ドラッカーの言う「真摯さ」とは何かを考えてみた

 最近、流行りの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の本。自分も読みました。iPhoneアプリ(電子書籍)版で。「もともとドラッカーに興味のある人ならば、このような入門書を読まずともいい。ドラッカーの書いた本は十分分かりやすい」という批評もあるようですが、僕の場合は初ドラッカーだったので、この本(電子書籍)を買いました。すごく分かりやすかったです。終盤は画面が歪みました(笑)。また、iPhone / iPod touchのあの小さい画面でも充分読みやすいので、iPhone版はオススメです。

 iPhone版へのリンクです(iTunesが起動します) icon

■「真摯さ」が何か、よく分からなかった

 僕がバカだからというのがあるんですが(苦笑)、この本を最後まで読んで思ったのは、「真摯さ」の意味がよくわからなかったということ。以下は、本の中で引用されたドラッカーの言葉です。

 "(マネジャーには)根本的な素質が必要である。真摯さである。"

 "うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、人づきあいもよくないボスがいる。この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。好かれている者よりも尊敬を集める。一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。このような素質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきがいがよかろうと、またいかに有能であって聡明であろうと危険である。そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である。"

 "真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。それはまず、人事に関する決定において象徴的に表れる。真摯さは、とってつけるわけにはいかない。すでに身につけていなければならない。ごまかしがきかない。ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは二、三週間でわかる。無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。彼らはそのような者をマネジャーに選ぶことを許さない。"

 「真摯」という言葉をヤフーの辞書検索(大辞林)で調べると、「まじめで熱心なこと」と出てきました。よく「皆様のお言葉を真摯に受け止め……」という言い方をしますので、「まじめ」とか「純粋」とか、そういう意味かなと前々から思っていました。しかし、「まじめ」という意味だけだと、ストーリー終盤の展開(「真摯さ」とは何か、ということがキーワードとなっています。ネタバレしたくないので、あまり書けませんが)の中で、「本当に主人公は真摯さというものが分かったのか」がよく分かりませんでしたし、「態度が悪かったら真摯じゃないのでは」と思っていました。

 ドラッカーの言う「真摯さ」とは、どういうものなのでしょう。

 ■原文では、何と書かれているか

 ここで知りたくなったのは、原文(英文)では何という単語で書かれているか。和訳しているせいで伝わりにくい部分もあるのかな、と思ったので。そこで、原書を持っているわけではないので、グーグル先生のお力を借りて調べました。その結果、「integrity」という単語が「真摯さ」と訳されていることが分かりました。

 "They may forgive a person for a great deal: incompetence, ignorance, insecurity, or bad manners. But they will not forgive a lack of integrity in that person.(無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない)"

 integrityをヤフーの辞書(プログレッシブ英和中辞典)で調べると、「正直、誠実、高潔、廉直」という、やはりそうかといった訳が出てきました。英和ではなく、英英辞書(Longman)で調べたところ、以下のような説明が出てきました。

 "the quality of being honest and strong about what you believe to be right"

 (あなたが「正しい」と信じていることに関する正直さと強さの質)

 自分がこうだと思っている信念は決して嘘や偽りがない(心から思っている)ことで、時と場所によって考えが変わることもない、といったところでしょうか。

 つまり、integrityとは、「正直さ」や「誠実さ」が一貫している、という意味なのではないかと考えました。

 どれだけ態度が悪くとも、固い信念をもって仕事に取り組む人の方が、他人の顔色を伺ってばかりで自分の信念など持っていない八方美人な人より素晴らしい、ということなのかもしれません。

 八方美人のような「正直さ」に欠ける人は問題ですが、逆に正直だけど「誠実さ」に欠ける人も問題だと思います。例えば、誠実さに欠ける医者から「あなたはガンです。今後は闘病生活です」とストレートに告知されたら、その患者さんの落ち込み方は半端じゃないですから。誠実さを持っていれば、もう少し言い方を考えて、患者さんの精神的なダメージを抑えるような伝え方ができるわけですし。

 調べて、考えた結果、「一貫した正直さ」と「一貫した誠実さ」を持って仕事(組織)に貢献することが「真摯さ」なのだと思いました。そう考えると、ストーリー終盤の展開も納得できました。

☆★☆

 ドラッカーの話は企業経営論や組織論がメインですが、僕のようにまだまだマネージャ職からは遠い下っ端の人でも参考になると思いました。「良い組織というのは、こういうものである、と。では、自分が組織のためにどう頑張れば良いかというと……」という見方・考え方をすれば、ドラッカーの本は役に立つのではないでしょうか。僕自身、更にドラッカーに興味が沸いてきましたので、物語の基礎として使われている「マネジメント エッセンシャル版」の本を本屋さんで見つけたら買って読んでみたいと思っています。

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コメント

wona 2010年5月13日 (木) 00:05

個人的に一冊目のオススメは「プロフェッショナルの条件」です。

ビガー 2010年5月13日 (木) 08:44

ビガーと申します。

たぶん、ここで云っている真摯さとは、
>何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。
ことであると思います。

すごく知識も経験もあるヒトの見解は、無条件で正しいと思い込みがちです。
そうではなく、それを一つのアドバイスと捉え、その状況に貢献するための最良の解決策を組織に啓蒙・展開できる資質を指すのだと思います。
それは当然一貫している必要がありますし、貢献に対して誠実である必要もあると思います。

要は、誰かが云っている(教科書の知識なども含)から正しいではなく、自分の頭で考え、それを貢献に役立てられなければ、その他のさまざまな能力があったとしてもマネージャという立ち位置では無意味であるということかと。

まだ若い人 2010年5月13日 (木) 20:05

こんばんわ。
またひとつ年を重ねてしまいましたが、まだ若い人です。

私も父に薦められて読みました。
これは部門内に布教せねばと思い、現在布教活動中です。

そしてGW中にエッセンシャル版とプロフェッショナルの条件を読みました。
プロフェッショナルの条件は、社会人1年目のときに読んでみたのですが、
当時はつまらなくて途中でやめてしまいました。
しかし、今読むと同じ言葉がまったく違って見えました。
まさに行動の指針となるような本でした。

そして真摯さが何なのか、まだ答えが出ていません。
松下幸之助の本には「社長は熱意にかけては一番でなければならない」
とあったので、似たような意味かなー、と思っています。
あとは自部門、組織の果たすべき貢献を理解してればいいのかなと、
今はそう考えることにしています。難しいです。

wona 2010年5月14日 (金) 01:07

「真摯さ」について色々な感じ方があるのですね。先のコメントでは書いていなかったので自分の考えを書いておくと、僕自身は今のところ「想いと言行が一致していること」という感じで理解しています。
また色々変わっていくのかもしれませんが・・・。(^^;

あずK 2010年5月14日 (金) 12:14

皆様コメントありがとうございます。
それぞれの方がそれぞれ異なった見解を持っていることに興味深く拝見しました。


wonaさん>
一人ひとりが、その捉え方が違うし、
同じ人でも時が経って読み返した場合に見解が変わることもあるかもしれませんね。
別にそれは問題ではなく、
「ドラッカーはこう言ってる、それに対して自分はこう思う」と、
自分の中で解釈・考察したことを仕事に活かすことが重要なのかもしれませんね。


ビガーさん>
大変わかりやすいご説明をありがとうございました。納得しました。
「何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。」の部分も
最初は「なんとなく」でしかわかりませんでしたが、
「誰が正しいか」を「○○さんがこう言ってるから、○○さんの意見が正しい」、
そう読みかえると、ストーリーの終盤およびその手前あたりの展開が
わかりやすくなりました。
僕自身、「先輩がそう言ってるなら」ということで
言動を変えることも多いので(^^;)、今後は気をつけたいと思います。


まだ若い人さん>
お誕生日おめでとうございます^^

そのときの心境や置かれている立場等によっても、
その本が頭に入ってくるか否かが変わってくるかもしれませんね。
今読んでみたらすごく勉強になる、ということは、
最後まで読むのにちょうどいい時期・機会なのだと思います。

> 松下幸之助の本には「社長は熱意にかけては一番でなければならない」
> とあったので、似たような意味かなー、と思っています。

熱意。それもありますよね。
今はまだ、色々と考えつつも、マネジメントできる機会が出来たときに
また何かわかることがあるかもしれませんね。


「マネジメント」より先に「プロフェッショナルの条件」を読んでみたいと思います。
「マネジメント」は、仕事でマネジメントする機会ができたときに、もしくは、
一緒に買ってしまうか(笑)。
いずれにせよ、ドラッカー本で勉強してみたいと思います。

wona 2010年5月16日 (日) 01:28

参考までにハーバード・ビジネス・レビューの今月号はドラッカーの
ハーバード・ビジネス・レビュー全論文集です。
今まだ読んでいる最中ですが、これもオススメです。

あずK 2010年5月18日 (火) 11:38

wonaさん>

> ハーバード・ビジネス・レビュー

会社にある雑誌用の本棚を見たら、前回までのものが数冊置いてありました。
もしかしたら、今月号も会社で買ってくれるかもしれません^^
本棚に置かれ次第、くs…もとい、借りて(笑)読んでみたいと思います。

David 2010年8月10日 (火) 12:13

Integrityが「真摯」と訳せるのかな?

「正直」という訳からのアナロジー的解釈だろうけど、
本来はReferential Integrityが「参照整合性」と訳されるように、
「裏表の無いこと」ではないかと思う。

また「完全無欠」みたいな意味も含むから、
「完全に裏表がないこと」かもしれない。

なるほど、これはカリスマが持っているべき不可欠の要素だね。

kaitaro 2010年8月24日 (火) 17:52

私もマネジメントを読んでいて、「真摯さ」の意味がピンと来なかったので、ググったところ、こちらのブログがヒットしました。

原文からの解説で大変わかりやすく、自分なりに理解することが出来ました。

「真摯さ」という単語はこの本のキーでもあるので、自分自身で真意を理解しなければなりませんよね。

本当にありがとうございます。

taka 2010年9月20日 (月) 19:22

この作者が考えるマネージャーの「真摯さ」とは、

本編最後「みなみさん。逃げてはダメです。逃げてはダメです。」

で象徴されるように、

何があっても逃げない姿勢、立ち向かう強い意志

なのではないかと思います。

ヒロポン 2010年9月28日 (火) 21:41

私も「もし高校野球の女子マネージャーが・・・」を読んで、その「真摯さ」という部分がずっと頭に引っかかっていました。

あずkさんの説明をみて、凄く分かりやすくやっとそういうことかと理解することができました。

また、Davidさんのいうように、「人に対して裏表の無い人間」をいうんですね。

これでスッキリしました。
ありがとうございました^^

ぐっち 2010年10月 4日 (月) 11:08

ありがとうございました。
実は私も同じ経緯を辿り、こちらのページへ。

数週間前に「もし高校野球の・・・」を読み終え、それからもたまに「真摯さ」が頭にちらつき、今さきほどもこの「真摯さ」が頭にちらついたので、一度ちゃんと調べようと思い、ネットで調べ始めたところ、こちらのページへ辿りつきました(^^;

結果・・・・すっきりしました!
ありがとうございました。

貴殿のような方が経営者になられれば、きっとさらに素敵な日本、世界に一歩前進するのではと思います。

お互い、常にいかなるときも「真摯さ」を心に、生きて行きましょう。

いつかどこかでお会いできた時には、ゆっくりお話しましょう。

では、失礼します。
ありがとうございました。

P.S 思わずコメントさせて頂きました。

あずK 2010年10月 4日 (月) 18:27

Davidさん、kaitaroさん、takaさん、ヒロポンさん、ぐっちさん>

なかなか皆様のコメントに返信できず、申し訳ありませんでした^^;

僕と同じような疑問を持った方が
この記事を発見し、それを読んで納得して頂けているようで。
書いた当人としても、お役に立てたみたいで大変嬉しいです。

僕もまだドラッカーを勉強中の身なので、
もっとわかりやすいドラッカーの情報を沢山お伝えできれば良いのですが、
このような「勉強記録」になってしまうことは申し訳ありません^^;

Davidさんのいう「完全に裏表がないこと」という表現も、
takaさんのいう「何があっても逃げない姿勢、立ち向かう強い意志」という表現も
僕の記事よりわかりやすく、補完して頂いたことに感謝しております。

忙しくなってきたり、時が経ったりすると忘れがちになるので、
もう一度「もしドラ」をはじめドラッカーの書籍を読んで
復習していきたいと思っています。

bppp 2010年10月13日 (水) 08:45

はじめまして。
同じく「もしドラ」でどうもしっくり来なくて辿り着きました。

記事を書いてくださった あずKさんはもちろん、コメントされている方々の考えが非常に参考になったので感謝します。

まだ途中なので若干のネタバレがあった気もしないですがw
大学生なんで次は教授の解釈も聞いてみることにします。

ありがとうございました。

mrsboss 2010年10月21日 (木) 08:56

真摯って訳はすごいと思います。
だって、こうやって、沢山の人が調べるのだから。

私も、もしドラの、「真摯」を調べてここにたどりつきました。
原本の英語単語には気づきませんでした。
すっきりしました。ありがとうございます。

今、もしドラを真似して、社員面談実施中です!

minoru 2011年1月 9日 (日) 06:54

私も「もし高校野球の女子マネージャーが・・・・」を読んでここにたどり着きました。みなさん同じように調べるのですね!!

こんな本買ってまで読めるかって思っていまして放置していましたが、後輩が持っていると聞き借りてみました。ドラッカーの入門にはおすすめかな!

ある意味では自分の中に疑問が生まれた時、このように調べる行動力も真摯さなのかと思います。

ここにたどり着いたみなさん、"""""(マネジャーには)根本的な素質が必要である。真摯さである。""""" 合格

lupin0th 2011年1月17日 (月) 17:57

初めまして。このようなスレッドに書き込む事が初めてでしたが、とても感銘したので、思わず投稿しました。

大変遅くなりましたが、先ほど「もしドラ」を読み終わりました。
小説とも読めるし(小説ですが)、仕事に取り組んでいくための一つの指針にもなり、またドラッカーに興味を感じ始める事ができた本となりました。

現在、私も「マネージャー」というモノは何かが分からず、真っ暗闇な状態でしたが、この本を読んで、何か光明が見えた気がします。

このスレッドのタイトルにもあるように、この本を読んだ時に、一番の根幹である(と思われる)「真摯さ」とは何かがどうしてもスッキリ理解できず、悩みんだ末、検索をしてこのページに辿り着きました。皆さんの仰る「真摯さ」というのにどれも合点がいき、一歩前に進めた感があります。

皆さんのコメントにもあったように『誰かが云っている(教科書の知識なども含)から正しいではなく、自分の頭で考え、それを貢献に役立てられ…』とあるように、私の考えも書きますと、

 ・相手の事も考える事ができ、愚直でも、真っ直ぐに想う、考える、行動する事

かと思いました。
何故、そう考えたかというと宮田さんの発言、取った行動が一つの指針になるのではないかと思ったからです。(ネタばれにならないように、ここまでとします(^^))

皆さんの考えもとても参考になりました。ありがとうございました。
また、このスレッドを立ち上げて頂いたあずKさんありがとうございました。

2011年2月27日 (日) 19:44

ドラッカー初心者の私は「もしドラ」を友人に薦められ読みました。

とっつきにくいジャンルだと敬遠していましたが面白かったです。

また、「真摯さ」についての詳しい解説を拝見でき、もう一度読んでみようと思いました。

細かく調べてくださり、丁寧に解説してくださったあずKさんのご苦労に感謝しています。

また、コメントを書き込まれた皆さんの考えも大変参考になりました。

ありがとうございます。

あんご 2011年3月 8日 (火) 12:27

僕もビガーさんと同じ部分を真摯とうけとめていました。
そして、疑問におもったことははたしてみなみは真摯だったか?ということです。
僕の感想ではみなみはドラッカーの言葉を絶対的なものして受け止めていて自分の頭では考えていないのでは?と思いました。

ちんねん 2011年3月11日 (金) 00:40

真摯を見聞すると次第に信念と重複する。もちろん善ベクトルにおいて。
組織内で、最善の目的に向かい信念を持って結果を得ればマネジメントできた人間が周りに何人か存在した。コミニケにおいて間が抜けた人ではだめだんよ・・・。

ゆきち 2011年4月15日 (金) 11:09

僕も「真摯」が、ずっとわからなかったのですが、
こちらのエントリーや、皆さんのコメント凄くしっくりきました。
ありがとうございます。

「何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。」
ここが、やっぱりカギですよね。


僕なりのまとめとして、

マネジメントにおいて、真摯である者だけが、組織にとって正しい判断と決断を下すことができる。
そして、「組織への貢献」に対して常に誠実であり、「組織の利害関係」から離れ常に高潔であり、「組織の現状課題」に対して常に廉直である、そのような正直者だけが、真摯であり続けることが許される。


皆さんの意見をまとめて、こんな感じかなと思いました。


僕の知り合いにドラッカリアンがいて、
その方が、ドラッカー著作の訳者の上田惇生教授から
直接聞いた話、の又聞きなのですが、

上田さんは、最初やはり、integrityを「誠実」と訳していたそうです。
でも、そうすると正義感みたいな感じで、するっとスルーして読まれてしまう。
誠実さ?って何だ?って考えこむ人はいないので…。

「integrity」がリーダーシップのカギなのに。
ということで、上田さんは訳者として悩まれたそうです。
そして悩んだ末に、生まれたのが「真摯」という訳語だったそう。


僕は、この話を友達から聞いたとき、実は

「それって、訳者として無能ってことやん。」
「意味、さらに分からなくなってるし。」

とこのブログを見る、ついさっきまで思っていました。

でも、この場でのやり取りを見て、上田先生が意図されてたのは、

『真摯って何だ???』

と疑問に思い、考えてもらうことだったんだ!と思って、
自分の浅はかさを知りました。


上田惇生先生、本当にごめんなさい。
そして、気付かせていただいた皆様、本当にありがとう。


ぽんた 2011年6月17日 (金) 01:37

真摯さの考察が勉強になりました。

投稿欄も良い投稿が多いですね。

真摯さについては自分的に分かったつもりになっていたので、詳しく調べなかったのですが、K・ブランチャードは「正しいと思うことを正しくやる」と言うような意味で表現していますね。
私はこれが一番気に行っています。

更には、「正しいことを正しくやろうと思っている人と仕事をしなさい」とも表現しています。

この「正しさ」という表現をどう受け止めるか、何に向かって正しいのかは、どのくらい強いのか、その人の人生経験で決まるような気がします。

では真摯さの無い人のたとえに面白いものがあります。
真摯さの無い人の表現で、「一発銃を打つたびに銃口の煙を息で吹き消すような人」
昔、西部劇のガンマンにこういう人がいましたが、良くないもののたとえだったんですね(笑)

だから、情報を真摯に発信する側の気づかいも大切ですが、受け取る側の人間性の成熟度も重要です。まさしく真摯に生きてこられた方が困難も乗り越えるのでしょう。

りりす 2011年6月17日 (金) 22:43

「真摯さ」の解釈について考えていて、ここにたどり着きました。
とても参考になりました。理解したつもりにならずに、調べて良かったです。

私は経験上、「真摯さ」の中には「謙虚さ」も含まれているのではないかと思っています。
私には仕事でお世話になっている有能な先輩が2人います。
どちらも知識が豊富で仕事の処理能力が高く熱心に後輩の教育に取り組み、身を削って会社に貢献しています。
しかし、一人の方は若い人から敬遠されてしまい、いつも空回りになっています。尊敬はされているのに、親しみは持たれない。この2人の違いは何なのか・・・ずっと考えていました。

そして気づいたことは、後輩から慕われている先輩は「自分は完璧じゃない。間違えているかもしれない。」という気持ちを恒に持っていて、実際に間違えてしまった時には、息子ほど年の離れた後輩にもきちんと謝る事が出来るのです。
大先輩に「気が付いてくれて助かった。次の仕事も君に頼むから。」と言われて感動してしまい、「もっと認めてもらいたい!」とがんばってしまうのです。
「間違いがあったら気が付いた人が訂正して、内容を報告して下さい。」
なんて言われるよりがぜんやる気が出ます。

「真摯さ」には、人を感動させる何かがあるような気がします。

ぎッちゃん 2011年6月28日 (火) 18:33

あずK さん 本当に ありがとうございました o┐ペコリ

「真摯さ」の意味が気になって検索して、
こちらに来ましたが、
この記事を見て、自分の中でスッキリしました(^^)

  ↓私なりに、まとめてみました♪

 -----
 『真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。
  それはまず、人事に関する決定において象徴的に表れる。
  真摯さは、とってつけるわけにはいかない。
  すでに身につけていなければならない。
  ごまかしがきかない。
  ともに働く者、特に部下に対しては、
  真摯であるかどうかは二、三週間でわかる。
  無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。
  だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。
  彼らはそのような者をマネジャーに選ぶことを許さない。』 P・F. ドラッカー
   ↓
  Integrity:「真摯」
   ↓
  ヤフーの辞書(プログレッシブ英和中辞典)
   「正直、誠実、高潔、廉直」
   ↓
  英英辞書(Longman)
   "the quality of being honest and
   strong about what you believe to be right"
  (あなたが「正しい」と信じていることに関する正直さと強さの質)
   ↓
  「一貫した正直さ」と「一貫した誠実さ」を持って
  仕事(組織)に貢献することが「真摯さ」。
 -----

私は 下記 のような 姿 が「真摯さ」の 姿 のように 思います (・v・。)

 -----
 普段、
 ミスをしたら、正直に、誠実に 謝罪することを、
 考えていたのなら、

 自分が悪い、
 かっこ悪いミス をしたとき、

 ごまかしたり することが可能だった としても、
 偶然的な部分があった としても、
 今後の自分の評価が落ちる としても、
 自分が好意を持つ人が見ていた としても、
 自分の嫌いな人が それで調子に乗る可能性があった としても、

 正直に、自分のミスを認め、
 誠実に、謝罪をする。
 -----

私のブログに載せてみました♪
 http://blog.goo.ne.jp/rh_im_re/e/930f0257688b1e57434b87c678408380

わだけいじ 2011年8月10日 (水) 15:00

ドラッカーの言う「真摯さ」に興味があり、調べていたらここにたどり着きました。
1年4ヶ月もの間の皆さんの数多くのコメントを拝見し、いまさらと思いましたが、自分の考えを披露したくなりました。私はこのように思います。
「真摯さ」とは、本人が意識するものではなく他者が感じるものである。それは、その人の心を震わせ、感動を呼び、絶大な共感を得て、協同にまで至る振る舞い・行動。そのようになるためには、誠実であり、正直であり、一貫性があり、熱意を持って行動するなどなどが条件である。
さて、的外れなコメントでしょうか?

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コラムニスト プロフィール

浅見憲司(あずK)
Web系(LAMP)の運用・開発エンジニアを経て、埼玉県所沢市で「マテリアル所沢」を開業、パソコン教室の運営やWeb制作(請負)の仕事をしています。また、プライベートで「勉強会初心者のための勉強会」を主催しています。ITと教育、さらに、それらをつなぐことに関心があります。これからもいろいろと学び続けたいと思っています。

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