これまでの経験で感じたことを、つらつらと述べていきます。

サッカーで感じるナレッジ共有の文化

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(編)様のキャッチが本当に素晴らしくて、
毎回楽しみにしている私です。

さて。

ヨーロッパサッカー界では、
試合中の戦術だけでなく、
日々のトレーニングの構築や
生体科学によるプレイヤーのコンディション管理まで、
学術的研究が行われているそうです。

そしてそれは、学会に論文として公開され、
様々なチームが導入し、そこで更に洗練された結果が
論文となり...という循環が出来上がっているとのことです。

この流れを見て、何かに似ているなと感じていたんですが、
あるとき、「これ、OSSと同じだ」と思ったんです。

どのチームでも根本的に行うことは同じなので、
そういった共通基盤については「論文」等でシェアする。
そして各チームはそれらの情報を取捨選択、
また発展させることで独自色を出す。
そしてそれらを学術的に整理して、
出せる部分についてはコントリビュートする。

こういった大きな意味での関係者間での知見の醸成というのは、
ヨーロッパ文化の根底にあるんでしょうかね。

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