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ミソクソイッショ

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味噌糞一緒とは、ご存知の通り価値あるものと価値のないものの区別がつかず
一緒に取り扱う様です。我々が携わっている設計業務というのは「理解」
「分解」「再構築」(どこかの錬金術の様ですが...)の言葉が示す通り、まず
はミソとクソを切り分ける作業から入ります。

「この前、設計書の承認をもらおうと上司に提出したら修正指示がでてさ、
 どう見ても改悪なんだよ。何度も考えて実装してはいけない判断した機能を、
 さらに悪趣味にして追加しろと言ってきやがった」
「ああ、あの上司だろ。あいつはミソとクソの区別がつかないからな」
「そうなんだ。せっかく苦労して分けたミソに、クソをトッピングしやがった。
 だから直談判したんだよ。こういう理由でこの機能は削っていますってな」
「どうなった?」
「オレの削った機能と、自分の指示した機能は違うっていいやがるんだ。確か
 にさらに悪趣味にしたという意味では違うが、本質的には一緒だぜ。ミソに
 トッピングしたのはクソではなく、ウンコですって言ってるようなもんだ」
「しょうがないさ。ミソとクソの区別がつかないんだから。クソとウンコが
 一緒だってこともわかんねえだろうよ」

こういうのを、ミソクソにけなす、と言います

ミソとクソのお話でした。

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