@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

hogeを捨ててmogoを取れ! メタ構文変数考察

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。ここでは、編集部がおすすめするコラムを取り上げよう。また、カナダからコラムを投稿してくれる新規コラムニストを紹介する。

  • ほげほげ考察、ぽうぽう反論、もごもご提唱
  • 1分で分かる身の危険
  • インド人の名前 New!

次世代hogehoge論争! poupouかmogomogoか?

 ギャルエンジニア 森姫氏による『恋愛感情で仕事はできるか?』。メタ構文変数を考察する。

 ことの起こりは、“壁画系ヘルプデスク”ことAnubis氏が執筆したコラム「ぽうぽう」。Anubis氏は、メタ構文変数の代表格である「hogehoge」は打ちにくいとして、代わりに「poupou」を提唱した。

 この提案に対して、さらに森姫氏は「poupou」より「mogomogo」の方がいいと主張する。2人の主張をまとめると、下記のようになる。

「poupou」派

  • 右手だけで打てる
  • キーが横並びである
  • 右から左へ、指が一方方向に動く
  • 「左手で頬づえをつきながら打つ」というコンセプトに基づいている
  • 仕事や人間関係で死にかけた人でも、精神的な負担を感じることなく打てる

「mogomogo」派

  • poupouは右手だけを使うため、打ちにくい
  • 対してmogomogoは、両手を使って打つため、バランスが良い
  • hogehogeとキー配列が似ているため、導入しやすい
  • 「なんとなく間が抜けていて、かわいい」という、癒し系要素を含んでいる

 ほか、2人は「jojo」「anan」「juju」など、さまざまなメタ構文変数を提唱している。「これがいいと思う」という案があったら、ぜひコメントを残していただきたい。

1分で分かる身の危険

 ヘルプデスクのAnubis氏による『101回死んだエンジニア』。エンジニアには、「身の危険を察知する」能力が必要だという。

 「身の危険」について、Anubis氏は下記のように定義する。

 突然熊に襲われるとか、いきなり背後から日本刀で切りつけられるとか、直接身体にダメージを負い、かつ、生命の危険が伴うようなリスク

 日本において、普通は上記のような「身の危険」にはあまり遭遇しない。しかし、Anubis氏は「身の危険を察知できるようになると、エンジニアにとってメリットがある」と主張する。

  • 長生きできる確率が上がる
  • 直感が鋭くなる
  • 人が感じないことを感じることができるようになる

 考えることはエンジニアにとって重要だ。しかし、理論と知識だけに頼りすぎるのは良くないというのが、Anubis氏の考えである。直感や感覚を磨くことは、仕事するうえで十分に役立つ、かもしれない。

カナダで働くエンジニアがデビュー

 カナダで働くエンジニアのコラムがデビューした。『エンジニアライフ in a northern town』を執筆する川澄恵一氏は、カナダのIT企業で働いて10年目のエンジニアだ。

 初回のコラムは、「性別が分からないプログラマ」について。川澄氏が一緒に働いているインド人プログラマは、実際に会ったことがないため性別が分からないという。名前は女性のものだが、ボスは「彼は男性だ」という。しかし、電話会議で声を聞く限りは女性に思える。あの人はheなのか、それともsheなのか?

 英語では代名詞を使うことが多いため、性別不明の相手について話すときは、ちょっと不思議な会話になると、川澄氏は語る。国際色豊かなコラムに、今後も期待したい。

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 ・「自分のスキルを適切に評価する」ことの大切さ
 ・英語を学ぶ時間がないなら、英語で技術を学べばよい
 ・「下っ端は嫌だからプログラマを辞めたい」といわれたら
 ☆2010年12月の「おすすめエンジニアライフ」
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