筆者は1970年生まれ。先輩から、情報技術者を目指す若い方へ生きてゆくためのコラムです。

東北地方太平洋沖地震

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 3月11日(金)に発生しました三陸沖を震源とする東日本大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。

 関東・甲信越・東北地方の皆様におかれましては、このたびの地震や津波などで甚大な被害をこうむられ、謹んで心よりお見舞い申し上げます。特に千葉県を含めた関東地方は、第2の故郷と言っても差し支えない場所であり、遠く関西より皆様の無事をお祈りするものであります。

 ここは、記事が予約配信でして、地震当日がたこ焼きや、武庫之荘バルの記事になりまして、発信した者としても「あちゃー」と思った次第です。地震。こればかりは予測がつかず、予約配信によって、気分を害された方々には、心よりお詫び申し上げます。

 16年前、阪神大震災(自分の記事)を経験した者としては、落ち着けオレ、落ち着けオレ、と言い聞かせながら、街が壊滅だ、原発で被曝だ、体育館に安置されている遺体だ、リーマンショック以来の相場下落だ、などと報道される度に、複雑な気持ちになるのです。

 NHK大阪・NHK神戸「リエゾン被災人」 http://www.nhk.or.jp/hisaito/

 できること。東京電力のホームページにアクセスして、メールやツイート、それからファクシミリで関東地方の親類縁者に計画停電のスケジュールと地域の情報を送ったことです。また、NHKラジオニュースで、緊急地震速報が流れる度に、都度ツイートしたということです。

 関西にいても、本気で心配していれば、疲れるぐらいですから、当事者の皆様におかれましては、相当のストレス、疲労感というのが感じられるかと思います。なお、母校の高校では、今日現在、内房線・外房線・京葉線が不通なので、学校はお休み、だそうです。

 ちょうどこれを書いている日(3月15日)の晩に、メンタルクリニックに通院しました。「神戸を思い出してつらいのです」と言うと、院長先生が「最近、そういう人多いですよ、本当に」と言われました。それにしても、神戸には津波も原発もなかったのですから、マグニチュード9.0の厳しさは、いかほどのものか。

 また、僕は一時PTSDを発症しました。「兵庫県 こころのケアセンター」に相談したところ、次のポイントを伺いました。

  1. ここは安全だ、今は揺れてない、揺れてないんだ、と暗示をかける
  2. 報道やニュースからできるだけ遠ざかる
  3. メンタルクリニックでカウンセリングを行う

 そういうことが必要らしいです。まあ、これは神戸の場合で、現在進行形なのでまた違った治療があるのかも知れませんが……。

 周波数変換で、電力量の融通に限度がある近畿ですが、どうか無事に生きてください、と祈ることしか、為す術がないのです。

 (ラジオニュースを、背筋を正して聴いています)

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