言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

フリーランスになるのいいけど、「やよいの青色申告」使いこなせるの?

»

まず、なぜ「やよいの青色申告」かというところからお話します。ビックカメラのPCソフトコーナーでやってた弥生のCMで、バックダンサーの女の子が可愛かったからです。ダンスも統制が取れているのと、変にニコニコしすぎないのに好感が持てます。動きがチャキチャキしている女の子は好きです。あと、変にオシャレされるよりシンプルな服装の方が好感が持てます。女性のみなさん、オシャレが評価されるのは付き合い始めの一年だけですよ。結婚を意識されると、オシャレは「お金がかかる」というイメージに一変して、逆にマイナスになります。婚期を逃したくない方、注意しましょう。

大きく話は逸れましたが、このCMを見て「簡単に自動処理で会計」というイメージを持たれるかもしれません。ただ現実は会計処理自体の難易度は変わりません。理解するところを理解しなければ、確定申告でハァハァいうことになります。ソフトがやるのはあくまで計算と仕分けの予測入力、表示の整理だけです。入力と仕訳の確認は自分でやらなければいけません。

フリーランスになったからといって、青色申告の帳票作成がいきなりできるのでしょうか。多分、答えはノーです。帳票はフリーランスになった直後から否が応でも関わっていくことになります。フリーランスになりたてで覚えることが多い中、ぶつけ本番で始めた会計処理が適切にできるとは思えません。また、税金が関わってくるので「やらなくていいや」では済まされません。適当にやっていると、財布に直接ダメージがいきます。

個人的には、フリーランスになって、いきなり帳票は難しいと思います。まず、開始残高の付け方が分からずに適当な残高を設定して、後で数字が合わなくなるトラブルが予想されます。これを確定申告の期限付きで対応するのはプレッシャーがかかります。また、口座やクレジットカードを仕事用と生活用に分けておかないと、今夜のおかずのレシートも事業主貸で管理するハメになります。

現実問題として、半年くらい訓練しておかないとまともな会計処理は無理だと思います。独立を考えたら、まず「やよいの青色申告」でも導入して、確定申告するしないにかかわらず会計管理をやってみましょう。開始残高の設定でコケて確定申告前の炎上は避けられます。また、開業時のゴタゴタを軽減できるので、スタートダッシュもかけやすくなることでしょう。フリーランスを考えているのであれば、事前に会計処理に慣れておくことをお勧めします。

Comment(3)

コメント

仲澤@失業者

青色申告を実際にやったことがあったり、
税務署に相談に行ったことがあればすぐにわかりますが、
細かい会計的な知識は特に必要ありません。
会計ソフトも無くても大丈夫というのが、経験上の感触ですね。
もちろん厳密な数字が必要で経営分析したいなら別ですが。


青色申告を作るページが国税庁にあるので、どのような知識と数字が必要になるのか実際に試してみるのが良いかもしれません。

なんなんし

いいたいことわかるけど
会計事務所に頼むと、確定申告は1万円程度なので
餅は餅屋に頼むのが1番なんですよね

現実的な話にして申し訳ない(´・ω・`)

Horus

コメントを読んで思ったのですが、私自身、どうやら要領が悪いことをやっていたかもしれません。ちょっとスタンスでも変えてみようかと思いました。

コメントを投稿する