テストど素人、WACATEに参加する(1):「参加表明」
話は昨年末に遡ります。
コラムニストの方々とは、お互いのコラムにコメントをしあうだけではなく、Twitterでフォローしあって、お話しさせていただいておりまして。
当時、第3バイオリンさんがWACATE(テストエンジニア向けワークショップ)に参加した直後で、「エンジニアライフから、もうひとり誰かが次回(2010年夏)のWACATEに参加してレポートをコラムに書いたら面白いのではないか」という話になりました。
そこで、白羽の矢が立ったのが、なぜか僕。
僕のメイン業務はWebサービスの運用・保守業務なので、開発の現場すら離れてしまっていてテストとは遠い世界でずっと仕事をしてきました。その話をしたところ、「だからこそ、第3バイオリンさんと違うレポートになりそうで面白そう」とか、「分からないことがあったら第3バイオリンさんのところに聞きにいけばいい」とか、そんな返答をされました。単純王の僕は、そのとき「そうか、だったら参加してみてもいいのかも」だなんて思ってしまいまして。
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あれから4カ月。
本当にWACATEに申込みましたよ、ええ。
テストど素人が本当に参加して良いものか、ゆっくり考えたい気持ちがありました。しかし、たまたま参加者の募集を開始した時期と仕事の過渡期のタイミングが重なったこと、また、開始してすぐに募集枠の半数を超えたという情報を聞いたことで、なんかもうワーッとなって(笑)、参加表明のボタンを押してしまいました。
実際、いまの気持ちはどうかというと、不安の方が大きいですね……。周りはテストエンジニア、もしくはテストに関して深い関心をもつ方ばかりの中で、テストの現場を知らず、知識すらあまりない人間がひとり、専門の勉強会に参加しているのって、正直どうなの、と。白熱している議論をただポカーンと聞いてるだけ、とか、グループワークで足を引っ張ってしかられてる、とかそういうネガティブな未来図しか思い浮かばないのが悲しい性。
まあでも、僕のコラムは「メンタルヘルス」やら「キャリアプランの考察」やら「英語」やら、ITのお仕事に関するコラムをまったくといっていいほど書いていませんし、年初に「エンジニアライフを軸にいろいろなことにチャレンジする!」と宣言したわけですから、当たって砕ける気持ちで参加してみたいと思います。もちろん、ちゃんと予習はしていきますよ。他の参加者以上に予習をしないといけませんから。
日々の業務をこなしつつ、英語学習とソフトウェアテストに関する学習……。すべてが中途半端にならないよう、精進したいと思います。
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というわけで、テストを知らないことに対する言い訳(保身)のために「テストど素人、WACATEに参加する」というタイトルで連載していくことにしました。参加後のレポートまで続けていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
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次回予告:「ポジションペーパー」