元底辺エンジニアが語る、エンジニアとしての生き様、そしてこれからの生き方

生き様173. 初めて同人誌を作って頒布した話

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使い慣れたものを変えると…

最近、財布を変えました。
いつから使ってるのか詳細な記憶はありません。
買った場所とその周辺をよく訪れていた時期から2018年頃でしょう。

社会人になってからずっと、二つ折りの財布を札入れとして愛用しています。
材質は特に意識していたわけではないのですが本革の様でした。
お陰で長持ちしたのでしょう。
ですが、ポイントカード等の出し入れで破損してしまい……お役目御免となりました。

二つ折りにしていたのは、ズボンのポケットに入れやすかったからです。
ですが、最近は和装用のバックに財布を入れています。
二つ折りである必要がないことから、長財布を試してみました。

しかし、習慣が変わった為か、イマイチ居心地みたいなのが悪いのです。
その最たる例として「財布無くしたと勘違いしての大騒ぎ」をしました。
いつもの財布なら入れない所へ入れてしまい、財布が無い!とイベント会場で大騒ぎしたのです。
その節は、参加者の皆様に御迷惑をお掛けしました……。

慣れるまで、もっと注意して扱わないといけないな、と気持ちを新たにしたのでした。


同人誌頒布してきた

2022年11月20日に開催された「技術書同人誌同人誌博覧会7」に出展しました。
同人誌系即売会のイベントは、20年近く様々な形で参加しています。
一般の参加者、友人のサークルの手伝い、スタッフ etc…。
しかし、同人誌を自分で作って頒布するというのは初めてな経験でした。

そもそも「同人誌を作る」という経験が初めてです。
そして「頒布」を「はんぷ」と読むことすら今更知ったド素人サークル主です。
しかし、金銭と物のやり取りに関してはコンビニ店員時代の経験があります。
お釣りと頒布物さえあれば、なんとかなります!

そう、その頒布物……つまり、同人誌を準備するというのが大問題でした。
今回は、そんな「同人誌を作ってみた」な体験をお話します。


ページ数は4の倍数!

今回、自分で製本した同人誌を作りました。所謂「中綴じコピー本」です。
今回は、キンコーズのセルフコピーで印刷&製本をしました。
ボタン1つで本ができちゃう、スゴイ!!

20年程前に友人にコピー本の製本を手伝ったことがありました。
コンビニのコピー機で手差しで用紙を設定して……と表裏印刷を行った記憶があります。
今ではコンビニのコピー機も設定一つで表裏印刷に対応してくれます。

今は製本の為にページを組むのもコピー機がやってくれます。
当時はページの順番をイメージしながら、ページの順番を入れ替えていました。
1,2,3,4,5… となるようにする為には、1枚目に1ページ目、2ページ目、最後-1ページ目、最後のページで表裏、と。

この時にページ数が「2の倍数」になっていないと、見開きとしては成り立ちません。
そこは意識していたので、ページ数を2の倍数で管理しながら書いていました。
ですが本当は「4の倍数」だったのです。表裏ありますからね!

しかも、表紙・裏表紙にも空白のページが必要だったのです!
これは流石に店員さんが気付いて教えて下さいました。
他にも綴じ方の向きの話とか、やってみないとわからないことが沢山ありました。
1回テスト印刷して持ち帰ってから、改めて印刷した方が良さそうです。


作業場所はマクドナルド

今回、同人誌が完成したのはイベント前日でした。
その大きな理由が「進まない原稿」の問題でした。

毎週このコラムを3000字程書いていますから、書くことにな慣れています。
それなりに手も早い方だと自負しています。
大体1~2時間で書くことができています。

しかし、同人誌を書くには足りません。
正確な文字数は把握していませんが、大体5000文字程度。
A5縦書きで20ページ程度の分量です。

長い文章は、全体の把握が難しくなります。
長いコードだと機能の把握が難しくなるのと同じです。
前後で同じことを繰り返していたり、全体として意味が通ることを確認したり。
同人誌1冊分となると、コラムとは違う労力が必要でした。

そして、とても高い集中力を必要とします。
それが、自宅のいつもの環境では困難でした。
色々と気が散ってしまうのです。

ですから、原稿の大半の作業場所はマクドナルドでした。
ちょっとした時間にカフェで書いていたこともあります。
周囲の雑念を振り払って書ける場所の大事さを痛感しました。

在宅よりオフィスの方が仕事が捗るとか、作家がホテルに缶詰されるとか、そういうものに通じる何かを体験した様に感じています。


「同人誌の書き方」的な本がある

会場に行って他のサークルを見て回っていたら「同人誌の書き方」的な本を発見しました。
印刷に関するところから、文字サイズ等々、事前に知っていれば!と思える事柄が書いてあります。
「イベント参加前に知っていれば!」と思いましたが、イベントで購入できるものを事前に入手はできません。
とりあえずそれらの本を買い込んで、次回へ向けての研究を行うことにしました。

ネットで探すと、漫画系の同人誌の作り方の話が多いので埋もれてしまっていますが、文字が多い同人誌の作り方のコツなども情報があるらしいです。
もしくは、周りに同人誌を作った経験のある人もいらっしゃるでしょう。

白栁も20年前にコピー本の作成を手伝った友人含め数名居たのですが、今回は頼らずにやってみました。
多くの失敗もしましたが、その失敗から得られたものも少なからずあります。


まとめ

白栁は、すっかり同人誌づくりの魅力に取り憑かれてしまいました。
今回作成した同人誌は、誤字脱字の修正や間に合わなかった資料からの引用による加筆、経験者のアドバイスを受けてのアップデートを考えています。
その後、オンラインでも販売できるようにしたいと準備を進めていく予定です。

そして、1冊作り上げることで、作ってみたい本がどんどん溢れてきました。
実現できるかはおいておいて、アイデアの泉が止まりません。
本当に2冊目はでるのか?と疑いつつ、白栁先生の次回作にご期待下さい。

※同人誌作ってもコラムの更新は止めません!

以上!



告知:JJUG CCC 2022 Fall 登壇

日本のJavaユーザーコミュニティであるJJUGが主催するカンファレンスイベントに登壇します。

動画での出演となりますが、朝イチの枠です。
カンファレンスにスピーカーとして参加するのは初めての経験となります。
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