人を叩くことより、人を褒めよう
んにちは、手塚規雄です。
日々のニュースやSNSで「ブラック企業」という言葉が出てこない日はない気がします。そんな日常から疑問に思ったことをコラムにしました。
プラス評価よりマイナス評価が得意
日本人はプラス評価よりマイナス評価が得意な気がします。褒めたり讃えることは少なく、誰かを叩いたり、怒ったり、批判するほうが多いし日常的です。ニュースを見ているとその量の違いがわかると思います。
会社や仕事関係でも、人から褒められることは少なく、怒られる方が多いと感じている人が大多数です。上司に怒られ、それを部下で愚痴るという光景はどこにでも見られるしSNSでもその手の話が多いです。
このあたりが負の連鎖を発生している原因だと私は思っています。
そもそも人を褒めることになれていない
褒められることに慣れていない人は人を褒めることにもなれていません。褒めようとするとこのようにブレーキがかかっていることありませんか?
・どのように褒めれば相手が嬉しくなるのかが、わからない
・褒めても皮肉のように聞こえていないか?気になってしまう
・褒められるのも恥ずかしいが、人を褒めることも何となく恥ずかしい
・褒めているようで実はあんまり褒めてない言葉になっている
・相手に対して求めて過ぎているから、それが普通と思っている
最後はブレーキ以前の問題ですが、それは人をどう褒めていいのかわからないからです。
人はけっこう褒められたいと思っているし、褒められると嬉しい
人から褒められると、謙虚に否定する人がかなり多いです。謙虚なことは美徳とされていますが、謙虚すぎて自己否定になっている人がいます。「そんなに褒められるほど自分は凄い人間ではない、勘違いされている。」こんな風に思っている人です。
自分自身では評価が低くても、実は周りにはそんな能力を持っている人がいない事だって普通にあります。だから褒められた時は素直に「ありがとう」と受け取るのも大事なことだと思います。良くないのは褒められて勘違いして図に乗ることです。
褒め言葉はありがたく受け取る。その上で気を引き締めてまた頑張るほう。そのほうが相手も褒め言葉を受け取ってもらえることが嬉しいと思います。
マイナスの感情だけではだめだけど、プラスの感情だけも良くない
人を必要以上に叩いたり批難すると負の連鎖が起こって人間関係が悪くなりますが、褒めたりすることも大事です。逆に人を褒め過ぎて、怒ったり注意したり批判がなくなるのもやっぱり変な空間が出来上がります。何事もバランスが大事です。
ただ、普段はマイナスの感情が入り乱れているので、多少はプラスの感情、「人を褒める」という事をやってみてはどうでしょうか?
もし、周りの人に褒める要素がまったくない!と思っているとしたら、自分自身もまわりに総評価されている可能性が高いです。それってちょっと悲しくないですかねえ。
------------------------------------------------------------------------------
コメント欄やTwitter(https://twitter.com/noriwo_t)にて書いて欲しいコラムの題材をいつでも受け付けております。ただしその内容に応えられるかどうかはわかりません。基本的にコメント欄には私自身がコメントしないのですが、題材リクエストに関してはレスをすることもありますので、よろしくお願いします。