エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

カタカナ語を使いすぎていませんか?

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こんにちは、手塚規雄です。

他業種のかたと話をするとIT系はわからないと言われますが、その要因の一つにカタカナ語が多いからだと思っています。ビジネス用語もカタカナ語が多く意味をきちんと把握していないまま使っている人、わかったようになっている人もいます。今日のコラムはそんなカタカナ語についてです。

ITエンジニアはカタカナ語を多く触れやすい

システムエンジニアやプログラマーはどうしてもカタカナ語が多くなってしまいます。オブジェクト指向の言語を使用するとカタカナ語ばかりです。

・クラス

・メソッド

・コンストラクタ

・インスタンス

・プロパティ

最初からカタカナ語ばかりです。最初は用語と意味が一致するまで時間かかりました。その上で内容を理解するまで多くの時間がかかったのをよく覚えています。また技術系のページでグーグル翻訳させるとそのままでよい言葉まで翻訳されてわかりにくくなってしまうのも同じです。

慣れてしまえばカタカナ語じゃないと逆に違和感があるのですが、他業種のかたから日本語を話していないと言われてしまうぐらい意味不明の言葉の羅列に感じられてしまいます。

理解できない言葉には理解しようという気が失せてしまう

例えば教科書とか初心者向けの本で、それが英語のものしかなかったらどう思いますか?それだけでハードルが高く感じ、学んでみようという気が失せます。他には経験談ですが機械学習の本を読んだ時に数式が多く出てきたときには、思わず「うっ!」と言葉が出てしまうぐらいに抵抗感がありました。その数式は高校レベルでなく大学レベルのもので、大学で数学の必修を再履修の私にはどうしても抵抗感を生ませました。

他業種のかたはそれと同じぐらいの抵抗感があるものだと思っています。こっちが熱心に話しても、理解できない言葉が多く出てきてしまうとそれだけでお腹いっぱいになります。そして興味が薄れるどころか、興味が失せてしまう。やっぱり別次元の世界なんだと思わされてもしょうがないと思います。

他業種のかたと喋るときにはできるだけカタカナ語を減らそう

個人的にはカタカナ語を減らすること、専門用語を減らすこと。これが一番気を使ってします。次にニュースなどで使われている用語を優先的に使う。これだけでも相手の印象がけっこう変わってきます。それでも私がカタカナ語を使用する回数は他の人より多いような気がします。

エンジニアはこういう部分に気が利かない、もしくは相手に気を使って説明しても無駄だと思っている、このどちらかの人間が多い気がします。だからこそ相互理解のチャンスを潰している。そのためITエンジニアは「職人で頑固」というイメージがついている、もしくは付きやすい要因になっていのだと思います。

逆にカタカナ語を多く使った方がいいケースがあるらしい

どこかのニュースで「経営者」は横文字(カタカナ語)を多く使わないと舐められる!というのを見ました。個人的には全然納得できない内容でしたが(笑)そういう世界もあるのかもしれません。他にはITエンジニア同士だったら専門用語やカタカナ語がないと違和感があります。

コミュニケーションなので相手に合わせて言葉を使うことがすごく大事になのに、ITエンジニアはそういう部分が疎い。相手が自分に合わせてほしいという感情は私にもありますが、やはり専門家としてはこちらから歩み寄るほうが大事な事だと私は思っています。

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