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【80】来年の目標が「現状打破」の方へ一言

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こんにちは手塚規雄です。

この時期になると今年の反省と来年の目標が何かと話題になるので、もし目標が「現状打破」なら先に一言だけ言っておこう。それが今回のコラムです。

 

現状打破にも種類がある

・今ある問題点を少しずつ解決して改善する変化

・今の状態を捨てゼロベース化して、完全に変化させてしまうもの

この2種類の変化があります。簡単に言ってしまえば前者は小さな変化で後者は大きな変化です。この2つの変化について取り違えると大変な目にあるので注意深く判断するのが大事になります。

前者について言えば、

1:現状の問題点を洗い出すこと

2:解決案を考え実践すること

3:その結果、どのように変化したのか検証する

このループを繰り返し徐々に良くしていく変化になります。

 

でも後者は

1:ゼロベースにして目標をしっかり定める

2:目標に到達するために必要なモノ、スキルや環境は何か考える

3:目標到達のための環境へ身をおく

その結果は部署の異動や転職、または独立など今居る環境から離れるのが最初になります。

同じ変化でもやる内容は全然違ったものになります。

 

妄想するのは大きな変化だけど、望んでいるのは小さな変化

転職や独立を妄想することはあると思います。もし○○したらどうなるのか?それは私もよく妄想します。ただ妄想は妄想で現実になることはありません。でも小さな変化についてはキッチリ目的、目標が定まっていて手段も詳細はわからないけどなんとかくだけど決まっている。だから、あとはやるかやらないかだけ。こんな方が多いのだと思います。

つまりは大きな変化は妄想上だけで楽しむもので、本当に望んでいるのは小さな変化。それをどうしようか悩んでいる人が大半です。だからこそ現状打破としての選択肢も小さな変化についてしっかり考えるのがその人にとって良いことだと思います。

 

逆に大きな変化を望む人はどんな人か?

これも実は大差ありません。ただ転職や独立するために当たって、実践後の自分をしっかり予測している人です。つまり小さな変化に対して目標や手段が決まっているのに対して大きな変化を真面目に考えている人は変化するにあたり、何がメリット、リスク、必要なもの、それに対する環境はどこが一番適しているのか調査、検討、予測までしている人です。大きな変化を望んでいない人は調査をしないのでその違いは明白です。

 

小さな変化も大きな変化もその人にとって結局は改善であり手段の違いでしかない

大きな変化で成功すると結果が派手なので目立つのですが、大きな変化も小さな変化も目標達成する成功率はあんまりかわらないと私は考えています。だってほとんどの人がどちらの変化に対しても実践をしないからです。違いは失敗した時のダメージの大きさぐらいかな。そのダメージもしっかり事前にリカバリー案やリスクの許容を考えていれば、多くの人が考えているほどのダメージ差はありません。

そもそも大きな変化を求めている人は人生に対して楽観的な面もあるのですけど。

 

それを踏まえて来年はどんな年にしたいですか?

私個人は今年の目標通りの年になったので、来年も目標通り、もしくはそれを超えるように頑張る気マンマンです。もちろん今年も多くの失敗をしましたがその失敗から得た経験値が来年に活かせる自信も持つことができました。なんだかんだ失敗から得られる経験値ほど大きい物はありません。金銭的損失は精神的なショックも大きいのですが、後から考えると経験はありがたいものです。ただ同じ失敗を繰り返すのは愚行なので、それをしないようにする注意深さも必要です。

 

さて、このコラムを読んでいるあなたは来年どんな年にしたいですが?現状打破でも現状維持でもどちらでも良いと思いますが、今年の経験が来年に活きて、よりよい年になってくれればと思います。

 

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