おっぱいエンジニア-R
■さよなら、おっぱいエンジニア
君に、良心の呵責という概念はあるだろうか。いつも好き放題なコラムを書いている私にも、もちろんある。実は以前に、エンジニアとして書いてはならないようなコラム「おっぱいエンジニア」を書いてしまった。
内容は想像にお任せしよう。○○○で〇○○なことを書いてしまい、かなりスレスレな内容だったのは覚えている。これを世に放つのは、エンジニアとしての品性をおとしめるのでは? と思い、封印した幻のコラムだ。今やその内容を知るものは、エンジニアライフの担当、スーパーディレクター・Kのみだ。
先日、スーパーディレクター・Kより、幻のコラム「おっぱいエンジニア」復活のオファーをうけた。失われたものは戻らない。しかし、今ここに、熱き思いを込めて再び書きおろそう。「おっぱいエンジニア -R」として……。
■エンジニアとは、秘められた謎への挑戦者
エンジニアとは、道なき道を行く探究者だ。誰も見たことのない新しいものを作り出したり、解析不能なトラブルに挑んでいく。道なき道を照らすのは、技術や経験だけではない。胸に秘められた熱き思いだ。
道なき道を行くのだ。当然、リスクは高い。しかし、そのリスクが故に余計に情熱をたぎらせる。それが、本物と呼ばれるエンジニアだ。立ち尽くす困難と試練に挑み続け、日々その技を磨き続ける。なぜならそこにロマンがあるからだ。
■ロマンをつかむということ
ロマンをつかむということ、それは男なら誰でも分かるはずだ……。
ロマンをつかむということは、その手におっぱいをつかむことに似ている。
幾多の試練を超え、燃えるような情熱を注ぎこみ、男たちはおっぱいを掴む。その手におっぱいを掴んだ時、男たちは達成感と充実感に打ち震えるという。
しかし、誰しもおっぱいを掴めるわけではない。おっぱいを掴めなかった男たちは、落胆と自分の未熟さに打ちひしがれる。時に物理的に攻撃を受けることがある。最悪、法律で裁かれることさえある。
すぐ目の前に揺れている。しかし、果てしなく遠い。それがおっぱいなのだ。
■君の心におっぱいはあるか?
エンジニアなら、おっぱいをつかむように何かをつかみとりたい。人によっては、具体的な成果かもしれない。人によっては、誰かの役にたちたい。かもしれない。それは何でもいいんだ。心は熱くたぎらせていてほしい。そして、スナイパーのように一点、狙い続けよう。そうやって、世界のテクノロジは進化してきたのだ。
おっぱいは誰にでも微笑む。君もおっぱいをその手に握りしめて、大人という名の戦場に巣立っていったはずだ。おっぱいに向けた熱い羨望を、今、強さに変えて過酷な現実を走り抜けて欲しい。
強引につかもうとすれば離れていく。しかし、きちんとステップ踏んで手を広げれば、閉ざされた扉を開き、その手に舞い降りる(※ただしイケメンに限る)。自分を押し通すのではなく、理解することで歩み寄ることができる(※ただしイケメry)。
おっぱいをつかむこと。そこに、困難を乗り越える道筋の1つが隠されているのかもしれない。