エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

フリーランスエンジニアになって年収は増えましたか?という質問に対する答え

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最初に結論を言いいます、「増えました」です

もし会社員時代より少なかったら、私はそっこうで会社員に戻っています。

ただフリーランスになった当初は報酬の相場もまったくわかっていなかったので、相当単価の安い仕事をしていました。現在の3分の2ぐらいです。言い訳としては当時はスーパー金欠状態だったので、なんでもいいから仕事くれ状態だったので仕方ありません。そのため、年収は減りました。その後は仕事の探し方、単価交渉などを覚えて順調に上がり、年収は会社員時代より増えました。

が、質問者は色々勘違いしていることが多いです。

まずフリーランスの報酬=年収だと思って質問されている

会社員の場合、給与+ボーナスの額面が年収となり、源泉徴収票に記載された支払金額=給与の合計=年収です。フリーランスの場合、確定申告をします。確定申告では収入金額と所得金額があります。いわゆる収入金額は売上金額です。ですが、年収の部分は所得金額になります。所得金額は収入金額から経費などを差し引かれた金額です。つまり

収入金額 ― 各種経費 = 所得金額 = 年収

です。

もしフリーランスで収入金額の合計=年収と話している人がいたら、嘘の可能性を考えたほうがいいでしょう。こういうショボい嘘をついて自分を大きく見せる人もいるので気をつけましょう。そして自分を必要以上に大きく見せている人は何かしら裏があるのでご注意を。

法人を持っていると明確に売上と年収が違う

法人をもっていると収入金額のうち、自分へのお給料はいくらにするか考える必要があります。法人の場合は

収入金額 ― 各種経費 = 法人の利益

なので、自分の収入ではありません。各種経費の人件費の部分に自分の給料が含まれているのです。例えば法人としての売上が1億円あったとしても利益が0円で、自分へのお給料が300万円という可能性があります。「あ、大変なんですね...」みたいか感じになります。

年収1000万円を超えましたか?

今まで明言を避けてきたのですが、全然超えていないので超えないと明言しておきます。もっと言うと私は売上でも超えていません。売上1000万円だったらフリーランスのITエンジニアだったらそこそこの人数がいると思います。

その理由として月の報酬が84万円を超えればいいので、そのぐらいの案件なら高額報酬案件として各エージェントで案件紹介をしています。最近の私はそのぐらいの単価の案件を探していますが、なかなか自分のスキルが追いついていないようです。もうちょっと頑張ります。

年収2000万円以上のレベルは別次元

多くの人が知っている有名人は別としますが、年収2000万円以上みたいな人がSNSではそこそこいます。仮に所得でなく売上だったとしても月の売上167万円以上ということになります。そういう案件がコンサルタントなどであることを知っています。実際に2000万円以上の方に会ったこともあります。ただ私は1人しか会ったことがありません。

他のパターンとしては経営者として従業員を雇っているパターンです。エンジニア1人で2000万円以上というのはなかなか難しいというのが現状です。エンジニア以外の仕事が本業という人ならまだしもエンジニアで2000万円以上というのはうさんくさいですね。

SNSの年収を鵜呑みにしない

年収2000万円以上の人の話でもわかるように、SNSでは平気で嘘を付く人がいます。もちろん、正直に話している人もいます。問題なのはその見分けがつかないという事です。

プロフィールをがっつり作り込んで本当っぽいことを話している人もいますが、なんで年収の話や売上の話をするのでしょうか?というのを先に考えてみることです。もちろん高年収で本当のことを話している人もいますが、SNS上だけで知っている人が本当なのか嘘なのかは多くの人にはわからないです。

だからこそ、必要以上に年収や売上の話をしている人はカンタンに信用しないように心がけています。それでも嘘と気がつくまで時間がかかって騙されそうになった経験もあります。

最後に

お金の具体的な金額の話しをSNSでなく対面やzoomだけにしていた理由は

・お金の話をすると、とたんに胡散臭くなるため

・自分のことをどこまで話していいのか線引が難しい

・対面やzoomならどこにも残らないし、それをSNSで話す人はほとんどいないので

今回、この話をする気になったのは、今まではあまりにも抽象的な話しかしないので、気になったと言われていたというのが理由です。

この話を読んで、どう思われるのかはわかりませんが、誰かの人生の岐路に役に立つ情報になってくれればと思います。

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Comment(4)

コメント

匿名

フリーランスSEの場合、仕入れがないのですから、年商≒年収で問題ないと思いますよ。
あとは、会食費や交通費、書籍の購入費、パソコン関連商品を経費で落とすくらいかな。
自宅で仕事をしている場合、面積比や稼働率を加味して30%程度家賃を経費扱いするのもありです。ですが、これらは税制上のお話です。

基本的に頭脳労働のフリーランスSEやPGは仕入れがないのですから、年商≒年収なのはかわりないかと思います。

というか、うちの会社来たら84万以上払います。

手塚規雄

> 匿名さん
ヘッドハンティングはいつでもお待ちしておりますw

windy

>フリーランスSEの場合、仕入れがないのですから、年商≒年収で問題ないと思いますよ。
世間一般に言われているフリーランスというのは経費が無いのでこういう感覚なんでしょうね。
独立事業者ですから売上・経費と所得は明確に分けて考えないとやっていけないと個人的には思います。

金額の話で胡散臭くなるというのはその通りですね。
自分が感じていた違和感を見事に言い当てていただいてありがたいです。

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