自己投資の回収打率は低くてもいい -ホームランを狙え!
このところ自己投資ネタが多いようなので私も書いてみました。
自己投資を回収する打率は低くてもいい
自己投資してもそれが仕事に役立たなかったことが多い、とあなたは感じていませんか?
「読んだら忘れない読書術」(樺沢紫苑著)という本にこんなことが書いてありました。
本を10冊読んで10冊ともためになったなどということはまずない。当たる打率は読書家の筆者でもそう高くはない。
まして読書の初心者だったら10冊読んで1冊でも自分に大きな影響を与えてくれるホームラン本があれば十分だろう。
研修などの自己投資も似たようなものではないでしょうか。自己投資が役に立つ打率は10割ではありません。投資しただけのスキルが全部つかなくてもいい。得られたスキルや考え方の全部が仕事に役立たなくてもいい。ただ、10個投資したうちの1つでも自分の仕事や将来を大きく変えるホームランになれば投資した甲斐はあるはずです。
打率が低いからといって打席に立たなかったらホームランは生まれません。何も変わりません。回収打率は低くても、ホームランを狙って自己投資をしましょう。他人の株を買って損したらムカつきますが、自分に投資して損したのなら納得もできますし。
「自己」投資でないと効果は低い
サラリーマンは会社の予算で外部の研修を受講することがあります。ときには会社で決められている研修に無理やり行かされることもあります。そんなとき「行かされている」感を持ったまま受講してしまうと習ったことは身につきません。無駄になります。自分で選んで志願して行った研修でも、会社のお金で受講するとそれほど気合が入らず身につかないことがあります。
それに比べて、自腹を切って「自己」投資して研修などを受講した場合は、「回収してやろう」と、より気合いが入って習ったことが身につくものです(当社比、じゃなくって当人比)。
そして自己投資でも、無料セミナーや格安講座よりも、高価な投資であるほど自分のやる気が出て成果も出やすくなります(当人比)。(「スキルアップは自腹を切ってでもやっておこう」参照)。より効果を得たいと思ったら、それなりの自腹を切ったほうがよさそうです(当人比)。
そしてエクセルVBAプログラミングに自己投資してみようという方はこちらをご覧ください。「エクセルプログラミング超入門勉強会」(←結局宣伝かいっ! というオチでした)
あべっかんでした。