今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

137.ブレーンストーミング活用法

»

初回:2021/3/24

1.CIA京都支店『妖精の杜』

 ここはCIA京都支店のデバイス開発室。安らぎを求めて傷ついた戦士が立ち寄る憩いの場所、通称『妖精の杜』と呼ばれていた。

 P子:CIA京都支店の優秀なスパイ。早坂さんにはなぜか毒を吐く。
 早坂:デバイス開発室室長代理。みんなから『妖精さん』と呼ばれている。
 CIA京都支店長:これでも一応ここのトップ。
 佐倉ななみ技術部長:『P09.謎の新任課長』から部長に昇格。実は人工知能...かも?
 城島丈太郎:P子の後輩で、やるときはやる...やらない時はやらない人物
 山村クレハ:キュートでチャーミングで愛嬌がある女子。現在はP子と同じ取締役

佐倉部長「今日はお得意様からのご要望を受けて、ヘアドライヤーの新商品についてのブレーンストーミングを行っていただきます」

P子「このメンバーでブレストしても効果ないんじゃない?」

支店長「まあ、いいんじゃない。お得意様のためなんだから」

佐倉部長「とりあえずブレストの4つのルールの説明をするわね。
 1.判断・結論を出さない(結論厳禁)⇒人の意見を批判しない
 2.粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
 3.量を重視する(質より量)
 4.アイディアを結合し発展させる(結合改善)
判った?」

丈太郎「やっぱりヘアドライヤーの性能って、速乾性でしょ。なら業界最大の風量を売りにするとか」

早坂「なら、風速30m くらいは欲しいかな」

丈太郎「台風並みですね。いっそ竜巻レベルの風速60m は必要なんじゃない」

支店長「風速60mって、時速換算で 215km/hだから、その倍の400km/h くらいは出したいよね」

P子「ジャンボジェット機の最大出力程度じゃないですか?頭吹っ飛びますよ」

佐倉部長「P子さん、判断・結論は今は出さないでね」

早坂「自動車の電源ソケットで動かせれば、車中泊でもドライヤーが使えるし、いざとなれば、そのままジェット機に変身...って、できるかも」

丈太郎「冬場の車中泊って寒いから、ドライヤーで暖房できれば快適だよね」

クレハ「自宅で使えれば、エアコン買わなくってもいいわね」

丈太郎「いっそ、フライパンも温められたほうがよくないっすか?」

支店長「私はもっと火力を重視したいね。ガスコンロが1700℃くらいだから、3000℃くらいは欲しいね」

P子「アセチレン溶接バーナーと同じくらいの温度ですよ。頭穴あきますよ」

佐倉部長「P子さん、判断・結論は今は出さないでね」

丈太郎「ニトロを燃料にすれば、4000℃くらいまでは行けますよ」

早坂「いっそのこと、核融合で6000℃を目指しましょうよ」

クレハ「風量も熱量も重要だけど、携帯性も考慮してほしいわ」

丈太郎「充電式?なら、携帯電話へ電力供給できる機能が欲しいよね」

支店長「いっそ、ドライヤーにSIMカード装着してそのまま通話できればいいんじゃない?」

クレハ「吹き出し口は、口側?、それとも耳側?耳側だとやけどしちゃいそう」

丈太郎「形状的には、取っ手を口側、吹き出し口が耳側かな。耳がやけどしないように安全ロックが必要だね」

早坂「携帯電話にするとなると、本体に液晶画面が要りますね」

丈太郎「吹き出し口がプロジェクタみたいになってて、ジェスチャー操作できれば液晶要らないんじゃない」

P子「ヘアドライヤーじゃなくって携帯電話の話になってない?」

佐倉部長「P子さん、判断・結論は今は出さないでね」

早坂「でもプロジェクター機能があれば、そのまま営業活動のプレゼンに使えるかも...」

支店長「いいねえ、出張にドライヤーとプロジェクターと携帯電話の一台三役か」

P子「出張時に、自前のヘアドライヤーは持ってかないでしょ」

佐倉部長「P子さん、判断・結論は今は出さないでね」

クレハ「そもそも手で持たなくてもいい形状に出来ないかしら」

早坂「おお、ナイスアイデア。要するにドローンにして、頭の上でホバーリングさせるんですね」

支店長「プロペラから熱風が噴き出すんか?」

P子「温風にしてください」

クレハ「操縦誤ったら、髪の毛ぐしゃぐしゃになりそう...」

丈太郎「じゃあ、ダイソンのヘアドライヤーみたいに羽無しにして4個付ければ?」

早坂「おお、垂直離着陸可能なヘアドライヤーか」

丈太郎「羽無しでも、結構音が気になるんだよね」

早坂「温風出しながら、逆位相の音を出してノイズキャンセル機能を付ける?」

丈太郎「それが出来るなら、音楽も聞けた方がいいね」

早坂「羽...じゃなかった、ドーナツ状の4個の送風口を取り外して、2個をヘッドフォンに出来るんじゃないかな」

丈太郎「残りの2個は、マイクにすれば在宅でZOOMするときにも使えるかも」

クレハ「カラオケにも使えそうですね」

早坂「録音機能と文字起こし機能があれば、会議に持っていけますよね」

P子「もう、ヘアドライヤー関係ないんじゃないですか?」

佐倉部長「P子さん、判断・結論は今は出さないでね」

クレハ「じゃあ、純粋に小型化を検討できません?」

丈太郎「親指サイズにするとか」

早坂「10個にセパレート出来るようにして指に付けるとか?」

P子「指人形じゃないんだから」

丈太郎「バラバラにするとなくすから手袋にすれば」

早坂「電熱線を入れて暖かい手袋で、髪の毛をかき上げれば速乾するとか」

クレハ「冬場には助かります...手袋としては」

佐倉部長「色々なご意見が出ましたが、そろそろ終了時刻が近づいてきましたので、これで終わりにしたいと思います」

P子「これ、まとめられないでしょ」

丈太郎「ま、いつもの事だね」

早坂「ブレーンストーミングって、要するに息抜きだよね」

支店長「リフレッシュして、通常業務に励んでくれればOKだよ」

P子「顧客からのご要望はどうするのよ」

佐倉部長「私が常識的な内容で、いい感じに仕上げておきます」

P子「意味ないじゃん」

2.反省会

P子「そもそも、ブレーンストーミングって何の役にも立たなかったじゃないですか」

早坂「頭のリフレッシュにはなっただろ」

丈太郎「ま、あんなやり方で、ナイスなアイデアが出るわけないっしょ」

早坂「最初のテーマから脱線しないという事は、無意識のうちに既成概念に囚われているって事ですからね」

クレハ「でも、あれだけ脱線すると目的も何もあったもんじゃないでしょ」

P子「だから、何の役にも立たないんじゃない」

早坂「まず、意見を批判しない...って、批判されれば言わなくなるから?なら、最初からそんな意見は使えないって事だよ」

佐倉部長「それはちょっと言い過ぎなんじゃない?」

早坂「批判されれば、その欠点を改善した意見を出し直せばいいんだよ」

丈太郎「それが出来ないから、あんなまどろっこしい方法を取ってるんじゃないっすか」

早坂「ものすごく革新的な素晴らしいアイデアが思い浮かんでるのに、批判が怖くて口に出せないって、あり得ないんじゃないかな」

丈太郎「批判されるくらいなら意見を出さない人がいて、その人に意見を出させるためにこんなまどろっこしい事をする位なら、批判されてもくじけない心を持つ訓練をした方が、より建設的だと思いますよ」

早坂「理由もなくダメ出しは批判だけど、きちんと論理だてて問題点を指摘するのは意見の相違なんだから、そこを改善すれば一歩前進できると思うんだけどな」

丈太郎「やってみないとわからない事に反対しても、結果が判らないんだから意味ないことで、機能的に問題だとか、コスト的に問題だとか、課題を出せば解決案が出てくるかもしれないですからね」

早坂「ブレーンストーミングが活用出来たって人がいたら、教えて欲しいですね。アイデアが思い浮かんだ時に、みんなと気軽に言い合える職場環境だったら、こんなの不要だと思います」

佐倉部長「じゃ、次回からはブレーンストーミングは無しという事で」

早坂「いやいや、やってて楽しいから、これからも機会があればやりましょうよ」

P子「何の役にも立たないのに?」

早坂「頭のリフレッシュ、日ごろのストレス解消には役立ってますよ」

P子「ブレーンストーミングの活用法って、そこだけ?」

丈太郎「それ以外に期待できないっしょ」

早坂「ほな、さいなら」

Comment(13)

コメント

藤井秀明

・何故ブレストの代案が「くじけない心を持つ訓練」なんですか?ブレストをすると訓練が出来なくなるわけでもありませんし、それを比較対象に出すのはおかしいと思いますが。
・「言い合える職場環境」の評価基準や「くじけない心を持つ訓練」のメソッドは確立されているんでしょうか?メイングループだけが言い合えると思っているだけで、そこに入れていないメンバーは意見を出せていない可能性は?グループに入れてない人や、訓練に耐えられない人を排除しているだけの可能性は?
・仮に上記の懸念が払拭されたとしても、新人が意見を出せるのは訓練などを終えてからということになります。ブレストに比べ圧倒的に即効性に劣ることになるかと思います。
・ブレストで出た意見をブラッシュアップするのは当然のことです。今回それをすることでブレストの意味が無くなるのならば、それは常識に外れた意見を出し続けブレストを成立させる気のなかった悪意あるメンバーのせいであり、ブレストの価値を損ねるものではありません。
・そもそも悪意あるメンバーを考慮に入れるなら、批判有りの議論こそ成立が難しいでしょう。常識的に許容されるレベルの重箱の隅を突き続けて議論を妨げれば良いのですから。


以上の点から、今回の記事でブレストの活用が難しいという結論を導くのは無理があると感じました。

ちゃとらん

藤井秀明さん、コメントありがとうございます。


> 何故ブレストの代案が「くじけない心を持つ訓練」
ブレストの代案は『なぜなぜ分析』議論のつもりです。批判があると自由に発言出来ないなら、批判に負けない心があれば、批判されても自由に発言できるという意味です。


> 「言い合える職場環境」の評価基準や「くじけない心を持つ訓練」のメソッドは確立
ブレストのメソッド(1950年ごろ)が確立されているからと言って、使い物になる保証はありません。


> 新人が意見を出せるのは訓練などを終えてから
ブレストの確立されたメソッドの中にも、人選というのがあります。訓練を終えてからでも構わないと思います。


> それは常識に外れた意見を出し続けブレストを成立させる気のなかった悪意あるメンバー
それを単に悪意と決めつけてよいのかどうか。
ブレストの批判無しに対するトレードオフのようなものではないかと思います。
常識的な意見にとらわれるのであれば、それこそブレストの本来の目的を見失うのでは?


> そもそも悪意あるメンバーを考慮に入れるなら
非常識な意見が悪意なのか、一生懸命意見を述べているだけなのか、判断が難しいです。だからこその『なぜなぜ分析議論』が必要と感じています。


まず、ブレストを肯定されるなら、今回の意見を『批判』せず、ブレストの手法(確立された手法)で、コメントされてはいかがでしょうか?
批判を書き込んでいる時点で、ブレストの活用が難しい事をご自分で証明していませんか?

藤井秀明

他が軒並み吹き飛ぶレベルで最後が酷すぎるんですが。

>まず、ブレストを肯定されるなら、今回の意見を『批判』せず、ブレストの手法(確立された手法)で、コメントされてはいかがでしょうか?
>批判を書き込んでいる時点で、ブレストの活用が難しい事をご自分で証明していませんか?


まずブレストは「アイディア創出のための会議手法」なのに、それをここで出来てないから難しさを証明しているという意味が分かりません。
ここでする意味も無いしするものでもない。
「小学生と意思疎通ができないからPythonはクソ言語」って言ってるようなものです。もう何もかも違う。

次に、なんでブレストの手法使ってないって言いきれるんですか?
もしかしたら、かなり無理やり手法を転用して「この記事に対する意見のブレスト」で出た意見をブラッシュアップしたコメントかもしれませんよね?
勿論そんなことはしていませんが、使ってないと言い切れる根拠はなんなんですか?

最後に、ブレスト肯定とこの記事に対する批判とを結びつけているのが何より拙いです。
なんで唐突にこの記事の意見をブレストの一意見として扱わなくてはいけないんですか?
ブレストはそういうものに使う手法ではないし、ここはそんなことをする場所じゃないし、ブレストをするという合意も得てないでしょう。
都合よく解釈した挙句、自分の記事への批判封殺に使わないでください。

ちゃとらん

藤井秀明さん、コメントありがとうございます。


人の意見には批判しておいて、自分が批判されると
> 他が軒並み吹き飛ぶレベルで最後が酷すぎるんですが。
と、論理ではなく感情論で批判されるんですね。


> …もう何もかも違う。
自分と違う意見に遭遇すると、何もかも違う…と。


> 「この記事に対する意見のブレスト」で出た意見をブラッシュアップしたコメントかもしれませんよね?
なるほど。
ブレストでは批判的な意見は出ない(はず)ですが、それをブラッシュアップすると、批判的な意見になったかもしれないと想像しろ…と。
どんなブラッシュアップの手法を使われたのか、興味があります。


> ここでする意味も無いしするものでもない。・・・・・
> ブレストをするという合意も得てないでしょう。
その通りですし、出来ないでしょう。


ブレストの目玉は「他の意見を批判しない」事だと考えています。特徴ですね。私は批判…正確に言うと反対意見とか、逆の考え方なのですが、批判無しで得られたアイデアって、薄いと思っています。そんな薄いアイデアをいくら集めて、整理したって、実用に耐えるアイデアは生まれないのではないかと思っています。


「ブレストの活用が難しい事の証明」と書いたのは、現に、このコラムの内容に対して、別の角度で伸ばしたり、追加したり、化学反応を起こして新しいアイデアを出したりせず、批判されているからであって、ブレストしてくれと言う意味ではありません。
# 単なる批判ではなく、論理的な理由が必要です。その反対意見の論理的理由が解消されれば、対応可能なアイデアになるわけですから。感情論で反論されても解決できませんから。


もちろん、藤井さんが、今までブレストしてきた中で、費用対効果(かけた時間に対する成果があった)が得られたのなら、これからもブレストに励めばよいと思います。
ワイワイガヤガヤで楽しい時間は過ごしたが、業務としての成果があまり出ていない組織も多いのではないかと言うのが、私の意見です。


私の知っている範囲ではブレストで成果が出たという話は聞いたことがありませんし、それは組織の問題とか手法を間違っているとかいう意見もあるかもしれませんが、逆に言うと使い方がものすごく難しい手法だとも言えます。ブレストなんて、ただの楽しいだけの親睦会ですね。

勝ち逃げ先生

コメント中に費用対効果の話が出たので斜め下から事例をひとつ。
ぼくがブレストを使うときは新規事業案やゼロトラブル案など、費用対効果のその先にある問題解決に活用しています。2:8の法則通り、通常の会議では約2割の人しか参加しませんが、ブレストなら「くじけない心」を持ち合わせていない8割の人の意見も吸い上げられるし、そこから連想ゲーム的に「発散」が可能です。で、ブレストの4原則の1つに、「結論は出さない」とあるので、じつはブレストで出来ることはここまでです。次ステップの「収束」にはKJ法とか別の手法がありますが、こいつとワンセットでやらないと、楽しい親睦だけの片道切符だとは思います。斜め下から失礼しました。

藤井秀明

そのように人のコメントを都合よく切り取って感情論扱いされるのであれば、議論にならないのでもう結構です。
ありがとうございました。

ちゃとらん

勝ち逃げ先生さん、コメントありがとうございます。


要約すると『費用対効果が見込めない案件にこそ、ブレストは効果がある』ということですね。


ブレストそのものに問題があるのか、その先の「収束」方法に問題があるのか、実はさらにその先の「判断」「実践」の所に問題があるのか(個人的にはここが一番の問題)判りませんが、「何でもかんでも、ブレストすれば問題解決~」みたいな事はないという事だと思います。

ちゃとらん

藤井秀明さん、コメントありがとうございます。


> 議論にならないのでもう結構です
なるほど。
批判が入ると意見を言わなくなる人がいる…というブレストの「批判禁止」の有効性を証明されたという事ですね。


一本取られました。


「結論は出さない」というブレストの意思を尊重して、ブレストが有効なのか無効なのか結論は控えさせていただきます。

マスター吹越

問題解決手法としてみた場合、ブレストは広げるまでが目的、そこから解決にするためには次のフェーズとして類似意見の集約、対立意見の精査などが必要になると考えています。
文中では『纏められない』と早々に諦めてますがw

・常軌を超えた強風を出したい(30m/s~400km/h)
・常軌を超えた高温を出したい(3000~6000℃)
この辺りは「家庭用電源でフールプルーフも考えずに出せない」ということで消えてもらうとして、手袋に電熱線は髪が痛むどころじゃないので無しとしても手袋から温風、くらいだったらありというように集約していくフェーズを行わないブレストは例示の通りになるので、「纏められない」と早々に諦めるのではなく「まとめたうえでフールプルーフ上やらない」とするべきかと思いました。
そこまでケアしない、ブレストやって終わりでいうなら確かにやる意味は薄くなってしまうと思います。

ちゃとらん

マスター吹越さん、コメントありがとうございます。


このあたりは、私もブレストのプロではないので判りませんが、ブレスト中に『フールプルーフ上ダメ』(これが批判に当たるかどうか微妙ですが)と切るか、まとめの段階で切らざるをえないと判断するか、になると思いますが、どちらにしても『切る』行為が(今回は判りやすいですが)水をペットボトルで売る(古い人間には信じられない商売)を『切る』と、せっかくの革新的な発想も無駄になってしまいます。


ブレストって、批判無しで勝手に言い合うだけでは効果が出ないし、まとめの時に『まともな判断』をされると革新的なアイデアは消えるしで、取り扱いが難しい…と思っています。

分からないことに対して揶揄するような表現で貶す理由は何なんでしょう?

-------------------------------------------------
〉早坂「まず、意見を批判しない...って、批判されれば言わなくなるから?なら、最初からそんな意見は使えないって事だよ」
 
実はこれが大事な点で、ブレストで意見を批判してはいけないのは「最初から使えないようなアイデア」も取りこぼさないためです。
 
真面目に何かのアイデアを考えたときに、ざっくり
1.ありきたりなアイデア
2.明らかに使えないアイデア
3.すぐには思いつかないアイデア(使えるかどうかは不明)
というような順番で思いつくことが多いので、
ブレストの場合は大量(※ここ重要)にアイデアを出すことで
1と2を出し尽くしたうえで3を引き出そうとします。
 
で、批判されると2を出す前の段階で終わってしまうことが多いので
批判禁止なんです。
 
もちろん大量のごみが出るので出た意見のまとめ作業は必須です。
これやらないならただの時間の無駄です。

あと、
〉早坂「批判されれば、その欠点を改善した意見を出し直せばいいんだよ」
批判は禁止されてますけど、欠点を改善した意見を出すことは禁止されてないので
欠点に気づいた人が追加意見として出していいんですよ?

ちゃとらん

氏さん、コメントありがとうございます。


> 「最初から使えないようなアイデア」も取りこぼさないためです。
おっしゃる通りだと思います。


> もちろん大量のごみが出るので出た意見のまとめ作業は必須です
そうなんですよね。これが大仕事…というか、出来ていないのがほとんどじゃないかと思います。(思いますじゃなく、思えます…かも!?)


>〉早坂「批判されれば、その欠点を改善した意見を出し直せばいいんだよ」
> 批判は禁止されてますけど、欠点を改善した意見を出すことは禁止されてないので
>欠点に気づいた人が追加意見として出していいんですよ?

そうです。その通りです。それが一番重要なんじゃないかと思っています。


つまり、批判有りでも、(感情的な批判や決めつけの批判は無し)論理的批判は、改善点の指摘と同じなので、本人、または第三者がフォローすればいいと思います。


すると、先の突拍子もないアイデアからも、
> 3.すぐには思いつかないアイデア(使えるかどうかは不明)
に熟成される可能性が高まると思っています。


一人の意見からは、なかなか 3 まで行きませんが、熟成させれば出せると思っています。


そのあたりが、批判有りブレストの方が、より建設的になれると思う理由です。

コメントを投稿する