言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

副業 VS 自主学習

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仕事の他に何かやるとしたら、副業でしょうか。それとも自主学習でしょうか。一般的な答としては「それぞれの価値観に基づいて選べばいい」です。しかし、私は異を唱えます。自主学習を優先してください。専門的なスキルの無い人の副業はお勧めしません。誰でもできるレベルの副業は、搾取の対象や低レベルな奪い合いになりやすいです。最悪なケースとしては、奪い合いに勝つために人を騙したり、行き過ぎた転売のような社会的な迷惑行為に発展します。

稼げる能力の無い人が頑張っても、稼げる額に限界があります。人と同じことしかできない人の考えることはだいたい同じなので、やることがダブります。同じことを考えている人がたくさんいれば、仕事の奪い合いになります。誰にでもできることや専門性の低い仕事では、コスパが悪くなりがちです。稼ぐのが目的の副業であれば、稼げるだけの能力かネタを用意したうえで取り組むのがよいかと思います。

もう一つ考えるべきことは、副業が本業にどう影響するかです。専門性の無い副業を頑張っても、本業に対してのメリットはありません。副業の経験が本業に活きるのは、専門性の高い業務です。「今の仕事では将来が不安だから」というのであれば、なおさら自主学習に専念しましょう。専門性の高い副業がこなせるなら、そちらを本業にして早々と転職することをお勧めします。副業か自主学習か選べるのは、専門的なスキルを有する人の価値観です。それが無いなら、まずスキルを磨きましょう。

お金に目がくらんだ人というのは弱いです。お金の欲望で突っ走ると一発ヤマを当てたくなります。ギャンブル性の高い仕事や、セコイ仕事に走りがちです。パチンコや競馬に没頭するのと似たようなものです。自主学習を推すのは、賢くなることでそういう自滅を防ぐ効果もあるからです。スキル以前の感情のセーブのためにも、物事を多く学ぶことは有効です。

学ばない人は何をやっても早々と壁にぶつかります。副業がやりたいなら学んでスキルを身に着けてから考えましょう。副業にせよ本業にせよ、何もせずに楽しい仕事はめったにありません。学ぶことが仕事を面白くしてくれます。もし、学ぶことで仕事が楽しくなれば、副業の必要が無くなるかもしれませんし、収入がアップするかもしれません。学んだ成果が転職に役立つことも考えられます。結局、学ばない人は得るものが少ないです。

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