日本語という言語を極めたい

2011/06/25 14:00:00

 どうも、デビュー前の作者です。35歳になる前に、もっともっと社内SEになる勉強をしておくべきだったのですが、時既に遅し、同じような事を考える同世代の対抗馬が多すぎた。

 さて、ライトノベル。何と、今年の電撃大賞では、約5800作が編集部に届いたそうです。これでは下読みをするのにも苦労しますね。つまり、5800分の1で、大賞が決まるのです。ラノベデビューも、難しくなってしまいました。

 僕が応募した、講談社ラノベ文庫新人賞では、1109作が編集部に届いたそうです。下読みしづらい原稿を送ってしまって、ああ、しまったー、と嘆くばかりです。今となっては。佳作でも奇跡に近いですね。

 田所稲造、41歳になる前に、拙作「紅葉野日記」を書いて送りました。これ、バインダークリップとレターパック500に収めるの、苦労するんですから。紙に空気を吹き込んで、何とか紙を束ねる。140枚前後が、物理的で、事実上の限界ですね。

 おかげさまで、キヤノンのLBP-3100は、インジケーターが壊れるなどの故障に見舞われ、いまだに家に帰って来ません(まあ、インクジェットはあるのですが)。予備機を買おうにもお金がない。いやあ、一作品で、校正用紙も含めて、2000枚の紙(ゲラ)が飛んでゆくのですから、レーザープリンタは必須ですね。苦しいけど、一番安い通販(NTT-Xストア)で、9800円で買いました、予備機を。

 よろしければ、こちらをご覧下さい。http://p.booklog.jp/users/inazotaddy/

 読書→プロット→執筆→校正→送付→読書……という流れはエンドレスでして、また、プロデビューしてからの売りになるようなとっておきの作品は置いといて、ひたすらこのプロセスを繰り返します。

 プログラム言語もそうでしょうが、日本語でバグを出すわけにはいかず、大変に神経を遣います。また、レーベル毎に、求めているターゲットが違うわけです。ティーンの少女向け、ティーンの少年向け、大人向け……いろいろですね。レーベルのカラーを知らないと、せっかく書いたのに不採用、ということもままあります。

 執筆は孤独な作業です。小説は知れば知るほど、奥が深いです。あと、貧困に耐えなければなりません。孤独に耐えるチカラと、深みにはまらないチカラ、貧困に負けないチカラが必要です。

 しかしながら、僕は新しい地平を見たような気がします。ここ20年間、情報技術というくくりだけで職を選び、いいように中小企業に遊ばれて……という繰り返しはもうこりごりです。自分が得意とするのは日本語なので、それを極めたい。そして、これまで情報技術という狭い井戸の中で見上げていた空が、文筆業を選んだ段階で、クリアに拡がりました。新しい地平……例えば、業界人ぶらず、カタカナ言葉に振り回されることもなく、休みたい時に休み、書きたい時に書く、という自由を獲得したのです。

 それでも、職業作家になったら、作品を量産しなければならない楽しい苦しみに耐えていかなければなりませんし、アイデアの枯渇が死を招くかも知れません。それは大げさにせよ、作家生命の終わりを覚悟しなければなりません。

 15歳の頃、目指したかったものは「マルチプル・クリエイター」。初心に帰って、がんばりたいと思います。僕のフリーエージェント先は、まず、ライトノベル作家ということ。これに尽きますね。むむむ、デビューしなければ。

※追伸※
 ふと入ったユニクロで、エヴァTシャツを買いました。アスカ・ラングレーですね。

P1000123

 あまりにもデザインが良いので、もう一枚追加発注しました。ではでは~。

(決して、インターネット芸人というわけではありません)

呼吸をするように、自然にものが書けるのがプロ

2011/05/14 14:00:00

 どうも、お久しぶりです。どうにかこうにか、起承転結のあるお話を一個書き終え、さて、次はどうすっかなあ、と考えている一介の貧乏人です。

■呼吸をするように、自然にものが書けるのがプロ

 先日、大阪で、東京の旧知のシナリオライターさんとお会いしまして、どちらも照れ屋さんなので、余り突っ込んだお話はできなかったのですが、まあ、ラブでプラスなゲームのシナリオの一部を担当された方なのですが、その方がおっしゃるには「呼吸をするように、自然にものが書けるのがプロ」とおっしゃっていたことを思い出します。

 これは、ある一定の境地に達した人でなければわからないと思うのですが、なまじっか、文学をかじっていると、煮込みが足りない大根のような、くさいうんちくを傾けたくなるものですが、達観されておられると、逆に、世の中に対して謙虚になるようで、大きな仕事をした人ほど、きさくで、大所高所から物事を見ることができると感じました。すっかり煮込まれた大根のように、味わいと深みが出て、くさい話はしたがらないものです。

 こんな貧乏なわたくしに、そのシナリオライターさんは、僕に……目方で言うと、8.5キログラム相当のラノベの文庫本を恵んでくださいました。勉強せえよ、ということですかね。事実、そのシナリオライターさんは、大学を卒業して、僕とほぼ同い年にもなるのに、日本脚本家連盟のシナリオスクールに時々足を運ばれます。また、蔵書が豊富な、国立国会図書館に出かけられて、資料の収集に当たられます。

 前述の池上彰さんではないですが、ふんぞり返って出世したという高級官僚がいないのと同じように、人間、謙虚に、まだまだだ、まだまだなんだと思っていないと、これはまずいかも知れませんね。新渡戸稲造さんがおっしゃっていたのは、盆栽の松になるな、大樹になれ、という意味のことを、確か「修身」の著作の中でおっしゃっていたようです。盆栽の松とは、狭い世間でねじ曲がって、ひねくれて育つ小さな松のこと。同じ松でも、でっかい松の木は、広い世間を見渡して、まだまだだ、まだまだなんだ、と成長をやめないそうです。

■呼吸をするように、プログラムを書けてこそプロ

 僕は一時期、ある小さなプログラム受託開発会社に籍を置いていた時期があったのですが、すばらしいJava使いさんに会ったことがありました。Kさんという人なのですが、普段はとってもきさくで、後輩思いで、やさしい人なんですが、プログラマとしてはきわめて優秀な人で、チームリーダーを務めるぐらいの方でした。2000年当時ですから、まだそんなにJavaで開発するということは、あったのでしょうが、あまり一般的ではなかったように思います。

 そのKさんは、まだ一般にオブジェクト指向が世間に知られていなかった頃からのJava使いさんで、受託先で仕事を真っ先に片付け、他の言語のチームの助っ人までなされていた、余裕すら感じられる、すごい人でした。しかし、決して威張らず、それこそ呼吸をするように、プログラム言語を扱っていた人でした。本当に凄い人は、前述のように、ふんぞり返らず、常に謙虚で、世間を広く生きて、なおかつ仕事もする。プログラマになるにはもう遅すぎるけれども、ああいう懐の広い人に、僕はなりたいものです。

■職業、職域は、社会的機能に過ぎない

 世間は広いし、いろいろな考えの人がいて、いろいろな身分階層に住み、いろいろな境遇があり、仕事というか、生きるためのやり方は、顔のかたちの数だけ、人の数だけあると思うのです。理想型なんて、きっとないものだと思います。気がついたらこうなっていた。生きてたらこうなっていた、といった、偶然も作用するかも知れません。

 今の不平不満を嘆いているうちに、もっと劣悪な境遇に陥るかもしれませんし、不平不満がいつの間にか取れていた、ということもあるかと思います。落とし穴を掘ったつもりが自分で落ちていたり、良いことをしていると、いつの間にか誰かが助けてくれたり。そんな風にして因果応報があり、チャンスのはずがピンチになったり、ピンチのつもりがチャンスだったりするのでしょう。

 僕は、DTPはやったことはありますが、物書きとしては見習い同然です。努力はしますが、果たしてこの目論見がうまく行くかどうかの保証もありません。ここ二十年、情報技術業界周辺を転々として、ただひとつ、得られたものは、謙虚な人ほど他人の上を行くのだということ。これだけです。そして、職業というか、職域というものは、広い世の中にある、ひとつのファンクションに過ぎないことです。情報技術だって例外ではありません。ひとつのファンクションに過ぎないのです。言い換えれば機能。小説も情報技術も、ひとつの社会的機能に過ぎないのだろう、と僕は思います。

■自然体でものが書けるようになれたらいいな

 というわけで、少々理屈っぽくなってしまいましたが、僕の小説、まだまだ他人様にお見せするには、年甲斐もなく稚拙な文体で、申し訳ないです。修行はこれからも続くと思います。どこにもない物語を書いてゆく。オリジナリティだけは誰にも負けないと思っていますので(なにせこんな経歴ですから)、やがては自然体でものが書けるような境地に達することが出来ればいいな、と思っています。人生80年。めざせ新人賞。ではまた。

(ここの更新がないときは、一太郎と向き合っているはずです)

マイクロソフト スマートビジネスセンター 景品当選!!

2011/04/23 14:00:00

 えー、いつのことだか、思い出せないぐらい……確か、今年の1月か、2月ぐらいだったのですが、マイクロソフト スマートビジネスセンターでアンケートがあって、何の気なしに、ありのままをお答えしたのです。で、今日(4月16日)午後5時に、宅配便が。おかしいな、何も注文してないのに、変だな、怪しいな、と扉を開けたら、なんと西濃運輸さん。

 マイクロソフト スマートビジネスセンター
 http://www.microsoft.com/business/smb/ja-jp/default.mspx

P1000115_3

 一見、何の変哲もない段ボール箱。しかし、送り主がいつもと違っていた。「日本マイクロソフト株式会社」という……。ええっ! まさか、もしかして、何か当たった!?

 スマートビジネスセンターの景品であることに気付いた。なんと、1等賞ですよ。640GB(正味596GB)のHDDですよ。えらいこっちゃですよ。前の会社でも、こんなに大きなストレージは支給されなかったから、サポートで大失敗しちゃったんですが。もしあの時ストレージがあれば、あんな惨めな思いはしなくて済んでいた。

P1000116

 中堅中小企業向け、お客様総合サイト、の懸賞に応募したら、忘れた頃に1等賞ですよ。これも、天の神様が、地元中小企業のパソコンの設定に、ほぼ手弁当でがんばる田所にくれた慈悲だと思います。すげー! やったー!!

 というわけで、会社辞めてもくじけへんぞ、というわけで、現在に至ります。さて、バックアップに使って……あとは何に使おうかな……。妄想は膨らむ一方であります。トルネがあれば、それに使えるそうですが、プレステ3も買えないのに、トルネは……。

 ありがとう、マイクロソフトさん! お礼のメールを差し上げたのは、言うまでもありません。たとえ下層でも、マイクロソフト パートナープログラムの一員ですからね。中小企業の皆さん! マイクロソフト スマートビジネスセンターを利活用しましょう。

 (そして、パソコンの設定は、基本ボランティアですからねー)

SPAMはSPAMであってspamにあらず

2011/04/02 14:00:00

 ネット上には、スパムメールというものがある、ということは、情報技術者はほとんどが知っています。では、そもそもスパムメールの「スパム」って何? ということに、情報技術者はあまり知らないのではないでしょうか。

 僕は今年になって初めて知ったのですが、アメリカには「スパム」という名のランチョンミートがあるということを……。

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 ホーメルフーズ/SPAMランチョンミート http://www.spam-jp.com/ なお、CMでは「焼くなり煮るなり好きにして」ということらしいです。

 沖縄やハワイに行ったギークでマニアな人々には、このSPAMの味が忘れられないそうです。僕は、随分前に沖縄へ社員旅行で行ったのですが、ジモティーが食べるこのSPAMランチョンミートは知らなかったです。沖縄の県民食にもなっていて、もともとは、米軍が持ち込んだとされています。料理としては、チャンプルーか何かにも混ざっている場合があるそうです。また、薄く切ってスパム寿司というのもアリだそうです。

 ホーメルフーズでは、スパムメールを、小文字で表記するよう推奨しています。「spamメール」と書けと。で、ランチョンミートの方は、大文字で「SPAMランチョンミート」と表記するよう推奨しています。なかなかややこしい。

 元を正せば、アメリカのコメディアンが、スパムランチョンミートしかないお店の給仕で、お客様にメニューを「スパムと、スパム、スパム……」と際限なく言う古典的なギャグから生まれた皮肉の一種だそうです。また、冷戦下、西ベルリンに唯一空輸された肉類ということで、「飽き飽きする食べ物」という暗喩を含んでいるそうです。

 なので、これからは、SPAMランチョンミートと、spamメールをごっちゃにしないようにしましょう。飽き飽きするメール、それがspamメールだそうです。弁えて使いましょう。

 (いま、ホーメルフーズに怒られないか、ヒヤヒヤしています)

※2011年4月8日追記:

 その後、Twitterで"SPAM"の記事に間違いがあるというご指摘を受けました。アメリカのコメディアンではなく、英国の「モンティー・パイソン」という番組の1シーンであることが分かりました。お詫びして訂正します。

東北地方太平洋沖地震

2011/03/26 14:00:00

 3月11日(金)に発生しました三陸沖を震源とする東日本大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。

 関東・甲信越・東北地方の皆様におかれましては、このたびの地震や津波などで甚大な被害をこうむられ、謹んで心よりお見舞い申し上げます。特に千葉県を含めた関東地方は、第2の故郷と言っても差し支えない場所であり、遠く関西より皆様の無事をお祈りするものであります。

 ここは、記事が予約配信でして、地震当日がたこ焼きや、武庫之荘バルの記事になりまして、発信した者としても「あちゃー」と思った次第です。地震。こればかりは予測がつかず、予約配信によって、気分を害された方々には、心よりお詫び申し上げます。

 16年前、阪神大震災(自分の記事)を経験した者としては、落ち着けオレ、落ち着けオレ、と言い聞かせながら、街が壊滅だ、原発で被曝だ、体育館に安置されている遺体だ、リーマンショック以来の相場下落だ、などと報道される度に、複雑な気持ちになるのです。

 NHK大阪・NHK神戸「リエゾン被災人」 http://www.nhk.or.jp/hisaito/

 できること。東京電力のホームページにアクセスして、メールやツイート、それからファクシミリで関東地方の親類縁者に計画停電のスケジュールと地域の情報を送ったことです。また、NHKラジオニュースで、緊急地震速報が流れる度に、都度ツイートしたということです。

 関西にいても、本気で心配していれば、疲れるぐらいですから、当事者の皆様におかれましては、相当のストレス、疲労感というのが感じられるかと思います。なお、母校の高校では、今日現在、内房線・外房線・京葉線が不通なので、学校はお休み、だそうです。

 ちょうどこれを書いている日(3月15日)の晩に、メンタルクリニックに通院しました。「神戸を思い出してつらいのです」と言うと、院長先生が「最近、そういう人多いですよ、本当に」と言われました。それにしても、神戸には津波も原発もなかったのですから、マグニチュード9.0の厳しさは、いかほどのものか。

 また、僕は一時PTSDを発症しました。「兵庫県 こころのケアセンター」に相談したところ、次のポイントを伺いました。

  1. ここは安全だ、今は揺れてない、揺れてないんだ、と暗示をかける
  2. 報道やニュースからできるだけ遠ざかる
  3. メンタルクリニックでカウンセリングを行う

 そういうことが必要らしいです。まあ、これは神戸の場合で、現在進行形なのでまた違った治療があるのかも知れませんが……。

 周波数変換で、電力量の融通に限度がある近畿ですが、どうか無事に生きてください、と祈ることしか、為す術がないのです。

 (ラジオニュースを、背筋を正して聴いています)

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コラムニスト プロフィール

田所憲雄
千葉県立千葉工業高等学校情報技術科→兵庫県立青雲高等学校→ポリテクセンター兵庫→放送大学(ベンチャー企業論)を経て、インフラ系システムエンジニア。大阪商工会議所個人特別会員(~2009年度)、尼崎商工会議所個人特別会員(2010年度)。

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