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クラウドファウンディングであそび心のある製品を作ってみよう!

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「あっ、やっと来たか(^^♪」

 先日、我が家に荷物が届きました。7か月前から楽しみにしていたものが届きました。

男の子が大好きな変身ロボット

 10年以上前に私が使っていた携帯電話。と同じ形からロボットに変身するというおもちゃです。これはクラウドファウンディングで開発されたものです。このクラウドファウンディングに申し込んだのは2月。それから7カ月経ってやっと完成して届いたのでした。

infobar6.jpg

 このクラウドファウンディングは、タカラトミーのトランスフォーマーのロボットのおもちゃ「トランスフォーマー」シリーズに、auの携帯電話機 INFOBAR を取り入れて敬譚電話がロボットに変身するものを作ろうというプロジェクトでした。「これ欲しい!」と思った人たち(私を含む)が注文する形で先に投資をして、その資金でこの製品が開発、製造されたのでした。

メーカー社内の商品開発には制限がある

 私は以前に電機メーカーに勤務していたこともあり、社内の商品提案にアイディアを出したことが何度もあります。あそび心のある楽しくて売れそうな(と自分では思っている)商品をいくつも提案しました。しかし特に大きなメーカーだと、上の方に頭の固い重役がいます。斬新なアイディアがあっても採用されません。極めてありきたりの、確実に売れそうだと(頭の固い人が)思うものしか採用されません。そしてそういったやり方だと、新しいヒット商品は誕生しません。あそび心のある商品も出てきません。

 クラウドファウンディングという手法だと、あらかじめ欲しいと思う顧客を確保できます。いいアイディアさえあればその企画を実現させることが可能になります。逆に大衆に賛同されず資金を集められなければ、開発前に売れないことが分かるので無駄な開発をせずに済みます。

いいアイディアが浮かんだら実現させてみよう

 今回作られたトランスフォーマーロボットは(ほぼ)ただの人形です。通話ができる訳ではありません。例えばこれを通話ができるようにするとか、モーターやコントローラーをつけてロボットを動かせるようにするとかいう改良ができるかもしれません(サイズが小さいので無理かな?!)。

 それ以外でも、頭の固い重役がいるメーカーでは作れないような斬新なあそび心のある製品もクラウドファウンディングを使えば商品化が可能になります。エンジニアのみなさんの頭の中には、「こんなものが作れるはずだ」といったアイディアが眠っていないでしょうか? いいアイディアさえあればクラウドファウンディングで商品化できる可能性があります。自分の中のエンジニアとしての夢を、クラウドファウンディングで叶えてみてはどうでしょうか。

 さあて、どんなものが作れるかな、と企んでいるあべっかんでした。

 ※INFOBARがどのように変身していくのか知りたい方はこちらをご覧ください→「超合金変身ロボットINFOBAR完成!」

Comment(2)

コメント

ksiroi

まぁ偉い人は組織を守るのが仕事ですからねぇ…

私もアイデアを出しまくって没にされて(よく分からない社内の別の人にパクられて)いますが
個人開発者は須らくクラウドファウンディングに移行するべき時期なのかもしれないっすね

企業に庇護される時代は終わったと言い換えてもいい。

abekkan

>ksiroi さん

ksiroiさんもアイディアマンなのですね。
自分で企画を進めるところまでやれば大儲けできるかもしれませんよ(^^♪

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