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【69】エンジニアはなぜ口下手なのか?

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こんにちは、手塚規雄です。

エンジニアには自分が口下手だと思っている人が多い。または人前に立って話すのが苦手な人が多い。なんでこんな人が多いのか考えてみました。

 

エンジニアは人と話さない仕事なのか?

みなさんはエンジニアが人と話す必要のない仕事だと言われた事はありませんか?または他業種の方にこんなイメージを持たれた事はありませんか?でも実際には打ち合わせもあるし、人と話しながら仕事する事ばかりです。日々そんな状況で働いているのにエンジニアは無口とか何考えているのかわからないなどのイメージがどうしても離れません。

その原因はどこからくるのでしょうか?

 

話すけど自己主張が少ない

エンジニア同士だと自己主張も多いのですが、エンジニア以外の人と話すときには自己主張が少なくなります。仕事の場合、まずは立場の問題があります。お金を払っているユーザーさんにはどうしても自己主張というか歯向かいにくい。次に技術的な話をしても理解されないから、相手に対して理解を求めようとする事を諦めてしまっている。だから会話が受け身になっている。

3つ目は人によりますが、友達が少ないが関わりが深い人が多いため。狭く深い人間関係を築いている人の場合は言葉少なめでも相手が慣れてしまっているため、コミュニケーションが成り立ちます。これは自分の家族との会話を思い出せばわかると思います。

これらの要素が自己主張や自己表現をする機会が減っているために慣れていない。だから自己主張が少なくなってしまいます。

 

会話におけるダメな特徴

口下手な人は何かしら話す時に相手に理解されにくい特徴があります。話す内容、話し方、言葉選びなど色々な要因がありますが人によって違います。

私の場合、論理的に説明や解説する場合に雑だと言われた事があります。何かを順序立てて説明する時に省略したり、一足飛びにしてしまうので雑になってしまう。例えばA→B→Cと話すべきところを、A→BとB→Cは誰にでもわかってもらえるからA→Cと説明してしまう。

実際に話の内容を聞いている側からすれば、こういう説明のされ方をされるとかなり意味不明です。自分で自分の言葉を聞き返すことで自覚することができました。それ以降は少しずつ気にするようにしてきました。まだ完全に強制できていませんが少しずつでも直そうとするのが大事です。

口下手な人は人と話す時にダメな特徴は具体的に何なのかを知ることで少しずつ直せるようになってきます。

 

そもそも口下手を直す気がない

口下手について色々説明してみましたが、最も多いのが自覚もしているけど困らないので直す気がない人です。自分自身は特に困る事はないから口下手のままでいいやの人がエンジニアに多い気がします。もしくは諦めてしまっている人。別にそれは個人の自由です。こんな風に締めてもいいのですが、この話題ではそうもいきません。

 

こんな人が多いからエンジニアは誤解されたまま今のような地位、状態になってしまっているのではないのか?自分たちの立場を理解して、どんどん自己主張していかない限り、エンジニアの未来はいつまで経っても暗いまま。なぜなら自己主張しないと改善できるものも改善できません。

口下手というのはどうしても不利です。そして口下手は改善できる。こういうスキルも身につけていくのはものすごく地味ですが、大事なことですよ。

Comment(5)

コメント

ハリコフ

正直、癇に障る記事でした。
多少の努力で改善できるのであれば誰も苦労しませんよ。

改善できる?記事中で言っているのは、ただの話術では?

内向的な人間の性質が理解できているとは思えないし、あなた自身が理解しようとも思っていないのが文面から読み取れます。

人間には適正というものがあります。確かに努力すれば、口下手もある程度は改善できるでしょう。しかし、その改善度には個人差(天性の才能)が大きくものをいいます。

適性の無い分野で成果を出そうとすると、膨大な労力が必要です。そして日常的に業務を持っている人間が、自身のスキルアップに割ける時間は有限です。その貴重な時間を割いていいのですか?それで口下手が改善したとして、その時に肝心の技術面のスキルはどうなっていますか?

あなたの方法で出来上がる人間は、何でも適度に出来るけど、各分野の深奥に届かない十把一絡げの幾らでも替えのきく只の人ではないでしょうか?

もちろん、口下手なのはとても不利なので、可能な範囲で改善するに越したことはないと思いますが、それが難しい人間も確実に存在します。

そういう人間が人並か、それ以上に評価されるには、自分の適性に合った分野に全能力を注ぎ込んで結果を出すしかないのです。その辺り、どのように考えているんでしょうか?

kuma

手塚さんの意見に概ね同意です。
エンジニアにとって技術が最優先ではありますが、それ以外の能力(今回では説明や解説の能力)も一定水準以上は必要だと思います。
(一定水準とはどこまでを指すか、というのはありますが。私としては自社営業職に理解してもらえる程度、でしょうか)
反対に、システムの営業職に技術面を一定水準以上知っていて欲しいとも思いますがw
ちなみに私も口べたなので、よく打合せ中に裏紙に絵を書いたりホワイトボード使ったりと試行錯誤してます。

クラマン

この記事は、”話術をスキルアップしなさい”とは言ってなく、”相手に伝える意識を変えなさい”と言っています。

仲間内では話せるのに、それ以外の人とは話せない・話したがらない。
その違いは何か?、が原因だと言うことです。
仲間内では10のことを3言えば理解して貰えるけど、それ以外の人には10のことを7~8説明しないと判って貰えない。
それを億劫もしくは、説明が必要なことに気付いていない状態が、コミュニケーションに支障をきたすのだと、私も思います。
口下手なら、文章で伝える。
文章が稚拙なら、イメージ(絵や図)や身振り手振りを使ってでも伝える。
伝えなければ、評価して貰えません。

まずは、「相手に伝える必要性」を正しく認識することが先決ですよね。
スキルアップはその先の話です。

ばしくし

省略するから分からない?
逆に、省略できる人がうらやましいです。

自分なんか、いっつも一からしゃべっちゃうから、クドいとか話が長いとかそんなこと聞いてねーとか言ってウザがられます。

まあ、企画の人でも『はやく表示して欲しい』とか言う人はいますが
それはtiming的にearlyのことなのか、speed的にrapidのことなのか、口頭ではどっちかわからなかったりします。

ポイントを突いて、端的に省略できる人って、頭いいんでしょうな。どうやったらそうなれるんでしょうね。

20~30文字にまとめて適切に表現できるスキル、うらやましいです。
そういう人は、ネスペとかセキュスペとかプロマネとかサビマネとかアーキテクトなんて、無勉で難なく受かれそうですよね。

裏山。

匿名

口下手は遺伝と環境によるものですから努力では治りません。

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