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第527回 貢献について考える・その2

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 約1年半ほど前に貢献についてのコラムを書きました。あれから貢献というワードが私の頭から離れることはなかったのですが、最近貢献について自分の中で納得できる考えに至ることができました。そこで今回は再び貢献について書いてみます。

■以前のコラム

 過去に貢献について書いたコラムはこちらです。

第452回 貢献について考える

 ここでは7つの習慣を継承した概念である第8の習慣の考え方を引用し、私なりの考えを書きました。以下、抜粋します。

そもそも、なぜ人は貢献をするのでしょうか? ここからは私の価値観での話になりますが、貢献とは見返りを求めない行為だと思っています。「この人(この組織、この会社)のために力を尽くそう! 」と考えることは利他的な考えが背景にあります。なぜそのような利他的な考えに至るのか? それは、そこに使命を感じるからではないでしょうか。

 この考え方は今でもそうだと思っています。貢献とは使命感と言い表すことができると考えていますが、一方でこの使命感というワードが人によっては分かりづらいのではないかと感じることがあります。

■貢献とは何か?

 そこで貢献をこのように位置づけました。

力を注ぐことで自分の喜びになること

 例えば、チームで何かを成し遂げようとしている時、本気でそれと達成したいと心の底から思い、そこに心血を注ごうとするシーンを思い浮かべてみてください。その時の自分の気持ちはチームの成功を第一に考えています。チームでの成功が自分にとっての一番の喜びとなっています。そのような時、その人はチームに貢献していると言えるのではないでしょうか。

 貢献というのは私たちが持つリソースを無償で提供することだと思っていますが、それによって私たちは幸福感や満足感を得ることができます。一見すると貢献とは見返りを求めないボランティアのように見られる所がありますが、実際には少し違うと考えています。それは、貢献によって私たちが得ているモノが私たちの心の満たしてくれているからです。

 そしてそれこそがその人の成したいことと繋がっています。言い方を変えるならば、貢献の対象こそがその人のキャリアです。

■貢献の対象を探そう

 何かに貢献すると喜びや幸せを感じる、これは理屈では説明できません。例えば、人の笑顔を見ることが何よりも嬉しいという人がいます。その嬉しいという感情はその人の心の底から湧き出るモノです。そこには嘘偽りのない純粋性があります。だからこそ、その人は自然と人を笑顔にしようとするのではないでしょうか。

 つまり、貢献というのは私たち自身が本来そうしたいと思えることであり、それによって私たちの心を満たしてくれるモノです。だとするならば、自分の人生の中で心の底から貢献できるモノを見つけ出すことはとても重要な事なのではないでしょうか。

 何かに貢献ができる人生というのは、もしからしたらその人にとって最良の人生なのかもしれませんね。

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