今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

050.今、流行の「Brilliant Jerks問題」に便乗します

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初回:2019/10/16

1.流行に敏感です

P子「だいぶ、乗り遅れてると思うけど?」(※1

 ブログは2週に1回だけにしたため、タイムリーでなくなってしまいました。

 まず『ブリリアント・ジャーク』とは簡単に言うと、『仕事をさせたら圧倒的なパフォーマンスを発揮する優れた人(Brilliant)、だけれど組織としては困った事をする人、という意味合いの言葉』だそうです。(※2

P子「そっちのネタで行くのね。てっきり負けず嫌いだから『ヤツメウナギ』の話でもすると思ってたわ」(※3

 さて、この話を聞いて、一番最初に思い浮かべたのは、この二人です。

・シャーロックホームズ(海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』
・スティーブ・ジョブズ(「世界一有能で、世界一クズな経営者」と評されているアップル創業者

 ドラマ版SHERLOCKでは、主役のシャーロック・ホームズ自身が、自分の事を『高機能社会不適合者』と呼んでいます。

 まあ、正直な所、このクラスの人達とは一緒に仕事はしたくありません。

 所が、この人達をうまく『活用』できれば、これほど強力な武器はありません。

P子「そんな事出来るの?」

 ティーブ・ジョブズなど、アップルの経営陣ですら持て余したのですから、出来ない気がしてきました。

2.現実問題としては?

 あんな人達があっちもこっちもいたら大変なことになってしまいます。現実問題としては、ほんの少しだけ能力が高く、結構クソ野郎が、ターゲットではないかと思っています。
 私の知っている狭い範囲で言うと、相当能力が高いが、ほんの少しクソ野郎というのは見かけたことがありますが、我慢できる範囲です。ほんの少しだけ能力が高い結構クソ野郎は、ほんの少し能力が低い自分が悪いんですから、私はクソ野郎を攻める気持ちにはなりません。

 どちらかと言うと、負けん気を出して、能力向上に努めます。

P子「あれ~、あなたが『ほんの少し能力が高い結構クソ野郎』だと、みんな言ってるわよ」

 そ、そんなことはございません!

P子「『敵に廻すと厄介だが味方につけると面倒くさい』って、みんな言ってるわよ」

 誰ですか、直に会って話を付けます!

P子「そんなだから、面倒くさいって言われるのよ」

 反省します。

3.まとめると...

・ほんの少しだけ能力が高い人
 ほんの少しなので油断すると普通の人に思われてしまうので、自分の能力の高さをアピールし続ける必要があります。つまり、承認欲求が人一倍ある為、自分より弱い人間を見つけると攻撃してきます。逆に自分より強い人間には良く思われたいため、媚を売ります。なかなかのクソ野郎です。
 こういう人達は、常にマウンティングを意識していますので、事あるごとに絡まれてしまいます。

・結構能力の高い人
 自他ともに認める能力の高い人は、承認欲求は常に満たされています。こういう人達は、案外クソ野郎は少ないようです。
 ただし、仕事に対する要求は自分にも他人にも厳しいので、成長したい人には良き仲間ですが、自分の時間を大切にしたい人には不満がたまるかもしれません。

・天才級に能力の高い人
 このクラスの人達は承認欲求とかそういうレベルではありません。一般人には彼ら、彼女らの思考が判りません。逆にこの人達から見ると一般人の思考が判りません。つまり、悪気はないのですが余りに一般人がバカ過ぎるのでついつい口が悪くなってしまうのです。自分の考えが正しいと考えているので、上司であろうと顧客であろうと部下であろうと、お構いなしです。
 これらの人達は台風みたいなもので周りがドエライ事になっているのに、自分は中心にいても無風状態で好き勝手やっているので、本当に周りは迷惑この上ないと思います。

 幸か不幸か『ブリリアント・ジャーク』なる人物にお目にかかったことが無いので、どれくらいクソ野郎なのか想像できませんが、嫌な奴だから除外する...みたいな方法って、正しいんでしょうか?

 ただ、某自動車会社をV字回復させたが私利私欲に走って逮捕されるような、犯罪者のクソ野郎はごめんです。

 さらに、『ブリリアント・ジャーク』の定義もあいまいなため、クソ野郎と意見が合わない人を同列に扱ってしまう人も出てくるかもしれません。
 この辺りは、手塚さんのブログ『Brilliant Jerksは悪と思うけど、悪態をつく人と気が合わない人は別モノ』に詳しく書かれていますので、ご確認ください。

 特に、自分が『ブリリアント・ジャーク』やその類似系にならない様にするノウハウまで書かれているので、参考になると思います。

4.最後に...

P子「さっき、まとめると...って書いてなかった?」

 まとめたからと言って、最後とは限りません。

 今回『ブリリアント・ジャーク』を取り上げたのは、

 ①能力が高いという定義は?
 ②嫌な奴の定義は?
 ③これらの人々の深層心理は?
 ④これらの人々を活用するには?...(経営者からの目)
 ⑤これらの人々と良好な関係を作るには?...(同僚としての目)

 について、述べたかったからです。

P子「出来てないんじゃない?」

 残念ながら、今回のブログは失敗です。自己採点すると、32点くらいです。

ほな、さいなら

======= <<注釈>>=======

※1 P子「だいぶ、乗り遅れてると思うけど?」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

※2 ブリリアント・ジャーク
 https://note.mu/moaikids/n/n8d1d1813ee08

※3 『ヤツメウナギ』の話
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%84%E3%83%A1%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%AE
 もちろん、三つ目への対抗心です。

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