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紙の書類はもうたくさん -電子化を進めて紙書類を撲滅して!

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サランラップ型プリンターは便利だけれど

 先日、自宅に業者の人を呼びました。私と妻と子ども4人のある手続きをしました。業者の山田氏(仮名)がパソコンに契約内容を打ち込みます。その後書類に印鑑を押すために用紙をプリントします。山田様が取り出したのは携帯型の小型プリンター。サランラップの箱程度の細長いものです。そこに紙を1枚づつ入れて印字を始めました。以前に何かの工事か修理を頼んだときも、業者の人が請求書などを印刷するときに似たようなプリンターを使っていました。小型で持ち運びができるプリンターって便利そうだなあ。私も欲しいなあ、と思ったのですが。

 山田さんは書類を印刷しています。6人分なのでたくさんあります。1枚づつ手差しなので手間がかかります。しかも途中で失敗に気づいてやり直しました。

 しばらくしてから、「すいません。プリントがうまくいっていなかったのでもう一度やりなおします」
と、山田くん。おいおい。

 待つこと45分。山ちゃんはようやく書類を全部印刷できました。最初は15分で終わります、って言ってたのに。しかも、その書類に不備があって、あとでもう一度山ちゃんがやって来ることになります。(長くなるので続きはこちら)。

 そもそも、書類が全部紙というのがいけません。タブレットにサインするだけにできないのでしょうか?

サランラップよりタブレット

 以前にある銀行に口座を作りに行ったときのことです。書類いくつもかくんだろうな、と覚悟しいました。ところが手続きは簡単でした。タブレット端末をわたされて、郵便番号を入力すれば住所は途中まで出てくるし、印刷、押印することもなく、タブレット上でサインをするだけで済みました。

 もし山ちゃんちの会社もこんなタブレットのシステムを使っていれば時間は半分以下で済んだのに。山ちゃんは1日にもっと多くの家を訪問できたのに。

まだまだ多い紙の書類

 このように、日本中にまだ紙の書類がまだたくさんあります。IT化してしまえば、電子化してしまえば、どれほどの仕事が楽になることか。紙の無駄がどれだけ減ることか。その分、労働力不足がどれだけ解消されることか。ITシステム化を売り込んでいる会社のみなさん。がんばって紙の書類をどんどん電子化していってください。

 紙の書類にこだわっている業界や役所や会社がなくなればいいのに。かみングSoonとはいかないでしょうが、いつかそういう日が来るのでしょうか? かみのみぞ知る。かな。

 あべっかみでした。


※お知らせ

9月23日(日)に横浜でエクセルVBAプログラミングの初心者(大人)向け勉強会を行います。興味のあるかたは、ぜひ来てみてください!

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詳しくはこちら
余談ですが、これをFacebook広告に載せようとしたら却下されました。「大人向け」と書いたのがアダルト向けだと思われたみたい。エロ勉強会じゃないのに(怒)!

Comment(2)

コメント

仲澤@失業者

大昔はソースコードを印刷してました。納品物だったので。
印刷しなくなって25年以上になりますかね(とほい目)。
現在担当するコードの量がすごいことになっているので印刷物など何の役にもたちませんが、
いけないことに、時々全て印刷してみたいという誘惑にかられる時があります。
うむ、ほぼ犯罪ですな(笑)。

abekkan

>仲澤さん

コメントありがとうございます。

20年前、私がやっていたシステム開発の仕事では、納品物のボリュームは多ければ多いほどいいと言われていました。テスト結果の画面をせっせと印刷して10センチ幅のキングファイル10冊くらいにしていました。仕様書はともかく、テスト結果など二度と見られることはなかったのですが。(とほい目!)

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