請負での開発しか経験していない筆者が、クラウドに迫る!!

勉強会初心者のために、開催者が気をつけること

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 先日、コラムニストのあずKさん主催による「勉強会初心者のための勉強会」に講師として招いていただき、お話しさせていただきました。
 当日の模様やわたしがお話した内容は、あずKさんがコラムにまとめてくださっています。

勉強会の先にある世界とは - 勉強会初心者のための勉強会(2012年初春の陣)レポート -

 この勉強会では、「これから勉強会に参加しようと思っているけれど不安がある」という人たち向けに、お話ししました。大変好評で、参加者の皆さんからは「来て良かった」と前向きなフィードバックをたくさんいただきました。

 しかし、初心者の勉強会への参加に対してハードルを下げるためには、参加者のマインドだけではなく、開催者側も気を付けなければいけないことがいくつかあるように思います。そもそもなぜ、初心者は勉強会参加を不安がったり、躊躇(ちゅうしょ)してしまうのか。

 今回はそういうことを考えてみようと思います。

■何人かの知人エンジニアへのヒアリング結果

 去年、ITコミュニティ夏祭りというイベントに参加する機会をいただき、ここでも勉強会参加への初心者のハードルをいかに下げるか、について議論しました。これをきっかけに、わたしも個人的にこのテーマに興味を持ち、エンジニアの知人に事あるごとに勉強会参加の障壁についてヒアリングするようになりました。その結果、以下のような意見を貰いました。

  1. 第n回「〇〇勉強会」のようになっていると、回を重ねるごとに常連ばかり集まっているような気がして参加しづらい
  2. 一度参加したことがあるが、仲間内でコミュニケーションが出来上がってしまっていて、会話に入りづらい
  3. 申し込み用のサイトなどで、どういったレベルの人を想定しているのかが分からず、判断ができない
  4. 懇親会ありきになってしまっているのがイヤ

 最初の第n回の部分は、「勉強会初心者のための勉強会」では、「2012年春の陣」などのように回数を明記しないことで、ハードルを下げる工夫をしています。

 仲の良い参加者同士の内輪感というのは、コミュニティという性質上ある程度は仕方のない部分でもあるでしょう。しかしわたし自信、いくつかの勉強会で、こういった内輪感に入り込めず、やりづらさを感じた部分もありました。友人に紹介されて参加する場合などは、友人が気を使って話しかけてくれたりしますが、1人での参加の場合、こういった雰囲気は確かにつらいです。

 開催者の立場としても、初参加の人に対しては緊張してしまって、なかなか話しかけづらいこともあるでしょう。ただ、これは開催者側が意識して初参加者を招き入れる努力が必要な部分でしょう。

 3.のレベルの想定。これは、開催者は「誰でもウェルカム」と思っていたとしても、参加者側は気になる部分だと思います。「誰でもウェルカム」ならばそう明記すべきです。「初学者~中級者」「〇〇言語でHello worldが書ければOK」「Webアプリ開発経験者」など、ある程度対象とするスキルレベルを明記すれば、参加する人が判断しやすくなるでしょう。

 4.は女性に多い意見でした。「懇親会も含めて勉強会」という意見もあるでしょうが、人によっては勉強会本編と懇親会を区別して考える人もいます。特にIT系の勉強会は男性が多いので、女性としては勉強会はともかく懇親会に参加するのはすこし勇気がいる場合もあるでしょう。

 懇親会の参加申し込みを別にするなど、勉強会本編と懇親会を切り分ける配慮があってもよいのかもしれません。

■お互いが思いやりあって素敵な勉強会を

 勉強会は、開催者と参加者の双方の善意の協力があってはじめて成立する文化です。

 お互いが気持ちよく勉強し、交流を深めるために、参加者側に勇気を出してもらうのと当時に、開催者もそれを快く受け入れるための工夫や準備をしましょう。

 今後も勉強会文化の活性化のためにいろいろ活動していきたいと考えていますので、ご意見などございましたら、遠慮なくお寄せください。

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