カナダの暮らし、現地IT企業でのエンジニアライフを紹介。

エンジニアのための英語豆知識2

»

 当コラムのスペースを借りて、ITに携わる人なら知っていて損はない英語の豆知識を紹介したいと思います。その第1回目です。いや、正確には、前に high-level(ハイレベル)という言葉について紹介したので(参照)、今回は第2回です。

■touch base(タッチベース)

 この言葉を初めて聞いたのは、たしか会議中に上司から「終わったらタッチベースしようね」のように言われ、何だか胸がワクワクしました。小学生が、待ちに待った昼休みのチャイムが鳴って校庭に飛び出し、ボール遊びをするようなワクワク感です。例えば、フットベースのような、むしろハンドベースに近いのかな、いや、タッチするのだから「げんだいちゅうしょう」辺りかな。

 でも、実際には、「あとで話がある」と言われたわけで、小学校に例えるなら、「昼休みに一緒に遊ぼう」よりはむしろ、先生に「あとで職員室に来なさい!」と言われたのに近いかもしれません。

 それにしても、この表現、なぜだか会議中によく聞きます。

 「OK. I will touch base with Mike later.」
 (分かりました。のちほどマイクに確認してみます)

 状況としては、「例のバグの修正はどうなっているかね?」と課長に聞かれた係長が、本当はどうなっているのか知っているのだけど、この場で「まだ未解決です」とは答えたくないし、「未解決なのは私じゃなくてマイクのせいなのよ」ということを暗にほのめかしたくて、つまり、時間稼ぎと責任転嫁の一石二鳥で使う、とても便利な表現です。

 意味的には、「I will talk to Mike later」と言っても、「I will check with Mike later」と言っても、大差ないような気がするのですが、なぜ touch base を使うのでしょうか? おそらく talk や check よりもやや踏み込んだ、基本方針を確認し合う的な意味合いがあるようです。

 そのため、前述の例でいえば、係長は一石二鳥だけではなく、「マイクに任せて放っているのではなく、ちゃんと方向性を確認し合って進めているんですよ(ね、なかなかいい上司でしょう)」感も暗に醸し出しているのです。確かに、便利な表現でしょう。

Comment(5)

コメント

Wow! Talk about a postnig knocking my socks off!

Cool! That's a clever way of looknig at it!

That kind of tihnikng shows you're on top of your game

コメントを投稿する