お気楽“IT系女子”の日常を徒然と綴ります。

“アラサー”IT系女子のレジェンド

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 こんにちは。後3カ月ほどで30歳。そろそろ、「若白髪」から「若」が取れて、「本気(?)白髪」になろうとしている組長であります😭。

 さて、予告通り、今回は入社10周年記念行事(?)の一環として、自分の傍若無人レジェンドを選りすぐって、書けるレベルのものを(笑)ご紹介します。心の広い、温和な(&女の子には優しい)上司達に恵まれたおかげで乗り切って来られた社会人生活に乾杯!

■新人ヘルプデスク時代

 そもそも、もともとは本当に「傍若無人」で、「KY=空気読めない、読まない」な性格なんです。しかも、 「立ってる者は親でも、上司でも、誰でも使え」なもんで、「あ、**課長! すいません、ついでにそこのハサミも取って下さいっ」とか、しょっちゅう平気で言っていた新人ヘルプデスク時代……。

 先輩や上司と昼食へ。「ハンバーグ1口下さーい」と言って、もらったり、お弁当の具を交換するのは日常茶飯事。まさに、「同じ釜の飯を食う」間柄(笑)。当時のチームは、自社側もお客様側も、本当に心の広い方々で、無言でじーっと見ていると、「食うけ?」と、お皿を差し出して下さったり……。わたしはコ●ラックマか!(笑)。

■R25時代

 飲み会の席で自社の某部長に対し、「**部長~、早く偉くなってくださいよぉー」と、大胆発言。「なんて失礼な! 部長だぞ! すでに偉いじゃないか!!😅」と、一気に凍りつく空気!! 特に、当時の上司だった課長と係長の、驚きと怒りに満ちた、殺気あふれる顔は今でも忘れられません。彼らの顔にはくっきりと、「お前、殺すぞ」って書いてありました(笑)。

 が、当の部長は、「おぉ、組長! よくぞ言うてくれたっ!! 俺も、自分がもっと上に行かなアカンと思ってたんや! 組長のためにも頑張るでー😃」と、満面の笑みでご満悦。大失言なのか、そうでないのか判断が付かず、戸惑う同席者たち。

 そもそも、天然キャラで何でも物怖じせず話すわたしを気に入って下さり、何かと面倒を見てくださっていた部長。この会話を交わす数日前、わたしたちは会社の未来や、社員への利益還元について、熱く語り合っていたのです。某刑事ドラマみたいですが、部長は出世して会社と社員のために頑張り、わたしは現場で頑張る、みたいな話をしていたのでした。

 なので、部長にとっては、さほど失礼な発言ではないのですが、そのことを知らない周囲の人は、大慌て。幸い、部長がフォローして下さったおかげで、バカな社員の大失言ではないことが分かり、全員安堵。飲み会は楽しく続くのでした……。

■アラサー(現在)

 ある現場に、猪突猛進なAさんがおられ、わたしの現場にいるBさんに、業務関連でよく電話してきます。しかも、「この時間帯は必ず休憩に行ってる」と、分かっているはずの時間帯に。Bさんは、どうもAさんが苦手なようで、何か困ることがあっても言いにくいとのこと。Aさんに振り回され気味のBさんが気の毒になったわたしは、ある日とうとう……

Aさん「お疲れ様です。Aです。Bさん、いる?」

組長「…………。あのー、ご存知かと思いますが、この時間帯はいつも休憩に行かれてるんで、いらっしゃらないんですけどー」

Aさん「あ、え、あのっ。あ、すいませんっ! 😅休憩が終わる頃に掛け直しますっ!!」

 突然のことに思いっきり戸惑うAさん。これ以降、休憩時間を考慮して電話を掛けて来られるようになりました。また、別の日に現場で、「Aさんは、ちょっと天然な感じの人だが、血液型は何だろう」という話題になりました。Bさんが聞いて下さるはずでしたが、いつまで経っても聞いてくれないので、ある日とうとう……、

組長「お疲れ様です。組長です。Aさん、今ちょっとお時間大丈夫ですか?」

Aさん(かなり警戒気味)「は、はい。何でしょうか。😅」

組長「Aさんって、血液型は何ですかっ?」

Aさん(即答)「A型です。」

 はい、わざわざ電話掛けました(笑)。しかも、業務中に(!)。そして、絶対にB型だと予想していたわたし&O型だと予想していたBさんは驚愕!

組長「えぇっ! A型なんですかっ!? 😱……じゃ、ちなみにご両親は……?」

Aさん(ちょっと余裕)「ウチ、A型一家なんですよー。」

 えぇっ!? 一族郎党A型なのぉっ!? と、更に驚愕するBさんとわたし。さらに突っ込んでみた。

組長「じゃあ、奥さんとお子さんもA型なんですね?」

Aさん「や、嫁だけO型なんですよ。」

 わたしもそうですが、大雑把なO型は、きちんとしたA型に囲まれると辛いんです(笑)。ただの俗説に基づく偏見かもしれませんが。奥さん、大変だろうなぁ……。

 その後、つまらない質問に答えてくださったAさんにお礼を言い、しばし血液型トークで盛り上がった後、電話を切りました。……と、ここでわたしの現場での、お客様側の上司C係長が登場。Aさんのこともご存じです。

組長「あの、C係長。突然ですが、ウチのAって、血液型は何だと思われますか?」

係長「んー? きっちりした人だから、A型じゃないかなぁ?」

 さすが、C係長ー! 眼力が違います。その後、Bさんも巻き込みC係長としばし歓談。少しだけ、C係長と親しくなれたように感じました。……いや、どうだろう。AB型のC係長だから本当のところは……(笑)。

 その後、わたしがAさんの現場へ異動する話が出たとき、Bさんは「わたしがAさんの現場の雰囲気を良い意味でかき回して、新しい風を吹き込んでくれるのではないかと期待している」、と打ち明けて下さいました。

 その際、「組長さんは、自分では『わたし、KYです』って言ってるけど、人と状況を見て行動しているから、ただ単に傍若無人なだけの奴、というわけではない。空気が読める人だと思う」と、言っていただきました。もしかしたら、微妙に嫌味だったのかもしれませんが(!)、褒めていただいた、と思うことにしました。でも、やっぱり、基本的には傍若無人な奴だと思われていた、ということですかね(笑)。

 この件があったので、コラムを書く際に思い出して、キャッチフレーズは『空気を読む傍若無人』ということにしたのでした。

 でも、そろそろ、こういうキャラは卒業して、1日も早く「昔は、とんでもないキャラだったけど、組長も立派になったなぁ」と、上司に安心していただかないと! もう、いい歳なので、そろそろキャラ設定を見直そうと思います(笑)。そして、自分のキャラ設定が有効に作用しているか、常に自分を客観視することを忘れずにいたいと思います。

■以下、蛇足

 コラムでキャッチフレーズを考えたときの、次点候補を列挙致します。

 「KY=空気読まない」 

 わたし、実は読もうと思えば、それなりに空気は読めるんです! むしろ、必要以上に読めます(ホントか?)。でも、いちいち空気を読むのって、しんどくて疲れませんか? だから、敢えて空気を「読まない」ことにしてるんです。もし良かったら、皆さんがわたしの空気を読んでくださいませんでしょうか? という、スタンスで存在しているのです。良いのか、社会人なのに……(笑)。

 「ビバ!鈍感力」

 常識の範囲であれば、ガミガミ説教されても立ち直り早いです。女の園も、紅一点も経験しましたし、子供の頃から母の説教で慣れてるので、良くも悪くも堪えないんです。遠まわしな表現だった場合、嫌味を言われたことにすら気付きません。気付いても、大して気にしませんが(爆)。この辺りは、本来の意味での「KY」なのかもしれません。

  基本的に協調性がなく、「なあなあ」が嫌いなタイプなので、敢えて皆が言いにくいことを言う「アウトロー路線」とか、愛想は悪くないのに、どことなく近寄りがたい「不思議ちゃん系」な設定を選択する傾向にあります。とりあえず、昔からどこ行っても微妙に浮く人です、わたし(笑)。 そいうところも、一度考え直そうかな……。

Comment(4)

コメント

インドリ

おお、そういう経緯でしたか。
鈍感力は大事ですよね♪

組長

インドリさま

コメントありがとうございます。意外と面白がってもらえたキャッチフレーズが、立派にネタとなりました。コメントを下さる皆さんのおかげですー!

良い意味での鈍感力は非常に大切ですよね。世の中、いちいち気にしてたらやって行けないし。爆

ただし、周りの人も「良い意味で」での鈍感力と思って下さってるかどうか、何気に観察することも大切ですが・・・。

僕は、小学校の時「落ち着きがない」と、通知表に書かれました。
そして、中学校の時、友人から「自己顕示欲の塊」とゆわれました。
30歳ですか。僕は来年40歳です。お兄ちゃんもがんばんなきゃな。
とりあえず、首都圏の親類縁者すべてにホームステイ願いを出しました。
もちろん、就活です(泣)。んだば。

組長

稲造さん

こんばんは。コメントありがとうございます。

私も赤ちゃんの頃から落ち着きのない子でして。笑
そして、協調性がない子でした。爆

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