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イングレスとポケモンGOと私

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ITエンジニアなんだから、最新の技術を使ったゲームを体験することで、今の技術トレンドを把握しておきたい!

......何て、大義名分を掲げながらも、本音はゲームやりたいだけなんです。

■イングレスとポケモンGO

イングレスは、ポケモンGOと同じようにgoogleマップをベースにしたあり得ない現実世界を冒険するゲームです。
そして、イングレスとポケモンGOは同じナイアンティック社が作ったゲームです。
googleマップを使うのはナイアンティック社が、もともとgoogleの一部門だったからです。

イングレス
 位置情報を利用したゲーム。
 現実世界に存在する名所、旧跡(ポータル)を使ったリアル陣取りゲーム。
 プレイヤーは、青、緑チームに属し、ポータルを取り合う。
 実際にその場所まで出向き、ポータルとポータルをつないで、陣地を拡大していくのが楽しい。
ポケモンGO
 説明不要なほど、メジャーなゲーム。

ポケモンGOをやってる人の中で、イングレスをやってる人はどれ位いるか分かりません。
恐らくポケモンGOをやってる大半の人は、イングレスのことを知らないと思います。
また、イングレスよりもポケモンGOをやっている人のほうが圧倒的に多いです。
イングレスはGUIがポケモンGOよりも難しく、メッセージはすべて英語だった(今は日本語にも対応)というのもあったと思います。
反対にポケモンGOは画面が分かりやすいし、おなじみのポケモンたちを扱っているのでプレイしたくなった人が沢山いたのだと思います。

イングレスは、2013年位からやってる人が出てきて、私は2014年位に始めました。
イングレスもポケモンGOみたいに、現実に存在する「あるポイント」まで行きます。ポケモンGOとの違いは、それをハックしたり、敵ポータルだったら攻撃して取り返したりします。
※ポイントとは、イングレスではポータルと呼んでいます。ポケモンGOだとポケストップ。
 ポータルは、実際に存在する神社や遺跡になっています。
 ハックとは、ポータルをタップしてアイテムや経験値を手に入れることです。
ポケモンGOが出る前は、ポータルに人はほとんどいませんでした。
公園などには、下を向いて、指をスマホ画面上でスワイプさせながら、ウロウロしてる人はほとんどいませんでした。
たまに、人がポツンとケータイ持って佇んでいると、エージェントだな。と思ったりもしました。
※エージェントとは、イングレスをやってる人の呼び名です。

■ポケモンGO解禁

それが、2016年夏、ポケモンGOが解禁された途端、ポータルになってるところがポケストップという場所と重なる形になり、そこに大量の人々が集まるようになりました。

私は、ポケモンGOをしている下を向いた集団の中に紛れてイングレスをしていました。
遠目から見た時、私もポケモンGOをしているように見えていたはずです。
でも、私の画面にはポケモンボールは飛び交ってないし、ピカチュウやゼニガメもいませんでした。
下の画面はイングレスのプレイ画面です。
ポケモンGOユーザが見ても何だかわからないと思います。

ingress.png

同じことしてるように見えて、一人だけ実は違うことをしている。
ポケモンしてる人の中で、一人だけイングレスしてると、何だかエアポケモンをしてる気分です。

皆さんにおなじみのポケストップ。
重ねて言いますが、このポケストップは、イングレスのポータルと場所がダブっています。
ポータルは、イングレスのエージェント達が名所、旧跡をポータル申請して、ナイアンティックに承認されていったものです。
だからイングレスをプレイした人は、近所のポケストップがどこにあるか分かります。
そしてイングレスユーザは、intelmapという機能で、世界中のポータル(ポケモンGOのポケストップと同等)の場所を把握できるので、どこでアイテムを手に入れるか、モンスターハントするかを計画的に準備することが出来ます。
最近、このintelmapをポケモンGOで活用したいために、イングレスをインストールしている人がいるそうです。

イングレスは、隠れてこそこそやるのが楽しいゲームでした。(もちろん私個人の楽しみ方です。)
夜、野良ネコだけしかいない寒い公園で、よくわからない形をした岩に設定されたポータルをハックしに行く。
その場所にはいるのは自分だけ。
寒いから暖かい缶コーヒー飲みつつ、今日の仕事でうまく行かなかったのは何故か?を考えながら、孤独に遊ぶ。
密かにポータルとポータルをつないで、デカい三角形を近所の町に作るのが楽しかったです。
それはイングレスのエージェント以外誰も知らない、秘密の三角形でした。
密かに、自分にミッションを課し、それを遂行する。
まるで、忍者になった気分で遊んでました。
それが、ポケモンGOのユーザがポータルに溢れかえったため、コソコソ感が無くなったどころか、明るく楽しいゲームをポケモンGOユーザと一緒に遊んでる感じになってしまいました。
雰囲気台無しです。

エージェント達は、薄々感じていました。
イングレスを通して、ポータル申請したり、位置情報を送信したりすることが、ナイアンティックとgoogleの利益になっているということを。
それは、それで、よかったんです。
遊ぶこっちも楽しいし、ゲームを提供する側も膨大な位置情報を集めることが出来る。
win-winというのは、こういうものを言うんだなと、私はゲームを通して学びました。


私はその情報が交通渋滞の緩和とか、自動運転技術の向上、といった社会的なことに使われると思っていました。

が、それがポケモンGOのポケストップのためだったとは、思いもよりませんでした。
私、ポケモン世代じゃないんですよ。
ピカチュウしか知りません。

pikatyu.jpg試しに、ピカチュウをどれくらい覚えてるか書いてみたけど、全然違う生き物が出来上がりました。
ミュウツーってなに!?レアポケモンの価値も、どれほどのものか分かりません。

■それでも

ですが、私はITエンジニアです。
ひがむことで、最新の技術を使ったゲームを体感しないことは、自ら成長することを放棄しているようなものです。
そんなのは、エンジニア失格です。
だからこの際、ポケモンGOにはまってみようと思いました。
ポケGOを、こちらから好きになれば印象も変わるし、楽しいことかもしれない。そうだった時、人生がもったいないです。

まずは、我がスマホにインストールしようとしました。

pokego.png

Androidが古いから入らない!!!!!

しばらくイングレスします。

Comment(2)

コメント

sharking

イングレスにはAR機能はないのではないでしょうか?
ARって、ゲームの中に現実の風景などを埋め込む機能だと思っているのですが認識が違いますか

湯二

sharkingさん、コメントありがとうございます。

私のAR(拡張現実)についての認識です。
ゲームの場合だと、現実世界のものに何らかの工夫を与えて、非現実的な楽しさを演出するものだと思っています。
ポケモンGOだと現実の町の風景にモンスターが飛び出してくることがそうだと思っています。
イングレスだと現実のマップを使い、現実の場所をポイントに見立てて陣取りゲームをすることがそうだと思っています。
という風に考えていたので、イングレスをARを使ったゲームと書きました。
でも、多くの人が思っているARは、ポケモンGOのような何かが現実世界の風景から飛び出してくるタイプだろうなと思っています。


ちなみに、AR(拡張現実)とイングレスの関係について調べてみました。
まずは、代表的なサイトを見てみました。

・wikipedia(Ingress)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Ingress
・AppStore(Ingress)
https://itunes.apple.com/jp/app/ingress/id576505181?mt=8

イングレスが拡張現実技術を使ったゲームであるということが記載されては、います。
そして、AR(拡張現実)という言葉の意味を調べてみました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E7%8F%BE%E5%AE%9F
「その時周囲を取り巻く現実環境に情報を付加・削除・強調・減衰させ、文字通り人間から見た現実世界を拡張するものを指す」
のだそうです。
この記述が正しければ、イングレスの場合は、現実世界にある名所に陣地という情報を付加して、他の陣地と結んで三角形を作らせるという、現実世界では不可能な拡張を行っています。
ARを広くとらえると、風景から飛び出すだけではないということが言えます。


ですが、イングレスの生みの親であるナイアンティックのジョン・ハンケ氏は、こう仰っているようです。
「イングレスはVRでもARでもなく、HDリアリティである」
※「AR」という言葉を使わない理由 川上量生×ジョン・ハンケ 対談【後編】
 http://ingressblog.jp/tokaigi-session-03/

生みの親が、はっきりとARでないと言っています。
作った本人が言うんだから、AR技術を使っていたとしても、ARゲームではないということになります。

ということで、コラムの本文もARという表現を無くし、「googleマップをベースにしたあり得ない現実世界を冒険するゲーム」と表現しました。

指摘がきっかけで、色々勉強できました。
ありがとうございます。

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