いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

ExcelにPythonが搭載?それよりもPythonでOfficeを書き直せよ!

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そろそろくたばれMS Office

ExcelにPythonの搭載が検討されるそうだ。エンジニア界隈で話題になっていた。私としてはどうでもいい。Microsoftなら、Powershellで操作できるようにする方が先じゃないかと思う。Pythonで下手にプログラミングできるようにすると、今度はクソPythonが大量生産されそうだ。ああいうソフトはコマンドラインと連携して、ワンライナーでサクッとやるくらいで充分だ。

プログラマブルだと素晴らしいと思うかもしれないが、Excel方眼紙がPythonで闇改造されたら、毎晩悪夢でうなされる気しかしない。夢は広がるかもしれないが、悪夢という方向にも広がるのは間違い無い。中途半端に詳しい人が変なパッケージとか連携させたら、Excelのマクロを実行するにもパッケージ依存の考慮が求められるという泥沼な状況が発生するかもしれない。

本音を言うと、もうそろそろMS Office。お前はくたばれ。Google Docとかで充分だ。お前が消えても、どうしても必要な人にはLibreOfficeがある。思えば、MS Officeがあるが故に、書式を巡る無益な宗教戦争みたいなものがたくさん勃発した。極限まで使い込んだ立場から言うと、素人にMS Officeほどの性能は要らない。使いこなせない。

「そんな事言ったら仕事回らねーぞ!」なんて声が聞こえて来そうだ。そういう人は、コイツをオススメする。Only Officeという製品だ。まだ未完成感はあるが、必要な機能を絞り込んでいて無駄が少ない。ほとんどの操作が目に見える範囲で集約しているので、使い勝手はMS Officeより優れている。Officeの操作に自信がない人にもオススメできる。もう、MS Officeである必要は無いのだ。

普段使いにクソ重いソフトは適さない

最近、Wordを使ってて思う。もう、Vimでいいじゃないかと。体裁整えて丁寧にドキュメントを書いたとしても、結局メンテナンスできなくなる。Excelなんかで書いたら殊更だ。ドキュメントを体裁良く作るのは、かなり技術の要る事だ。誰もがポンポンとやれる事ではない。そんな事より、テキストエディタを極める方がコーディングにも技術を応用できてお得だ。だからVimだ。大事なところだから繰り返す。Vimだ。Vim使おう。

Pythonやりたいなら事更にVimだ。それでも、どうしても文字の装飾がしたいならVS Codeを使おう。MarkDownで綺麗なドキュメントも書けるし、Pythonもガリガリ動かせる。デバックだってできる。コード補完もできる。プラグインを入れればVimのキーバインドも再現できる。Word使うよりも幸せになれると思う。

MS Officeは普段使いするには余分な機能が多くなり過ぎた。しかも、ドキュメントのファイル形式が気軽に加工できる代物ではない。グラフが欲しいなら、Pythonのライブラリでも使って画像出力すれば十分だ。ドキュメントを自動生成するにも、docxを出力するより、MarkDown形式で出力する方が手間がかからない。中身を人間が読んでも理解できる。

どうせMS Officeがあっても使いこなせないだろう。このコラムを読んでいる人の内、どれだけの人がMS Officeの使い方を勉強しただろうか。こんなもの、勉強しなくても使いこなせると、たかを括っているんじゃないだろうか。そういう人を批判するのもそろそろ飽きた。みんなでVim使って幸せになればいいじゃないか。GUIが良いならVS Codeを使えば良い。どんなOSでも動くしお金もかからない。良い事ではないか。

Pythonが動くじゃない。Pythonで動かせ!

MS Officeのクソみたいな後付けの歴史をそろそろ打ち切って欲しい。既存のOfficeにPythonを足すのではなく、PythonでOfficeを書き直しを検討したらどうだろう。GUIもあんな凝ったものでなくても良い。Microsoftも自覚しているが、タブレットの戦略は失敗した。リボンインターフェイスなんて拘る理由もなくなった。簡素なインターフェイスに刷新して、PythonでOfficeを書き直せばいいのだ。

GUIを最低限のものに絞ることで開発工数を短縮すれば、現行のOfficeよりも格安に提供できるようになるかもしれない。しかも、マルチOSで作動すれば、大きなアドバンテージになり得る。MS Officeのクソみたいな下位互換性を追求する必要は無い。割高な現行のOfficeをメンテナンスしておけば十分だ。それとは別に、Pythonで書いたエキサイティングなOfficeが使いたい。

Pytonが動くExcelじゃダメだ。Pythonと連携することを前提で設計したOfficeが使いたい。九龍城みたいに増設に増設を重ねた、現在のMS OfficeでPythonが動いたとして、今までのお作法を引きずって、凄まじくダサい書き方をしないとまともに動かないような代物だと意味が無い。Pythonを書いてる人もそうだ。Pythonを使いたいのであって、MS Officeを使いたい訳じゃない。

プログラマブルじゃない。ガチでプログラミングしたいんだよ。オマケじゃない。ガチで動かしたい。素人がチャチっこく使えるOfficeではなく、プロがガチで活用できるOfficeがいい。やたらとExcelばかり騒がれるが、WordをPythonから使えるようにすれば整形したドキュメントをプログラミングで出力できるようになる。状態の推移を記録した資料をPowerPointで動的に生成できたりもする。そういう、出力を統合できるくらいのプラットフォームになり得る可能性も秘めている。

MS Officeの進化は何十年も止まっている

MS Officeと言えば、コンピュータの黎明期からずっと似たような動きをしている。私たちの業務もそれに沿って、何十年と同じようなことを繰り返している。そろそろ新しい活用の仕方を模索しても良いのではないだろうか。お手軽に使う部分は、おおよそタブレットにそのシェアを取られた気がする。だったら、コンピュータはプロがガチで使うものに特化していく方向を目指してはどうだろうか。

もう素人にOfficeを弄らせなくていい。Google Doc使わせた方が幸せになれる。いちいちソフトを起動せずに済むので幸せになる。会計など複雑な計算は、それ用のサービスを使えばいい。もう、MS Officeの時代は終わった。極端な話だが、MS Officeをプログラムに組み込めるような仕組みを強化して、安易GUI程度に機能を切り詰めてもいいくらいだ。進化は機能を追加する事だけじゃない。省くことも進化だ。

ExcelにPython云々で騒ぐよりずっと前から、LibreOfficeはPythonで動かすことができる。しかし、その仕組みが面倒臭く、私の周りでPythonを使ってLibreOfficeを動かしている人を見た事がない。動かせたとしても、Pythonの豊富なライブラリと連携してとなると更に難易度が上がる。LibreOfficeを動かせるPythonは、LibreOfficeに内臓されているPythonだからだ。

Pythonが動くようになるのはいいが、LibreOfficeのPythonみたいになっては困る。GUIで言うなら、現在のMS Officeを超えるOfficeソフト、もしくは同等の用途で使えるソフトやサービスは色々出てきた。もう、MS Officeの独壇場ではない。過去の遺産の活用や、時代についていけない人の救済用でしかMS Officeの用途は無い。だからこそ、プログラムに組み込むことを前提とした大幅改修もありではないだろうか。

Comment(4)

コメント

匿名

pythonで組まれたら速度がうんこすぎ
そもそも全ての機能を使う必要ないしね

匿名

pythonもいいが、C#で書けるようにしてくれ

匿名

>MS Officeはくたばれ!
ほんと同意します。
代替品はあるのに、MS Officeに拘る人が一番使いこなしてなくて、下の社員が苦労してますわ。

匿名

google信者 vs MS信者

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