高校~社会人の情報学基礎知識講座

情報を通じて人と向き合う

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前回のAIについても追記希望のコメントがあったので追記してきました。マスター吹越です。

編集さんの紹介コメントで「ロボットはAIだったんだ」と驚かれてたように見えますが...人格面はAIでなくて何なのか...w ハードウェア面はともかくとして。

余談ですが最近AIを育てるのにも身体性が必要という話が上がってますね。強いAIに期待されるのはそれこそアトムやドラえもんなのでハードウェア面も必要、というのは納得いただけるかと。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2102/10/news019.html

さて・・・今回のテーマは「情報を通じて人と向き合う」なのですが、この手のテーマを扱う必要があるのが情報処理技術者試験系との大きな違いな気がしますね...。あっちは技術者倫理が絡むけど。

電信技術が一般化する前、情報のやり取りは手紙か音声か程度の分類だった。
保存方法にしても記録媒体の違いくらいかな。この辺は前々回に紹介した動画を見てもらうとわかりやすい。

電信技術が一般化して誰でも即時に無線で遠くの相手に連絡することができるようになった。
メールなどもその一種だし、映像通話を地球の反対側とリアルタイムで実施することもできるようになった。

それに伴い、コンピュータが一般化する前は文書友達募集の案内を雑誌に書いていたりしていたのが、SNSというサービスの利用に話が変わってきたわけです。

また、(アイティメディア社含めて)インターネット上での記事を公開することで一緒に表示される広告から収入を得る、会員以外を締め出して会員にだけ情報を出す代わりに会費を得る(新聞とか)も出てきたわけだ。雑誌の販売とはまた違った形になっている、と。

で、インターネットが一般化した現代においてほかの人間とのコミュニケーションコストというのは大きく下がったので色々やりやすくなった面もあり、注意しないといけないこともいっぱい増えたのよ、というのが問題。

これらをひとまとめに「情報リテラシー」と呼ぶのだが、大きく分けて発信者としての注意と受信者としての注意の面がそれぞれ存在する。

発信者としての面であれば「発信することで他人に攻撃されるリスク」いわゆる炎上に巻き込まれる可能性がある。もっと小さい基準だと失言で信頼を失うパターンだが...。

受信者としての面であれば「すべてのメディアは自分に都合のいいことしか言わない」を忘れてはいけない。
https://togetter.com/li/1652277
うちもここの記事書くのにについてはこたつ記事みたいなもんだけど(紙資料もいっぱい参照してるから厳密には違うが、自宅内の資料やインターネット上の資料だけで書いてるのは同じ。)それでもそれなりに価値がありそうなネタを出そうと頑張ってるぞ...。

ウェブメディアが腐ってる事件についてはWELQ事件とかを見ればいいだろうけど、ウェブに限らず大規模メディアは問題点を抱えていると思ったほうが良い。

授業でいうなら「情報リテラシー」で検索させて具体例をピックアップさせるとか、ウェブメディアの具体例を1つ選ばせそこが抱えている問題を指摘させるとかが授業内容になるかな。

もしよければそういったコメントをしていただけると嬉しいです。

Comment(2)

コメント

ボットちゃん

情報リテラシーと炎上は興味のあるテーマです。
炎上騒ぎは昔からありますが、繰り返し発生しています。余計なことを言わなければ問題ないのに、ついつい言いたい人がいるのか不思議です。
なくなることはないかもしれませんが、予防策とか回避策とかうつ手はあるバズだだ思うのですが。

こう言った観点でもう一段階掘りさてマスター吹越さんの意見をお伺いしてみたいですと思います。

マスター吹越

ボットちゃん様

コメントありがとうございます!

SNSにおける炎上騒ぎについて本稿に加筆させていただきます❗

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