ホワイトな大手企業へ転職!その50 番外編 朝の朝礼!その2
ずっと立ちっぱなし。何度か倒れた人間を目撃したこともあったしね。詳細は後で書くが技術部の人たちって時間が無限にあると思っている。そして周りの人のことを気にしない。他の会社はどうかわからないが、ここの会社はこんな会社であった。そして誰も聞いちゃいない。理由はつまらないからだ。全員朝礼なのでいろんな連絡がある。海外からの客の紹介やら、表彰やらね。
しかし、約13年こんな会社に俺は居たのだが、この毎週火曜の全員朝礼で一度だけ仕事以外の所感を話した技術部の課長が居た。吉原課長である。父親が遊びに来て電動自転車を借りて海まで行ったけど、途中でバッテリーが無くなって自力で漕いで帰ってきたという話でみなさんも体力作りに興味をもってほしい。って感じの話であった。この所感には好感が持てましたね。
次にこの全員朝礼の中で一番長かった朝礼のことを話そうと思うのだが、このときは取締役の川口専務が定年退職するということで退職の挨拶を兼ねての全員朝礼であった。この専務の朝礼もほとんどの人が聞いていなかったように思う。だって自分の自慢話をずっとしているだけ。「私の一週間の研究は周りの1年分の研究に匹敵すると言われたこともある」とか、そんな自分の過去の栄光の話をずーっとしているだけであった。
一言くらい「みなさんの支えがあったからこそ」って本心じゃなくても社交辞令でそのように言ってくれれば周りも少しは怒りが収まるのにって思いましたね。今がつまらないから過去に拘る。自慢話をするのは好きでも、聞くのが好きなんて人は居ないんだから。とにかくみんな仕事の話しかしない全員朝礼であったし、毎週こんな朝礼だとマンネリ化してくるし、話も聞かないだけでなくコソコソとお喋りが発生していた全員朝礼であった。が、13年間この全員朝礼に参加していて2回だけ、全員が静まり返って聞いていたときがあった。