エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

自信がなくてもハッタリでもいいから自信を持とう

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こんにちは、手塚規雄です。

世の中には自信満々という人はあまりいません。だからこそ自信を持っている人にはメリットがあります。これは本当に自信を持っている人だけでなく、ハッタリでも自信があるっぽく振る舞っている人も同じです。そんな自信について、これが今回のコラムです。

論理的でも自信のない人の発言より、根拠のない自信をもつ人の発言のほうが強い

私はここ1年間、ボードゲームや人狼ゲームにハマっています。最近のTwitterはこれに関することがほとんどです。知人・友人には人狼やり過ぎでしょ、とよく言われているぐらいやっています。ネットゲームやスマホゲームと違って対面でゲームをする場合、相手の表情や態度、言動は非常に大事です。演技や嘘、ハッタリもゲームでは重要でそれが面白くてハマっています。

よくあるのが「根拠のない自信」や「ハッタリ」で相手より精神的に上に立つことです。それでゲームを支配して自分がやりやすいように、勝つためにゲームを操っていきます。論理的な理由、正しさよりもその表情や態度や言動のほうが、物事を判断する上では非常に大事。つまり論理より感情のほうが優先的に判断してしまいます。これはコミュニケーションでは話の内容より、その他のほうが大事ということです。「マレービアンの実験」では人はコミュニケーションを取る時に、話の内容は全体の7%、声の質、大きさ、テンポが38%、顔の表情が55%で情報を受け取るという実験結果が出ています。言葉によらないコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)が全体の93%も占めているということです。

ITエンジニアでなくても普通は話の内容を重視していると思いますが、人間は他の情報が大事ということです。対面と電話では電話のほうが相手の様子がわからないし、電話よりメールのほうが相手の様子がわからないのは経験的にもわかると思います。

正しい事を自信無く発言するより、多少間違っていても自信たっぷりに話すことが相手を説得するうえでも非常に大事です。もし間違っていてもそれが気がついた時にさっさと謝れば問題はそれほど大きくなりません。

自信がない人でも自信があるように見せる方法

私がハッタリとしてよく使う手法があります。これはこの手法がバレていても別に問題ありません。なので一度お試し使ってみてください。

その方法は

胸を張ってまっすぐ前を見る姿勢を保つ

これだけです。他にもあるのですが、基本はこれだけです。これだけで人より自信があるように見えます。

その理由ですが、世の中、本当に実力があって自信がある人は少数派です。逆に考えれば多くの人は相対的に自信がない。だから背中も丸まりうつむき加減の人がけっこう多いです。気にするとわかるのですが、会議とかまっすぐ見ている人はほとんどいません。だからこそ、そんな時に胸を張ってまっすぐ見ているだけで自身があるように見えます。喋るときもそのままにしていると、その時はあまり反論も返ってきません。(後で間違ってませんか?と聞かれることはあります)

もちろんこれはハッタリだし根拠のない自信をつけるための手法です。でも姿勢を直すだけである程度の効果を得たら、本当の自信をつけることができる人もそれなりにいます。ある意味キッカケを貰うための手法だと思って試してみるのもいいでしょう。

慣れてきたら口調はやわらかくても言葉を断定にするとかなり自信があるように思わせられます。こんな風に喋るエンジニアは少ないので目立つと思いますが効果的です。

実力はあとから追いつけるように努力しても遅くない

エンジニアは口だけの人間を毛嫌いします。私もあまり好きではありません。でもハッタリに追いつけるように努力している人なら私にとっては逆に印象がいいし、そんな人を応援したいです。今は口だけの人間と思われても1年もすれば実力も伴うようになるし、バカにしていた人はもうバカにすることなんてなくなってしまいます。

もし信じられないなら、エンジニアライフの各コラムニストの1回目を読んでみるとわかると思います。最初からすごいコラムを書ける人は稀だし私も結構酷いものでした。それが自分の言葉に負けないように努力している人、言葉が伝わるように書き方を気にしている人など様々です。記録が残っているからこそ昔と今の違いがわかります。

最初から何でもできる完璧超人はいない。最初実力がなくてもできるのはハッタリと努力。なら試してみる価値があると思いますが、どうでしょうか?

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コメント欄やTwitter(https://twitter.com/noriwo_t)にて書いて欲しいコラムの題材をいつでも受け付けております。ただしその内容に応えられるかどうかはわかりません。基本的にコメント欄には私自身がコメントしないのですが、題材リクエストに関してはレスをすることもありますので、よろしくお願いします。

Comment(1)

コメント

レモンT

 では次は、ぜひ惨劇Rooperを相談なしルールでやって、推理力と論理的思考力を鍛えましょう(爆)。

 まじめな話をするなら、人狼やレジスタンス、ライアーズダイス等でハッタリやブラフが有効なのは『現実よりもハンドリングしなければならないパラメータが圧倒的に少ない』からであって、その論理を安易に実際の仕事に持ち込むのはかなり危険を伴うのではないかと思います。
 後、ある程度この手のゲームに親しんでしまうと却って『自信満々で言うことに説得力がある人ほど信用できない』ようになってしまう気が(苦笑)。

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