今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

128.緊急と重要

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初回:2021/2/3

1.今回は二本立てです

P子「最近、そういう映画、聞かないわね」(※1

 個人的には『緊急ではなく重要だがタイムリーなネタ』と『緊急でも重要でもないが気になるネタ』です。

P子「優先順位付けが下手ね」

 でも、今回はその優先順位付けのお話です。

2.緊急と重要と効果性

 このお話の起源は、キャリコン高橋さんの『第454回 問題の本質を考える』で仕事の優先順位をつける時に、7つの習慣の「緊急かつ重要(第1領域)」と「緊急ではないが重要(第2領域)」を優先的に注力し、「緊急だが重要ではない(第3領域)」と「緊急でも重要でもない(第4領域)」は優先順位を下げて対応すればよいという話からきています。

P子「問題の本質を捉えるってことね」

 さらにここに「効果性」を加味した対応をすべし、とのご意見、まことに持ってその通りだと思います。

 さて、今回ここに書きたいことは「緊急と重要」を考える時に「誰にとって」の緊急なのか? 重要なのかを考慮する事と、時間軸の概念も考慮すべきと思っています。

 この辺の話をコメント欄に書いたところ、より詳しい解説を頂きました。そのアンサーコメントも素晴らしいので、一読をお勧めします。

 さて、専門的な解説はキャリコン高橋さんにお任せするとして、もう少し庶民的な例で説明してみたいと思います。

 「時間軸」は判りやすいので先に説明すると、暫定対策と恒久対策が判りやすいと思います。重要でなくても緊急に処理しなければならない課題もあるでしょう。そういう場合は、時間をかけず暫定対策を行っておき、後からじっくり恒久対策を練るというのが良いでしょう。

 「誰にとって」は少し難しい判断基準です。というのも時間軸も考慮しなければいけないからです。

 例えば、報告書の作成とデータ集計の仕事があったとしましょう。報告書は作成後上司の承認で終わりますが、早く提出すれば上司の覚えが良いので、緊急ではないが『自分にとって』重要な仕事です。一方データ集計は大して重要ではありませんが、作成後に別の部署の担当者が集計結果を整理して部門の方針決定の参考資料にするとします。別の部署の担当者の納期設定も、まだ先なので『自分にとって』は重要でも緊急でもありません。

 どちらを先に行うかと言えば、当然...ではないと私は思っています。

 データ集計は『自分にとって』は重要でも緊急でもないのですが、時間軸で見ると次の担当者に早くデータを渡せばその人が、それだけ資料作成の時間が得られたり、不足データの再収集が出来たりします。つまり『別の部署の担当者』からみればデータ集計の仕事は緊急とは言わないまでも早い方が良いことになります。

 こういう場合、私は『下流の仕事がある業務』を優先します。

 今回の「誰にとって」は、時間軸を考慮した次の担当者でしたが、顧客にとっての重要度とか、顧客の取引先にとってとか、色々な切り口があります。それらを時間軸も考慮しつつ本当に効果的な対応が出来ればよいと思います。

3.問い合わせフォームの具体例

 さて、2本目の議題は、私のコラム『125.課題解決~Y君の場合~』のコメントで、

> むしろどこが解決できるのかまったく理解できないので、どこを解決できると思っているのか説明してもらえるかな?

 とあおられたので、その説明をしようと思います。

P子「要するにイラっとしたのね」

 大元の話は、山無駄さんの『ご迷惑をおかけしました。なんて言葉はいらないーY君の脱走ー<発端編>』からの流れを読み直してください。

 Y君の話が実話なら、私の解決案も実話で勝負したいと思います。

 その昔、企業内システムを構築していた我が部署では、顧客(つまり社内の人)へ提供したシステムの保守・改善を受け付ける仕組みとして、顧客は紙の『改善要望』に記述して担当者に郵送(社内便)する運用でした。システム構築時の担当者がそのまま保守も受け持つので、導入時に顔見知りになった担当者が、直接保守担当者に依頼するシステムです。

 で、ここではX君としましょう。そのX君は自分のやりたくない仕事は塩づけにしました。簡単に言うと紙の『改善要望』を机の引き出しに入れっぱなしにしておくのです。半年、1年とほっておいて、何もなければこそっと破棄する...みたいな事をしていました。

 依頼者は自分にとって重要な依頼なら催促しますが、あくまで社内システムなので基本無償対応ですから思いつきの依頼も含まれています。なので催促しない要望もあるため、それなりに運用は回っていました。

P子「顧客満足度は高くはならないわね」

 その通りです。

 さて、その後『改善要望』はWebシステム化されました。顧客が自分でWebシステムに登録し、保守担当者が納期を登録します。日付と納期から遅れや残を一発で見る事が可能です。担当者だけではなく、チームリーダーや部門長も見ることが出来ます。また、依頼登録時に各部署に情報化委員というシステムの利用者窓口を決めて、部署内での改善要望が重複しないか、重要なのかを判断して承認された改善のみが登録されるようになりました。これにより、単なる思い付きだけの改善や部署内での相反する依頼を事前に整理することが出来るとともに、どの部署からどのような要望が来ているかが『みんなが見ることが出来るシステム』上で管理されることになりました。

 これにより、意味のない依頼が減少し、保守担当者による依頼の握りつぶしも出来なくなりました。

 さらに、顧客の依頼から完成納期までの対応期間や、納期遅れの割合などもシステム管理することで、仕事の成果の見える化も実現しました。

P子「顧客満足度は高くなったの?」

 昔よりはよくなったかもしれませんが、時代が進むと顧客満足度の要求度も上がったため、相変わらずじゃないかと思います。

4.まとめ

 緊急と重要と効果性は難しい問題です。

 システム化するにしても、緊急度、優先度、効果性を十分に考慮する必要があります。

 そのためには「誰にとって」と「時間軸」をきちんと意識することで真の『効果的な』仕事の進め方が出来ると思います。

 ほな、さいなら。

======= <<注釈>>=======

※1 P子「最近、そういう映画、聞かないわね」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。


スピンオフ:CIA京都支店『妖精の杜』

 ここはCIA京都支店のデバイス開発室。安らぎを求めて傷ついた戦士が立ち寄る憩いの場所、通称『妖精の杜』と呼ばれていた。

 P子:CIA京都支店の優秀なスパイ。早坂さんにはなぜか毒を吐く。
 早坂:デバイス開発室室長代理。みんなから『妖精さん』と呼ばれている。

 P子:「あなたにとって重要な事って何?」
 早坂:「自由...かな?」
 P子:「好き勝手していたいって事」
 早坂:「ちょっと違うけど、近いかも」
 P子:「じゃあ、仕事での重要な事は?」
 早坂:「自由...かな?」
 P子:「最近仕事してる?」
 早坂:「仕事の要請されてませんから」
 P子:「要請がない妖精さんね」

Comment(43)

コメント

山無駄

発生時点入力の原則ですね。
データを発生した人が、発生した時間、発生場所で入力することが原則。
紙で書いたもの収集して、別の誰かが入力(転記)することはこの原則
に外れていますが、実際にはそんな業務をやっている企業の多い事。
昔はパソコンは事務所でしか使えなかったので、現場で紙に記録したも
のを事務所に戻って入力するしかありませんでしたが、今はタブレット
やスマホで現場で入力することも可能になりました。また写真や音声を
AIを使って入力、などという方法も現実味を帯びてきているので、発生
時点入力ハードルは下がってきています。
一方で、発生時点入力で正確なデータは集まりやすくなりますが、今度
はその仕訳が大変になります。改善要望などは重複や対応可否の判断を
していかないといけないので誰かがその整理をしなければいけません。
特に入力のハードルが下がり、味噌糞の要望が増えてしまうとその手間
は増えてしまいます。また、障害は困るので皆さん挙げてきますが、改
善はインセンティブがないと上がりません。特に自分が挙げた改善が
(それが重複であったとしても)遡上に乗らなければ要望を出さなくなっ
てしまいます。そのため、改善は玉石混交で数を出してもらうのが良い
ので、それを重みづけする仕組みもあればよいでしょう。いいね!でも
良いし、同様な改善が多いものから対応する。改善提案1件につき、一
律500円というインセンティブをつけている会社もあります。そのなか
ら大切と思われるものを対応する。など。

市場原理や各人のモチベーション、インセンティブを考慮したシステム
作りが求められてるのでしょうね。

ちゃとらん

山無駄さん、コメントありがとうございます。


おっしゃる通りだと思います。


システム化したから即解決~なんて、うまくいけば、ITエンジニアはもっと楽できますものね。


> 改善提案1件につき、一 律500円というインセンティブ

昔、急に改善要望が増えたことがあり、どうもQC活動で上記のようなインセンティブが付くようになった…というのがありました。
改善を出す方にすれば、確かに効果的です。
# 受ける方は、ひいひい言ってましたけど。

匿名158

社内の申請手続きやルートを故意にスキップし、
押印を捏造して、顧客に社内手続きが終わったとみせかける状況を
社内申請の手続きをどう改善すれば防げるの?
社内申請自体を捏造してるのに?
記事に書いてある内容と山無駄さんのコラムとは問題が発生地点が違いすぎて話のすり替えにしか見えないが。

社内申請を捏造、故意にスキップするような事例で社内申請をどうシステム化すればよいか定時してみなよ

ちゃとらん

匿名158さん、コメントありがとうございます。


125.課題解決~Y君の場合~ のコメント欄でも書いていたように、
> まず、100%が出来ないなら、0%…という発想は捨てたほうが良いと思います。
というように、すべての事例をシステム化で防げるなんて主張していません。


防げない事例をいくら提示されても仕方がなく、まずは、防げる事例からシステム化すればよいのではという提案です。


もう一言付け加えるとすれば、Y君の場合は、それらを『最初から』行うつもりはなく、最初の軽い気持ちから、だんだんと抜けられない状況にはまっていったのですから、最初の段階をシステム化(今回は見える化)するだけでも、効果があったと思います。

匿名241

>Y君の場合は、それらを『最初から』行うつもりはなく、最初の軽い気持ちから、だんだんと抜けられない状況にはまっていった


妄想?

ちゃとらん

匿名241さん、コメントありがとうございます。


> 社内の申請手続きやルートを故意にスキップし、
の故意が、過失なのか計画的なのかを考えた場合、過失に近いと『予想』しました。


Y君個人への対策ではなく、教訓として得られた事例で、少しでも(100%でなくても)対策が立てられれば、OKです。


それとも、証明されていない事はすべて『妄想』とお考え?
# リーマン予想 も匿名241さんにとっては、妄想…なのかな?

ちゃとらん

どうも、敵対的コメントの書き方が判ってない人が多いようですね。


今回、『100%でなくても出来るところから防ぐ』『あとは費用対効果』と言っていますので、故意に不正を働く人間への対処法なんて私があげる必要はなく、一つでも対応できた事例をあげれば、私の意見の正しさは証明されるわけです。


なので反対意見では勝ち目がないから、『妄想?』とかあおりコメントしかできなくなります。


つまり、私の意見に『勝つ』には、私があげた例以上に有効かつ費用対効果が高いシステム解決案とか、別の視点から捉えた方法を提示するしかないという事です。


そうされると、コメント欄では、その意見をほめるでしょうが、心の中では、悔しい思いでいっぱいになります。

匿名246

勝ち負けの問題?w

>それとも、証明されていない事はすべて『妄想』とお考え?

根拠のない予想は妄想と呼ばれても仕方ないw

>> 社内の申請手続きやルートを故意にスキップし、
そして押印まで偽造するのが過失だと?w
すごいなー、いったいどこまでやれば君の会社では計画的変更と判断されるの?
やりたい放題じゃんw

匿名246

敵対的コメントがどうとか、ただのつっこみや批判的コメントでも毎回毎回煽られてるとか思ってる時点で
もうお察し。
イライラして悔しくてちゃんと読まずに書き込むする前に、しっかり読んで1日冷静に考えてから書き込んだ方がいいんじゃない?

ちゃとらん

匿名246さん、コメントありがとうございます。


> 根拠のない予想は妄想と呼ばれても仕方ないw
リーマン予想も根拠がないから妄想と呼ばれても仕方がない?


> そして押印まで偽造するのが過失だと?w
ちゃんと読んでよ~

2021/02/04 08:57
Y君の場合は、それらを『最初から』行うつもりはなく、最初の軽い気持ちから、だんだんと抜けられない状況にはまっていったのですから、最初の段階をシステム化(今回は見える化)するだけでも、効果があったと思います。


システム化対応しておけば、『押印まで偽造』する所まで行かなかったと思いますけど。


煽りコメントの人が良く使う手に『言ってないことを書くな!』とはまさにこのことで、『押印まで偽造するのが過失だと』言っていません。


こういうのを、妄想って言うんじゃないんですか?

ちゃとらん

14:12 のコメントについて。


システム化で防げるところは防ぎましょう…に反対の立場なら、批判的コメントなのかもしれませんが、賛成も反対も出さずに、批判しているのは、敵対的コメントでしょう。なにも生み出さないですよね。


> イライラして悔しくて
イライラはしますよね。不毛な議論ばかりで。
悔しいのとは違いますよ。そもそも同じ土俵にも立ってないし…

匿名246

>システム化対応しておけば、『押印まで偽造』する所まで行かなかったと思いますけど。

なんで?w
偽造までする人間がなぜ、しないと思うの?
犯罪をする人間はシステム化しても穴を探して犯罪をしてるでしょw

逆に山無駄さんがなぜ手順をシステム化していないと思うの?
出来るシステム化はした上(手順をシステム化することなんかわざわざ言及するまでもない当たり前のこと)で、それ以外の対策を話していると思わないの?
自分が書いていることは察してちゃんになるくせに、他人の書いたものには厳しいんだね^^

匿名246

>Y君の場合は、それらを『最初から』行うつもりはなく、最初の軽い気持ちから、だんだんと抜け>られない状況にはまっていった
> 社内の申請手続きやルートを故意にスキップし、
>の故意が、過失なのか計画的なのかを考えた場合、過失に近いと『予想』しました。

のどこに「『押印まで偽造する』は過失ではないという発言の対象外です」なんて書いてるの?w
自分が書いてもないことを察してちゃんになるのはやめなよーw
だから毎回あれるんだよw自分に甘くて他人に厳しいからw

匿名246

あ、荒れるかスルーされる、に訂正。
毎回荒れてるわけじゃないもんね。

ちゃとらん

匿名246さん、3連荘の投稿、お疲れさんです。


16:03
> 偽造までする人間がなぜ、しないと思うの?
最初は、社内承認を取らずに見積を提出・・・からですよね。これを防いでいても、必ず押印まで偽造するという主張ですか?
なぜ、すると思うのかの方が、不思議です。


16:05
> 自分が書いてもないことを察してちゃんになるのはやめなよーw
いや、書いてないことを書くなと言ってるのに、察してくれなんて思ってもいないし、書いてもいないでしょ。
そもそもの論理展開が矛盾してきてますよ。


> 「『押印まで偽造する』は過失ではないという発言の対象外です」なんて書いてるの?w
書いてないから、察していただく必要はありませんよ。
過失であるとも、過失でないとも、そもそも、その事には触れてませんから。


その状況になる前に、何パーセントかは防げると言ってるんですから、議論の対象じゃないんです。


16:06
> あ、荒れるかスルーされる、に訂正。
荒れてるのは、敵対的コメントが不毛すぎるからでしょうね。

匿名241

荒れるのは自分のせいじゃないというその人格が荒れる理由では?笑

ちゃとらん

匿名241さん、コメントありがとうございます。


> 荒れるのは自分のせいじゃないというその人格が荒れる理由では?笑
『人格が荒れる理由』については、若干自覚はあるような、ないような…


キャリコン高橋さんの『第438回 他者評価依存を7つの習慣に絡めて考えてみる』での、第1の習慣「主体的である」でいうと、荒れないようにするのは、私次第という事になりますし。


でも、私と異なる考え方には興味がありますし、もう少し議論できればうれしいのですけどね。

M321-2

最近読むのが遅れ気味…


根本的に食い違っている気がするので言ってみます。
今回の事例を読んで私はY君を100%不正する人、と見ていて、その対策として不正するモチベーションを考えないといけない、と考えました。
なので、そこに100%防げない対策の話をしても受け入れられない人が多いことには納得しています。

ちゃとらん

M321-2さん、コメントありがとうございます。


> 根本的に食い違っている気がするので言ってみます。
> 私はY君を100%不正する人、と見ていて
なるほど。確かにそのように解釈されていると、前提が異なっているので話がかみ合わないという事ですね。


私の解釈は異なっており、やむにやまれず…とまでは思いませんが、なんとなく嫌な事から逃げているうちに、収拾がつかなくなってきて、最後にとんでもないことにをしでかした…だと解釈しています。


このあたりの解釈は、どちらが正しいとか、間違ってるとか判定できないのですが、別にY君だけに特化した対策を考えているわけではなく、Q君、D君、W君など、色々なタイプの人がいて、そのうちの何パーセント防げるかと、そのシステム構築費用、対顧客の信用失墜損失などの費用対効果を考えて、対策を行えばよいと考えています。

M321-2

ちなみに読むのが遅れてるのは通勤時間がなくなったせいです。


>私の解釈は異なっており、やむにやまれず…とまでは思いませんが、なんとなく嫌な事から逃げているうちに、収拾がつかなくなってきて、最後にとんでもないことにをしでかした…だと解釈しています。


ここの解釈は自分も同じです。
ですが、Y君がだんだんそうなってしまったことを、ちゃとらんさんの言うような管理システムで防げたでしょうか?
嫌なことから逃げようとしている人に対して、管理を強化したところで逃げることをやめさせられるでしょうか?


ちゃとらんさんが「管理すれば防げる」と言っているとは思っていませんが、あの流れでこういう話をすると、暗にそう言っているように見えるのではないでしょうか。

ちゃとらん

M321-2さん、コメントありがとうございます。


まず、実例を挙げて防ぐことが出来る事例を示したつもりです。そのうえで、Y君のケースが防げるか防げないかは仮定の話なので、私には判りません。それは、M321-2さんも同じだと思います。単なる水掛け論になってしまいます。


さて、そのうえで防げると思えばシステム化すればよいでしょうし、防げないと思えば別の手立てを考えればよいだけです。


> 管理を強化したところで
イメージ的には管理しなくて済む方向を模索しているつもりです。例えば今まで人が受注を受けていたのを、人を介さずに受注が登録される仕組みなどです。

M321-2

ちゃとらんさん、何度もお付き合いありがとうございます。


>Y君のケースが防げるか防げないかは仮定の話なので、私には判りません。
反発を食らう原因にここが共有しきれていないことがあると思います。
流れからY君の事例はこうしていれば防げたのでは?と読まれやすい内容が、実はY君の事例とは関係がない、ということですね。
(後から付け足しても時既に遅し…一度そういう印象が付くとなかなか変わりません)


>イメージ的には管理しなくて済む方向を模索してい るつもりです。
人任せでなくシステムで管理しようね、という話に聞こえました。
が、こちらは本題ではないつもりですのでここまでで。

ちゃとらん

M321-2さん、コメントありがとうございます。


> >Y君のケースが防げるか防げないかは仮定の話なので、私には判りません。
> …
> 実はY君の事例とは関係がない、ということですね。
なかなか、文章だけでは通じにくいですね。


そうではなく、私はY君の事例でも(最初からシステム化されていれば)防げていたと考えています。第二、第三のY君が、いつ、どこに現れるかわからないので、システム化は進めておいた方が良いと思っています。
M321-2さんはシステム化では、防げないんじゃないの、という事ですよね。
これは、実際にY君で実験することが出来ないので、防げるか防げないかで議論しても仕方がないという事を言いたかったんです。


> 人任せでなくシステムで管理しようね、という話に聞こえました。
そういう風に言っているつもりです。

M321-2

ちょっと混乱してきました。


>Y君のケースが防げるか防げないかは仮定の話なので、私には判りません。
>私はY君の事例でも(最初からシステム化されていれば)防げていたと考えています。
この場合、私が聞きたかったのは後者の方でした。


>システム化は進めておいた方が良いと思っています。
私はY君の事例は、ちゃとらんさんのいう「そのうちの何パーセント防げるかと、そのシステム構築費用、対顧客の信用失墜損失などの費用対効果を考えて」システム化はしていたと思っています。
それが後から考えて正解ではなかったわけですが、少なくともその時の判断として出来ることはやっていた、と思っています。


その上で対策の上を行ってしまったのがY君だという認識です。
システム化だけで対応出来ない人が出てきたときの話だと思っているということです。


それを前提として考えると、100%防げるシステム化の話をしないと「それY君には通じないよね」って思われるだけなんです。
Y君を「システム化を越えてしまった存在」として認識しているんですから。
それは伝わりますか?

ちゃとらん

M321-2さん、コメントありがとうございます。


> 私はY君の事例は、…システム化はしていたと思っています。


なるほど、前提からして、お互いの認識が違っていたという事ですね。
私の認識ではシステム化はほとんどなされていなかったと思っています。
ここのコメント欄の最初に山無駄さんから運用の難しさなどもあり、採用していない…ぽいコメントも頂いています。(これも、現場を見ないと何とも言えませんけどね)


また、何らかのシステム化がされていたとして、
> それが後から考えて正解ではなかったわけですが、
なので、正解に近づければ、防げたというのが、私の認識です。(運用も含めて)


> 100%防げるシステム化の話をしないと・・・
> Y君を「システム化を越えてしまった存在」

もし、そういう意味で、100%の解決策を出せというのが、反論コメントされている人達の考えだとして、100%防げるシステム化が『出来ると考えての』反論なんでしょうか?

私は、100%できないと考えています。
でも、100%でないと意味がない…100%の案を出せ…と。

それが、『自分なら100%案が出せるが、ちゃとらんには無理だろ』というなら、脱帽ですが、自分も出せない、私も出せないと同意見なのに、『お前は出せ』というのは嫌がらせ以外の何者でもないと思いませんか?

M321-2

>100%防げるシステム化が『出来ると考えての』反論なんでしょうか?
反論している人から見たちゃとらんさんは「100%防げるシステムなんて作れないのにシステム化してたら防げたと言っている人」です。
Y君を「どんなシステムでも防げない」と認識しているのに「システム化したら防げる」って言うから「でもそれじゃ100%防げないよね」ってなるんです。


そして反論したら「100%防げるわけない」と言いながらも「システム化したら防げる」とも言い続ける。
前提が違うから相手から見ても相当支離滅裂に見えているはずです。

ちゃとらん

M321-2さん、コメントありがとうございます。


私の発言が支離滅裂に感じるから、支離滅裂の反論をしてるという事ですか?
それなら、単純に勘違いされているだけでしょう。こうなるとまともな議論も出来ないですね。


> 「100%防げるシステムなんて作れないのにシステム化してたら防げたと言っている人」
そういっています。


> Y君を「どんなシステムでも防げない」と認識しているのに
そんな事、一言も言ってませんし、Y君ではなく悪意があり恣意的に不正を働く人をシステムで防げないと言っています。
それに、何度も言っていますが、Y君は、初めから悪意を持って手続きを無視する人と言う認識ではありません。
それも、勝手に反論者がY君は悪意を持って恣意的に不正をする人だと言っているだけで、そんな証拠もありませんし。


なので、Y君やしに類似のケースに関しては、
>「100%防げるわけない」と言いながらも「システム化したら防げる」
と言っています。


要するに、私の論理が支離滅裂であると勝手に思い込んで、それを是正する(思い知らせてやる)為に反論されているなら、(反論者が…ですけど)余計なお世話ですと言いたいです。

匿名241

M321-2さん、こいつを相手にしないほうがいいよ。
わざと炎上するような政治ネタとか他人のコラムに絡んでコメントほしいだけのかまってちゃんで
あなたが気付いている通り、支離滅裂なのは目的が論理性や正解にはなく、
自分の不人気コラムが注目されて気持ちよくなることなんだからw
まあ、あくまで俺の予想だけどねw
M321-2さんとこいつのやりとりみて、だれを支離滅裂と感じる人間が多いのか
冷静に考えてみたらいいのにねえw

ちゃとらん

なんでも『妄想』で片づける匿名241さん、お帰りなさい。


久しぶりにのぞいたら、M321-2さんと仲良くやってるのを見て嫉妬されたかな?


> 自分の不人気コラムが注目されて気持ちよくなること…
意味不明のアンチにコメント欄を荒らされて、気持ち良いわけないでしょう。
まあ、不人気と言うのは、あながち間違いではないけど。


人気取りで書いてるわけではないので、気に入らなければ無視すればよいのに…。
よっぽど暇なんですかね。

匿名241

>久しぶりにのぞいたら、M321-2さんと仲良くやってるのを見て嫉妬されたかな?

また妄想。
自分が嫉妬されるほどの人間だと思っているところが哀れだなw
なんでも妄想で片づける?w
だって妄想と上から目線と自己無謬感の強さの塊じゃないかお前w
お前の言葉はすべて妄想で片づけていいと思ってるよw

M321-2さんに忠告にきただけ。お前を相手にするだけ時間の無駄だとね。

ちゃとらん

匿名241さん、コメントありがとうございます。


> 自己無謬感の強さの塊
それは、ある意味当たってるかもしれませんね。
でも、論破出来てませんよね。
ぐちぐち、難癖付けて…何でもかんでも妄想で片づければ、何も考えなくても書けますから。


> 上から目線
少なくとも、相手の方を『お前』呼ばわりしたことはありません。
それとも、上から目線に感じるだけかもしれませんよ。
論理的に反論できてませんからね。

匿名241

論理性のかけらもない人間をどう論破するの?w
Qアノンで騒いでる人間やクロちゃんを論破王ひろゆき氏ですら論破できないのはなぜでしょうw
そもそも論理性のかけらもない人間を論破することは不可能だからですよw

ちゃとらん

> 論理性のかけらもない人間をどう論破するの?w
それが、論破できない理由だとすれば、まずは、『論理性のかけらもない』を論理的に証明してからにしてはいかがでしょうか?


逆に、論破できない言い訳を、なんの根拠もなく『論理性のかけらもない』で逃げてるだけかもしれませんから。


あ、そうそう。論理的に証明しなければいけないというルールは、ありません。お好きなように。

M321-2

前のコメントは分かりづらく書いてしまいました、すみません。
改めて書き直します。


>100%防げるシステム化が『出来ると考えての』反論なんでしょうか?
前のコメントは「反論している人も出来るとは考えていない」ということを説明したつもりです。


相手の人からみたら「Y君はシステムの穴をついて不正をすると思っているのに(←これは前提)、ちゃとらんさんはシステム化で防げると言っている」んです。
だから「防げるというなら100%防げる案を出せ」になるんです。


ちゃとらんさんと違って「100%防げないならY君を止められない」という前提で話しているんです。
その前提に立てば匿名さんの言っていることも支離滅裂ではなくなります。
(私も同じ前提を持っているので、逆にちゃとらんさんの書いている内容を理解するのに苦労しています)


>私の発言が支離滅裂に感じるから、支離滅裂の反論をしてるという事ですか?
ちゃとらんさんから見たら支離滅裂な反論に見えると思いますが、先に書いたように相手からしたらちゃんと論理が通っています。
それはお互いに論理の土台となる前提が違うということです。
論理がおかしいんじゃないんです、前提が違うんです。
お互いに違う前提で考えているので「相手だけが支離滅裂なことを言っている」と思っているんです。


>> Y君を「どんなシステムでも防げない」と認識しているのに
>そんな事、一言も言ってませんし、
そう認識しているのは反論している人だと書いたつもりです。
ちゃとらんさんがそう認識していないことは理解しているつもりですが、反論している人の前提とは違うということを説明しているつもりです。


そしてその前提の違いは、どちらが正しいのか誰にも分からない、ということは同意いただけると思います。
だからこそ前提なんです。


しかし、その前提は論理の土台となるんです。
だから、その違いをきちんと認識しないと議論が成り立たないんです。
だから、相手の言っていることが支離滅裂に"見える"んです。


そしてここからが言いたいことですが、そんな状態で「相手の言っていることが支離滅裂」と思って相手を否定し始めるととても悲しいことになります。


ここに書き込んでいる匿名さんも、それに対するちゃとらんさんの返答もこうなってしまっていると、私には見えています。
それが悲しいのでこれを書いています。


>匿名241さん
お気遣いありがとうございます。
前提と考え方が違いすぎてやり取りしていると気づきが多いです。

匿名241

お前に論理性があるかどうかは周囲が判断することだよw
それがわかってないから論理性がないと言っているw
お前の言葉でお前に論理性がないことが証明できたねw

ちゃとらん

M321-2さん、コメントありがとうございます。


そうですね。
前提違いというのはよくあります。


そこには余り反論したくなかったのですが、『Y君が【初めから】不正をするつもりがあった』という前提とすれば、それは採用の方法をどうするかという話で、山無駄さんが書かれているモチベーションとかそういう次元ではないと思います。
それを前提に話されても…


まあ、前提の違いは理解できました。

M321-2

ちゃとらんさん、何度もすいません。


>『Y君が【初めから】不正をするつもりがあった』
【初めから】とは私も思っていません。


私が思っているのは「Y君をあの役職に置き続けたからそうなった」という感じです。
だから、システムで補っても、いつかはそれを越えて問題を起こしていただろう、と思っています。
言い換えると、私はあの問題を「適材適所」の問題だと見ています。
「適材不適所」を続けてしまったから問題を起こしてしまった、と思っています。


その人が何に適しているかは能力だけでなく、モチベーションやインセンティブも当然関わってきます。
どれだけ能力があっても、それに対するやる気が無いとそれは発揮できませんから。
それを理解しようとしなかったから失敗してしまったという側面もあったんだろうなあ…という反省をしている、と読んでいました。


もちろんそれが全ての原因だ、とは言いません。
ちゃとらんさんの言う通り、もっとシステム化していれば防げた可能性もあります。
でも、山無駄さんが気にしていたのは管理方法や能力の問題だけで、モチベーションやインセンティブをケアするという発想がなかった、という仮定を置いて考えてみれば、山無駄さんがそちらを中心に反省しているということも理解出来ると思います。

ちゃとらん

M321-2さん、コメントありがとうございます。


>私が思っているのは「Y君をあの役職に置き続けたからそうなった」という感じです。
それに関しては、同じ感想を持っています。
<評価分析のうち前編>でのコメントでも、同様の見解が書いてありましたし。実際、不可解な人事配置だと思いますが、それこそ色々な理由があるのかなと、良い方に解釈してしまいました。


> モチベーションやインセンティブも当然関わってきます。
はい、それももちろん、理解しています。


ではなぜ、システム化の話を持ち上げたかと言うと、モチベーションは見えませんし人に依存します。逆に本人の希望部署でも能力が伴わないこともあります。インセンティブも中小企業でどこまで満足させることが出来るか…
そうなると、多くの会社で、『頑張れ』のモチベーションの搾取が起こると思っています。インセンティブも期待できません。でも、給料分は働いてもらわないと、会社として成り立ちません。理想と現実のギャップは、どこの世界でも起こりうると思っています。


もちろん、それらの充実を図り、意識向上や待遇改善は重要ですが限界があります。並行してシステム化を進める必要があるという事が私の意見です。
なので、意識向上や待遇改善なしで、システム化を進めろと言っているのではなく、逆にそのことは書かれていたので、山無駄さんも理解されていると思っていますが、システム化の事は何も触れられていなかったので、気になりました。


逆に言えば、以前コメントして頂いたように、
> 「そのうちの何パーセント防げるかと、そのシステム構築費用、対顧客の信用失墜損失などの費用対効果を考えて」システム化はしていたと思っています。
で、すでにある程度のシステム化はされていたのかもしれませんが、私にはあの状況ではシステム化されていなかったのではないかと思いました。


そのあたりは、当事者しか判らないので、ガヤが考えても仕方ありませんね。

匿名164

発言の端々にでている上から目線が炎上する原因かと思います。

ちゃとらん

匿名164さん、コメントありがとうございます。


>上から目線が炎上する原因かと思います


まあ、不人気コラムらしいので、トレンドランキングに現れるほどの炎上はしてないので、大丈夫です。


ただ、困ったことに自覚がないので、改善しようがありません。

匿名164

自覚がないのが問題なんじゃないですかね。
他人を不快にしたり怒らせたりしたときに、自分は悪くないって思い込むのはやめたほうがいいと思います。

匿名101

炎上する理由を考察したコラムを書いてみたらいいのでは。
自己正当化のオンパレードで炎上する気がしますが。

匿名147

楽しみにしてます

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