言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

勝手に人のモヤモヤに踏み込んで決着を試みる

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コラムのネタに困った時は人のコラムを読んでコメントのように返すのは、エンジニアライフでは常套手段になっています。常套手段になったものを踏襲するだけではつまらないです。そこで今回は、Kyonさんのコラムの一部だけを切り抜いて、コラムの内容とは別の角度で想像を膨らませてみたいと思います。ちなみに、Kyonさんとは面識はありません。どのような方か知らないので想像だけで書きます。

Kyonさんのコラムから勝手に抜き出した一部はここです。

「あぁ・・・」と思った時の感情を上手く表す日本語が私には思い浮かびません。

だったら、フランス語やスワヒリ語といった別の言語なら適切な語句があるのでしょうか。実のところ、これは使う言語によって整理がついてしまう可能性はあると思っています。日本語は感情を表す語句が豊富です。また、その語句についても「わびしい」などと説明が難しいものも多いです。故に、言葉を選ぶ時に迷いやすいのです。とりあえず、外国語のような単純な観点でバッサリと捌いてしまうと、案外、言葉を選んだ後に納得できるかもしれません。

モヤモヤする原因とは一体なんでしょうか。答えは簡単で、二つ答えが出る問いに対して、答えを一つにまとめようとするからモヤモヤするのです。モヤモヤの正体は、水と油を同じコップに入れて必死にかき混ぜて「混ざらないーーー!」と躍起になった時の、あの気持ちです。そういう時はコップを二つ用意して、水と油を別々に出せばスッキリします。傾向として、女性の方がモヤモヤしやすいです。

モヤモヤしたら、要素を細切れにして白黒つけていくとスッキリします。スッキリすると、無駄に頭のリソースを消費しなくなるので、驚くほどに頭の回転が速くなります。複数の基準に対して複数のテーマを投げかけると、人間の思考は簡単にパンクします。組み合わせと答を同時に考えてしまうからです。組み合わせと答を別々のプロセスで考えていくだけで、驚くほど理論は単純化されます。組み合わせと答を混ぜたがるのは、きっと、人間という生き物が考えるのが好きだからなのでしょうか。

組み合わせと答えを同時に考えてハングアップしてしまうのは、要件定義や問題解決の場面でよく見かけます。そんなときは一呼吸おきましょう。まずは思考をフラットにすることです。こういうコントロールができるようになると、モヤモヤすることが減って快適に思考ができるようになります。Kyonさんの思い浮かばなかった日本語を私が提案します。

「へー、そうですか。」

この一言ではないでしょうか。

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