高校~社会人の情報学基礎知識講座

高校情報科におけるプログラミング問題の難易度

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プログラミング問題の難易度として明確な基準セットは存在しませんが、高校情報科だと「情報処理基礎」というレベルの問題くらいが想定されます。

https://edu.chunichi.co.jp/pages/kyotsu2021/

こちら2021年共通テストの問題ですが、問3にプログラミング問題が出ています。

解凍と一言コメントはこちら。
https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hfukkoshi/2021/04/1_3.html

前回「どの言語が儲かるか論争は本質的じゃない」と言いましたが、これらの出題内容は言語論争の問題をスルーした感じになっているわけです。
(ちなみに言語にはそれぞれ方言があるのでやりやすい奴使えば?と思っています。 ただまぁ、ある程度は静的型付け言語で型を考えながら作ってみてほしいことはありますが...動的型付け言語で型の自動推論にばかり慣れてると、型がエラー起こすタイプのやらかししたときに気付けないねんマジで...)

基本情報のプログラミング問題(疑似言語使用)だと難しすぎる、くらいの内容です。

吹越は個人的に60%くらいの人間が60点取れるくらいの問題がこの手のボーダーラインとしてそこそこ使えるラインと考えてますが、それでいうと基本情報は20%(合格率)の人間が60点(合格ラインボーダー)取れる程度の問題なので、「3倍難しい」は言い過ぎにしても吹越想定ラインより難しいのは確かですねぇ...。


情報入試研究会

あとは「情報入試研究会」という団体が結構昔からあって、吹越は割とそこに昔から聴講参加してます。

https://jnsg.jp/?page_id=108

こちらの資料でも難易度がどのくらいか見てみてほしいです。


問題例を直接出して解説しないのかって?
最近地味に忙しくてその手の問題考えるとこまで行けてないねん...下手に問題放出すると期末テストに使うネタが無くなるねん...

ということで問題例の提示でご堪忍くだされ。

これが授業だったら過去問配って解かすわい。
あるいは4時間くらい取ってScratchで簡単なゲームでも作らせるわい。
Pongコピーとかミニゲームコピーとか

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