吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

第169回『その一言をお客様にはっきりと申し上げるべきかどうか』

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こんにちはー。吉政創成株式会社の吉政忠志と申します。

私はキャリアカウンセラーではないのですが、独自の方法に基づくキャリアアップの経験を多く積んできたけっか、キャリア関係のコラムや講演依頼を多くいただくようになりましたので、徒然に書いていきます。

言葉って難しいです。たった一言で人を活かしたり、自分を窮地に追いやったりします。言い方一つで様々なことが変わります。発言するタイミングでも様々なことが変わっていきます。

さて、実際の現場でよくありがちなシーンをベースに自分なりの考え方をお伝えします。

<状況>

ワンマンぶりのプロジェクトリーダーに対して、改善するべきポイントがあるにも関わらず、いろいろ面倒くさくなりそうだったり、相手が意見を聞くタイプではなく、非効率な作業を延々としなくてはいけない状況。

このような状況はよくありますよね。リーダーには意見を言われて喜ぶ人とそうでない人の二種類が存在します。常にリーダーを選べる状況であればいいのですけど、なかなかそうはいきませんよね。

<良くない例>

会議などで意見を言ってくれることを喜び積極的に検討してくれるリーダーの場合は、会議で意見を言ったほうがいいでしょう。でもそうでない場合は、会議で意見を言うのは得策ではありません。ちなみに会議の場で意見を言ったほうが良いリーダーかどうかを見分けるのは、過去の前例で見極めてください。意外に存在するのは、言葉では「みんなの意見を宜しく!」といっておいて、内心嬉しくないリーダーです。誰かが意見を言ったときの目尻と口元の動きを見ると、どのようなリーダーかわかります。目尻と口元は本音が見えます。

<お勧めしたい例>

事前に文章を送付して、その後1対1のご相談が良いです。人の意見を聞くのが苦手なリーダーはプライドが高く、人の意見を最後まで聞きたくない人が多いです。よって、明文化して事前に送付して、1対1の場で口頭で相談するのが比較的良いです。明文化することで最後まで読んでもらえる確率が上がります。事前に文章を送ることで、その方は準備ができるため、1対1の場でその方のプライドを傷つける可能性が下がります。そして文章だけだとどうしても角が立つので、やはり1対1の場で相談するのが重要です。意見を言う場ではなく、相談する場という意識が重要です。人の意見を聞きたくない人は実は、頼られるのが好きです。それゆえに相談したほうが良いです。

これは相手がお客様の場合でも同じことです。意見を言わずにやり過ごすのも手ですが、業務が改善され、プロジェクトがうまくいくのであれば相談してみる価値はありです。

この文章に書かれていることは、あくまで私の私見です。実際にうまく行くかどうかは責任を持てません。ただ、私は今までこの方法でやってきてよかったですよ。是非ご参考ください。

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