疲れた身体と心に響く書籍をご紹介

書籍「あなたの脳のしつけ方」を読んでみた。私は脳を理解して人生を楽しみたい女【第4回】

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image_67159553 (2).jpgIT技術者の皆様、ご覧頂きありがとうございます。近頃、ノートパソコンを持ち歩いて出掛けることが多くなりました。以前はパソコンを持ち歩くなんて面倒だと感じていましたが、ようやくこの便利さに気づきました。出社をしてからパソコンを開き、業務を開始するというスタイルこそ従来の在り方に思われますが、現在のカフェやファーストフード店等には、インターネット接続や電源のサービスも導入されており、どこでも好きなようにライフスタイルを確立させる設備が増えています。

BGMが流れていたり、少し騒がしい場所だと、作業に集中出来ないように感じていましたが、結構色々なことが捗ります。個人差はあるものですが、本を読むにしても、静かな部屋で一人黙々と読むよりも早く読めてしまいます。実際に、BGMが流れる、カフェのようなスタイルのオフィスがあることに気づいた時、仕事の捗る環境には、自身が思い込んでいる以外にも多く存在するのではないかと感じました。人間の思考であったり、行動に寄り添う形であればあるほど、受け入れやすいものかもしれません。考え事をしている時は、沢山頭を働かせます。けれど、例えば飼っているペットに癒される時だったり、美味しい物を食べている時はリラックスしている状態になります。これは、「感情」として「頭=脳」が様々な働きをして、現状を感じ取っているからではないでしょうか。そのような疑問を抱いた時、今回紹介する本に含まれる、『脳科学』に出会いました。

『脳科学』と言っても、私自身あまり詳しくはありません。けれど、考えすぎて頭痛がしたり、物事を思い出す時に『脳』の部分に気を集中させることからしても、『脳』が生活の重要な部分を占めていることは理解できます。『脳』の構造を知っていけば、今持ち合わせている悩みも解決する糸口があるのではと感じました。

エンジニアライフコラム「平岡麻奈のちょっと一息」の第四回は「脳科学」をテーマに「あなたの脳のしつけ方」を紹介してみようと思います。

★あなたの脳のしつけ方-目からウロコの「実践」脳科学★

【著】脳科学者 中野 信子

「しつける」とは、あらゆる方法を「身につける」ことです。自分の体の一部を管理して「しつける」ことが出来るのかなと、興味を抱いた1冊です。本当はこうしたいけど出来ない、思い通りにいかないことは、『脳』の構造が原因であるとし、「聞きわけのいい脳」をつくるコツを紹介しています。

本書ではLesson1から6までの項目に分け、「しつけ方」を学びます。自分らしく、充実した人生を送りたいけれど上手くいかない。そんな「悩み」の種となる事柄ごとに、『脳』の構造から読み解き、解決に導きます。冒頭でお伝えした、BGMが流れていたり、少し騒がしい場所でも仕事が捗るという事実。こちらも『脳』の構造が影響していることが解りました。「何かをやり始め、集中状態に入り、それをできるだけ持続させるには、少々意外かもしれませんが、あえて『人目につく場所』でやるのが効果的です。」とされています。皆個々に違うことをしているのだけれど、「人目のつく場所」で行うことで、自然と「しなければいけない圧力」がかかり、結果集中状態に入ることが出来るようです。仕事に限らず、見られていると意識することが、より良い状態を生み出していると思います。

悩みを解決する為には、例えば人間関係について改めて考えてみたり、仕事のやり方の改善等、目の前に存在する事実に関して考えることが多くありました。『脳科学』に出会ってから、悩みに焦点を当てるだけでなく、人間の構造に目を向けるという新しい視点が生まれました。自分らしく、充実した人生を楽しむために、「『脳』の構造を理解する」ことを始めてはいかがでしょうか。

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