は研修の企画、開発、登壇などを生業にしていましたので、その延長上としてこれらを対外向けにコンサルティングするようになったというのが正しい言い方だと思います。

 こうしたことは過去の自分からは考えられない変化だったと思います。それは、Will(やりたいこと)ではなく、Can(できること)、Must(やらなければならないこと)に目を向けた結果、新たに見えてきた景色だと思っています。

 恐らく、今後も私はこの方向で進んでいこうと考えています。それはある種キャリコンとの決別を意味しているかもしれません。

 それはキャリコン自体から引退するということではなく、仕事におけるキャリコンの比重を下げるということなのですが、15年以上キャリコンとして活動してきて私なりに分かったことがたくさんあります。キャリコンの現状、可能性、問題点や課題...、こうしたこと諸々を考えると、今私が力を注いでいくべきはキャリコンよりも他にあるということが分かってきました。今後はそこに軸足を置いて活動していこうと思います。勿論、キャリコンに関連する仕事もやってますので、それは継続して行います。

 まとめると、Willから離れることによって新たな自分を創り出したこと、これが私の2022年の成果だと考えています。

■今年の抱負

 さて、2023年の抱負を考えてみます。昨年同様、今年も自分の中でやりたことが決まっています。それは

私だけの「価値」を創造する

です。

 最近、「この仕事は私でなければならないのか? 」ということを強く考えます。他の人でもできる仕事を私がやる必要ってあるのだろうかと思うのです。そこに時間をかけるくらいなら自分にしかできない仕事に時間をかけたいです。それが自分の活かし方のような気がするからです。

 自分にしかできない仕事というのは、それ自体がその人の価値です。他の人では替えの利かない存在だということです。そうした価値をどれだけ持てるかというのがこれからの私にとって大きな課題になっていくのではないかと考えています。

 そんな訳で、今年は私だけの価値をつくり出す1年にしていきたいと思います。例によって、これもまだ何をするか具体的には決まっていませんが、いつものようにこの抱負を日々考えながら行動していきたいと思います。

 それでは、2023年もよろしくお願いいたします!

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