筆者は1970年生まれ。先輩から、情報技術者を目指す若い方へ生きてゆくためのコラムです。

Windows 7のHDD換装は超簡単!!

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 皆さん、おはようございます。現在午前6時47分です。昨日(9月1日)まで使っていたS社のHDDからから異音が生じまして、決定的な故障になる前に使用を中止しました。で、元からあったW社のHDDに換装したのですが、これがWindows 7じゃなくて、Windows Vistaだったので、昨年2月からのパッチ当てに相当時間を食いました。あ、再起動のサインが。ではいったん落ちて……ああ、めんどくせー。

 結局、Vistaのパッチ当ては90個近くにのぼりまして、最終の音楽と、プラネックスのブルートゥースデバイスを設定し終わるころには、午後2時をまわっていた、という感じです。

■プログラム動作用に使えなくなったHDDはデータ用に

 発注し、新規に到着したHDDは、W社の500GBになります。いま使っているのも、W社の350GBなので、非常に動作音が静かです。カリカリいうのがありません。もうS社はこりました。最初はファームウェアの不具合。今度はアームと磁気ヘッド(だと思う)で、シーク時に異音が生じているので、データが無事なうちに、使用を中止しました。

 僕のCeleron Dのふるーいデスクトップ、むりやりWindows 7にしてあります。逆に Vistaより動作が軽かったりします。そいでもって、今日やった作業は、

(1)元からある購入時のHDDを、購入時の状態に戻す

(2)故障しつつあったHDDからデータを吸いだし、新HDDに移す

(3)故障しつつあったHDDにクレイドルをかぶせて、にわか外付けドライブにする

(4)新品のHDDにチェックディスクをかけ、安全であることが証明される

(5)外付けB社のHDDが痛んでいるので、にわか外付けドライブにコピー

<翌日まで放置>

(6)外付けB社のHDDをフォーマット&チェックディスクする

(7)データをにわか外付けドライブから移動、にわかからは削除

<翌日まで放置>

(8)にわかHDDのバッドクラスタを減じるために、チェックディスクをかける

(9)おまけに、既存のドライブと混同しないように、ドライブレターを変える

Hdd
プログラム動作用には使えなくても、外付けデータストレージには使えます
ちなみに、上記のHDDは古いもので、うち4.85GBは、バッドクラスタ部分です

 上記プロパティは、外付けに改造したHDD(もとOS入り)のハードディスクです。460GBのデータストレージとして使えるのならば、こんなにいいことはありません。捨てるに忍びないので、クレイドルに入れて、USB2.0接続で使います。もっとも、ヘッドがいかれたらどうしようもないので、様子を見ながらですが。

 放置プレイ(?)を行うのは、別室にある、ちいさなネットブックAcer Aspire Oneでして、これに作業を任せると、ふるーいこのマシンの負荷が減り、負荷分散になるという案配です。放置する部屋は、冷房29℃で放置します。確か40~50℃が、電子部品の耐熱の上限だった気がするので、お亡くなりにならないようにかるーく冷房をかけておきます。

■Windows 7では標準添付のバックアップツール

 また、本体の方ですが、これは以下の段取りを踏みました。

(1)壊れかけのHDDを本体に付けておく

(2)スタートボタン→すべてのプログラム→メンテナンス→バックアップと復元をクリック

(3)ウィザード通りに進む(外付けHDDと、1枚のCD-Rを事前に用意する必要あり)

(4)HDDを換装して、新しいHDDを本体に入れ、前述のCD-Rからブートする

(5)ウィザード通りに進む(フォーマットも自動でなされる)

(6)元通りの環境になりました

 というわけで、懸念されたHDDのデータがおじゃんになることはなくなり、Windows 7専用のバックアップツール(システムイメージの作成&システム修復ディスク)で事なきを得ました。ありがとう、WIndows 7!! 助かったよ、Windows 7!!

 ちなみに、Windows XP SP3でドライブレターを変えても、7ではファイルシステムの違いで認識されないので、あらためて7側で設定し直してください。コンピュータを右クリック→管理→記憶域→ローカルディスクの管理(スナップイン)。

■バッドクラスタが生じたHDDは、5年保証で助かりました

 OSがブートしづらいぐらいにまで破損しかけたS社のHDDでしたが、販売代理店で聞いたところ、無償交換していただけるらしいです。いま、その到着を待っているところです。でも本当は、5年保証よりも、5年使っても壊れないHDDの方がうれしいんですけどもね(苦笑)。

 (クラッシュを耳で聞いて事前に防げたのが良かったです)

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