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新型iPod touchの発表:嬉しくもあり悲しくもあり

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■新型iPod touchの発表に驚く

 先週、iPod touch第6世代が発表になり、同時に販売開始となりました。第5世代の販売開始からすでに3年近く経過しており、またApple Musicを開始することを踏まえ、筆者はAppleがiPod touchを見捨てたものと考えていましたので、このニュースには本当に驚きました。

 Apple Musicと同時に発表しなかった意図は分かりませんが、まだiPod touchを見捨てていないということになるようです。

■ハードウェアが強化されたiPod touch第6世代

 iPod touch第5世代は、CPUがA5だということ以上に、メモリが少ないことが性能を低下させているように思います。アプリを切り替えたとき、かなり待たされることがあります。また、アプリを切り替えながら作業していると、前のアプリに戻ったときに起動直後の状態に戻ってしまうことが多く、入力した内容が失われて悲しい思いをすることも少なくありません。

 メモリを512MBしか実装していないと報道している分解記事があり、メモリが潤沢でないために、アプリが終了されてしまったり、起動にひどく時間がかかったりするのではないかと思います。

 第6世代では、CPUとメモリがiPhone 6と同等になりました。CPUのクロック周波数は下げていますが、性能差を狙ってデチューンしたというよりは、バッテリーのもちを意図したものかもしれません。

 ただ、画面サイズは4インチに据え置かれました。大型になると携帯性は悪くなるものの、操作性はよくなるので、iPhone 6と同じ4.7インチにして欲しかったところです。

Itouchiphone6plus

 上の写真は、左側がiPod touch第5世代、右側がiPhone 6 Plusです。5.5インチの6 Plusはさすがに大きいと感じますが、4インチのiPod touchは小さいと感じます。

■嬉しくもあり悲しくもあり

 第6世代の登場は、AppleがiPod touchを少なくとも見捨ててはいないこと、現行のiPhoneに準ずるCPU/GPU/メモリを備えていることが、嬉しいニュースです。

 一方で、前述のように画面サイズが据え置かれたこと、現行iPhoneに準ずるとは言え、そのiPhone 6の発表からすでに1年近く経過していることが、悲しいニュースです。

 iPod touchの買い替えは思案中ですが、当面は様子見しようと思っています。AppleがiPod touchを重視していくのなら、iPhone 6の進化とともに次世代機が投入されるでしょう。そうなると、第6世代は比較的短命に終わる可能性もあります。

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