社内SEの実態を公開

謎の新任課長

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「これまで部長の私が課長を兼任してきましたが、ようやく新しく専任の課長が来てくれることになりました。今海外にいて不在だけど、業務に支障の無いようにしますので、よろしくね」

と部長からいきなり言われて課のメンバーは不安な気持ちでいっぱいになりました。何しろ紹介された課長が初日から不在なのですから。


Aさんは休暇の申請をシステムで申請しました。すると不在の課長から即座に承認されて戻ってきました。コメントに「急ぎの案件があれば他のメンバーに引き継いでください」と。

Bさんは出張申請をシステムですると、これまた不在の課長から承認が来ます。コメントには「後日、課員含めて出張報告をメールしてください」と。

Cさんはプロジェクトの状況報告のメールを課長にしました。すると、「状況報告ありがとう。了解しました。適宜周りのメンバーと相談のうえで進めてください」と。

交通費清算も、軽微なシステム変更申請も、ID申請も、すぐに承認してくれます。課長が居ないのに業務がいつも以上にはかどりますし、のびのび仕事が出来て大喜びです。

Dさんが営業部署からRPAを導入したいと相談があり、課長に相談すべく概要を資料にまとめてメールしました。忙しいとは思いますが、少し時間をくださいと。
すると

「状況報告ありがとう。了解しました。適宜周りのメンバーと相談のうえで進めてください」

直接相談する時間はくれないの?

Dさんは納得いかずに、課長を捕まえて話をしようと思いますが、まったく出社しません。思い切って部長に相談するとことにしました。
すると部長から衝撃的な言葉が!

「実は実験的にRPAで開発した"課長ロボット"を導入してみたんだよ。どうせ課長なんて、上からの業務内容を課員にスルーしているだけ、各種申請も内容なんて見ていないだろ。」


というのは架空の話です。RPAはルーティンワークを自動化するのに向いていて、多くの事務作業はRPAにとってかわられるだろう、と言うのはよく聞く話です。ちゃんとマネージメントしない課長はRPAで十分なのでは、と思いますね。

Comment(4)

コメント

Mc

内容は非常に考えさせられるものがあります。
読み物としては星新一のSSとみたいでとても好きです。

えどわーど

驚愕の結末w

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