エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

サマータイム実施=ITエンジニアにとって地獄という認識がない

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こんにちは、手塚規雄です。

2020年の東京オリンピックに向けて、サマータイムを導入するかどうかと議論されていることがニュースとなりました。元号変更の対応で忙しいのにもかかわらず、サマータイム対応なんかやったらITエンジニアが忙殺されてしまうとSNSでは話題になっている。でもその話題を出しているのはITエンジニアだけ。先日「サマータイムはITエンジニアにとっては地獄だよ」と妻に言ったら「なんで?」と聞かれました。

そんな話題が今回のコラムです。

ITエンジニアにとっては常識だけど、一般人には分からないことだらけ

「むしろサマータイム導入して、どのあたりが困るの?」

元号が変わるのは契約書などの紙があるからITエンジニアの仕事が増えるのはわかる。けれどもサマータイムについてはわからない。時間の巻き戻ったときにシステムが正しく動かない可能性が高くてエラーになってしまう、と説明すると「へー、初めて知った。」と理解してくれました。でも教えてもらわなければそんなのわからないよとのありがたいお言葉をいただきました。

言われてみると、ITエンジニアにとっては常識だけど、他の業種の人にはまったくわからないことはかなり多いということに気が付かされます。またスマホやタブレットは大丈夫だけど、パソコンが苦手という人はまだまだ多いのです。パソコン特有の設定がわかりにくい、初めてやるから設定そのものが怖い、とこんな感じで話す人がまだまだ多く居ますからね。

ITのことはそれでも分からないと言ってくれる人が多いけど

人は知らないことがものすごく恥ずかしい、または敗北感がある人にとっては、「知らない」「分からない」「教えて」という言葉がでてきません。知らなくても、「知らない」と言えずに知ったかぶりする人が実はかなり多いです。

少人数になってから教えてという人、知っているの?と聞いてみると全然知らないと答える人はまだかわいいぐらいです。そういう人が多くいると考えると、やはりITのことが詳しいと自信を持っているひとはあまりいないというのがよくわかります。

初対面の人には相手はITがについて知らないという認識でいたほうがいいと思う

これは相手にとってものすごく失礼かもしれません。それで怒られてしまったら、

「『職業病』でついついこういう対応をしてしまうのです、すみません。」

と一言謝れば先方もそれほど気を悪くすることはないと思います。それでも怒りっぱなしの人もいるでしょう。そんな人がいれば、個人的には二度と付き合いたくないカテゴリ分けしてしまいます。私としては、知らないけど知ったかぶりをする人のほうがよっぽど危険です。トラブルが発生してから、いきなり知らないと開き直られた経験があり、そのほうがよっぽど感じ悪かったので。

これは人によって違いますが、トラブル後に開き直りされるのは二度とゴメンなので、私はこんな対応をしているところです。

サマータイム、本当にどうなるのでしょうね...

個人的には元号が変わることで仕事が多くなることはない雰囲気ですが、サマータイムはどう考えても影響が大きいとしか思えない...。別にサマータイムそのものに反対とかはありません。でも、もしやる場合には、単純に国や自治体の営業時間だけ変えて、時間そのものの変更はない方向で動いてシステム修正が無いということで収まってほしいと願っています。

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Comment(4)

コメント

abekkan

私も同じことを考えていてコラムにでも書こうかと思ってました。
時間を進めるときはあまり問題は起きない気がします。いっそ一日捨てて、夏の始めに2時間進めて、夏の終わりに22時間進めたらどうでしょうか?!

手塚規雄

> abekkan

コラムニストあるあるですね。

最初に2時間進めて、最後に22時間進めるほうがトラブルは少なそうですねー。
消えた1日をどうするかが一番の問題ですけどねw

morya

>消えた1日をどうするかが一番の問題ですけどねw
無くなった1日の日付処理の問題で結局同じくらいの労力使うんじゃないですか?w

ななし

営業時間変えるだけでも、基幹システムのマスタ変更が入って結局さこそこ負担かかりそうですけどね(動かんということはなさそうですが)。

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