ITエンジニアのコミュニケーションを題材に、日々の出来事を紹介します。

コミュニケーション・マネジメントのススメ

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 みなさんこんにちは。このたび本コラムを担当させていただくことになりました、やまにょんこと山岸真人と申します。

 エンジニアライフ・コラムニストとしては初めての投稿をさせていただいております。若輩者のため文書や内容などお見苦しい点をお見せすることもあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 とご挨拶させて頂いたところですが、どうも普段書きなれた技術系のドキュメントや自分勝手なブログとはどうも勝手が違い、少し萎縮している次第です。このようなコーナーの立ち上げ当初から、こうした形で場を提供していただけたことは大変恐縮ではあるのですが、どう立ち振る舞うべきかいまいちつかみ切れておりません。そこで今回は、ご挨拶がてら、本コラムを執筆する背景からお伝えしていければ幸いです。

 皆様もなぜわたしがこのようなコラムを執筆させていただくことになったのか、少なからず興味を持っていただいているのではないかと思っております。短いコラムになりますが、リラックスしてご一読いただけましたら、光栄このうえありません。

 まず、本コラムのタイトルからご紹介したいと思います。わたしのブログをご覧いただいたことのある方の中には、わたしが管理するすべてのブログが「やまにょん@~日誌」となっていることをご存じかもしれません。この一連のタイトルの法則は、わたしのささやかなこだわりです。むしろ本題はこのコラムの内容を示すことになるであろう、「コミュニケーション・マネジメント」の部分です。タイトルづけにはいつも苦労するのですが、この小さな(と言っても今回はそれなりに長い部類のタイトルになってしまいましたが)スペースにどれだけ自分の思いを詰め込めるかは非常に大切なことだと考えています。また、その意味は、手に取るようにわからなくてはならないだろうと考えています。しかし「コミュニケーション・マネジメント」とは、一見ずいぶんと難しい意味合いにも見えてしまいます。

 実際問題、コミュニケーションという単語は非常に難しい意味を持っていると思っています。わかりにくいものはポリシーに反するのですが、実際わかりにくい話を語ろうと思っているので、それは避けては通れない道なのかもしれません。

 というわけで、わたしの考える「コミュニケーション・マネジメント」とは一体何なのか、それをご説明させていただければと思います。

 最初は簡単にお話しましょう。まず「コミュニケーション・マネジメント」という言葉をそのままにとらえていただくと、通信管理というような意味あいの造語になります。しかしわたしは、この言葉にそういったストレートな意味を持たせたかったわけではありません。もちろん「コミュニケーション」には「通信」だとか「連絡」だとかといった、なんとも無味無臭の味気ない意味合いもあるにはあるのですが、わたしにとってはそれだけにとどまらない、とても不思議な意味を持っているのです。

 たとえば普段使っている何気ない言葉のひとつひとつで、相手のモチベーションを高めたり、心地よい緊張感を与えたりすることがあります。逆に深く深く傷付けたり疲れさせてしまったりすることもあります。それはもちろん、コンピュータ言語やTCP/IPにできる芸当ではありません。ドットインパクト・プリンタが打ち出した給与明細のレター以上の何か(もちろん今月の給与明細があなたのモチベーションに与える影響は図り知れませんけれども!)が、そこにはあるわけです。

 そんなことを考えてしまうと、コミュニケーションは「通信」と言いきっておろそかにはできない、何かとても大切なものを持っているのではないかと深読みしてしまうのです。

 特にここ最近では、「コミュニケーション」という単語を多くの機会で耳にするように思えます。これは、「コミュニケーション」という言葉を使う皆さん自身、この言葉の響きにたくさんの期待感や未来志向を感じ取っているからなのではないか、と考えています。

 実際のとこころわたしが、口に出して「コミュニケーション」と発音すると、なんとも言えない響きが口から脳の中を駆け巡るのです。こうした言葉の響きこそ、「コミュニケーション」に期待を抱く原因になるのではないかな、と考えています。

 というわけで、こんなにも回りにたくさんの影響を与える「コミュニケーション」を、よりカッコよくマネジメントできれば、今ある環境や自分の未来、会社の未来までも大きく変えていける、そんな気がしてくるのです。できればこのコラムを読んでくださったあなたにも、こうした気持ちをお伝えできれば、こんなに素晴らしいことはないとおもってしまうのです。そしてこれこそが、「コミュニケーション・マネジメント」だと考えているのです。

 前置きがだいぶ長くなりましたが、すっかり「コミュニケーション」に魅了されてしまったわたしが、こんなに素晴らしい「コミュニケーション」をカッコよく「マネジメント」できれば、どんなに素晴らしいエンジニア・ライフが待っているかを想像し、それを皆さんにお伝えしていけるような、素敵なコラムを展開できればと思います。最初は簡単に身の回りで起きた出来事を中心に、それを深く掘り下げながら、その時に必要だった「コミュニケーション・マネジメント」とは何だったのか、どうすればよりポジティブな「コミュニケーション・マネジメント」ができたのか、そんな事を皆様と一緒に一緒に考えていければと考えています。

 というわけで、本日のコラムはここまでになります。次回もどうぞご期待ください。

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