「ワークスタイル」カテゴリーの投稿 (8/8) 【小説 愛しのマリナ】第九話 「え!? もう帰るの!?」 「えっ!?そうなんですか!?そういえば、昔は大人しい人だったんですよね」「まあ、私が外から見た感想だよ。実際話したことがあるわけじゃないけどさ。毎日見掛けてると、様子を見ただけで今日はどんな感じか分か... 2017/02/14 Comment(0) 【小説 愛しのマリナ】第八話 進捗率ほぼほぼ0% 早速開発が始まった。二人に割り振られた仕事は、前任者が作りかけていたプログラムとそのテストだった。慶太は逃亡者の分を。森本は急病で離脱した者の分を。それぞれがどれだけ進捗していたかで、慶太たちの負担が... 2017/02/10 Comment(0) 【小説 愛しのマリナ】第七話 将来の夢 「美味しい!」慶太は思わず声を上げた。妻はそれを微笑んで見ている。「今日ね、友達と会うの」響子は突然言った。「前の職場の人なんだけど、仕事のこととか話すの」そう言うと、味噌汁を啜った。慶太はやはりこの... 2017/02/07 Comment(2) 【小説 愛しのマリナ】第六話 勤続二十年 ビルの外まで追いかけようと思ったが、街の雑踏に紛れた土田を探す暇は無いと思った慶太は、開発室に戻ることにした。不意に尿意を覚えた慶太は、エレベータホールの横にあるトイレに寄ることにした。トイレに入ろう... 2017/02/03 Comment(0) 【小説 愛しのマリナ】第五話 逃亡者 エレベータを降りた慶太は、実際の作業場所がどこにあるのか訊かされていないことに気付いた。そう言えば、面談を担当した荒川は作業場所がどこかということを具体的に慶太に伝えていなかった。どこに行くべきか迷っ... 2017/01/31 Comment(0) 【小説 愛しのマリナ】第四話 恋的なやつ 「彼、私の下でこの前まで働いてたけど、仕事が溜まってても定時で帰るし、無断欠勤もしてたんだから」真里菜はカンパチの刺身を醤油に浸しながら言った。「そうなんですか?」「私の言うことも聞かないし、まあ、そ... 2017/01/26 Comment(0) 【小説 愛しのマリナ】第三話 壮行会 ベロッチェの喫煙コーナーで、面談を終えた社長、慶太、森本の三人は明日のことを話していた。グローバルソフト興行が縁天株式会社から受注した結婚情報サービスシステムのバージョンアップ開発は上流工程の遅れが目... 2017/01/19 Comment(0) 【小説 愛しのマリナ】第二話 ダメな後輩 六階建てのテナントビルの四、五、六階にブレインズ情報システムは入居していた。面談の場所は四階と指定されていた。慶太は森本に「ビルの前に着いたら連絡しろ」と伝えて、先に社長と面談会場に行くことにした。入... 2017/01/12 Comment(0) 【小説 愛しのマリナ】第一話 面談に行こう! 朝七時に仕掛けて置いた目覚ましが、電池切れで鳴らなかった。そのせいで大沢慶太は、七時半に目が覚めた。「おい!いつまで、寝てるんだ!?」横で娘と眠っている妻の響子に、つい八つ当たりをしてしまう。寝起きで... 2017/01/05 Comment(2) 前のページへ 1 2 3 4 5 6 7 8
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