気難しいプログラマとの人間関係に必要ないくつかのポイント

3. バグと不具合の違い

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 マネージャのあなたが、プログラマが作ったソフトウェアの「意図しない動き」を目撃したとします。このとき、その現象を指して軽々しく「バグ」という言葉を使ったりしていないでしょうか。

 いいですか、それはバグではありません。

 なぜなら、その現象がバグかどうかは、この時点ではまだ分からないからです。

 たとえ、あなたにとっては「バグ」という言葉の範疇であったとしても、結果的に報告書に「バグ」と記載することになるのだとしても、決してプログラマの前で軽々しく「バグ」といってはいけません。

 プログラマは「バグ」という言葉に、とかく敏感です。

 いきなり、

 「バグが出たので直していただけますでしょうか」

などと言おうものなら、顔を真っ赤にして憤慨します。

 それもそのはず、調べる前から「バグ=おまえが悪いから早く直せ」と言われているのに等しいのですから。

 ひょっとすると、それはオペレーションのミスかもしれませんし、実行環境の問題かもしれません。仕様の認識違いが起こったのかもしれませんし、下手をするとあなたがいま「そう動いた方が良いと思った」だけかもしれません!

 結果的には「やっぱりバグだった」ということになることも多々あるとは思いますが、少なくとも彼らの調査が終わるまでは、「バグ」という言葉を発するのは控えたほうがいいでしょう。

 どうしてもその言葉を使いたい場合は、「おまえのせいだといっているわけではない」ことをはっきりと伝えるべきです。

 たいていの場合、「不具合」や「意図しない現象」などという言葉に置き換え、「調査してくれますか」と促すことで無用な衝突は回避できるでしょう。

 前者と後者では、プログラマに与える印象に天と地ほどの差があります。

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