吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

組織の中心にいることの大事さ。埋もれる前に離脱しないと積んでしまうかも。【213回】

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テレビで「天才が勝てなかった消えていった天才」のような番組をやっていた。(実際は違う名前だと思う)

今有名な天才が若い時に勝てなかったすごい天才がなぜ消えていったのかのようなストーリーを調べて紹介する番組だ。

私は天才ではないが、マーケッター歴23年になるベテランで、それなりのポジションで働いているちょっと名前の知れたマーケッターにはなれたと思う。

そんな程度の私は若い時、とにかく元気で前向きなマーケッターで、実力といえば、同年代から2歩も3歩も後れを取っていたマーケッターだった。(技術は低くても成績はかなり良かった質より作業量で勝負!的な若手だったと思う)

あれから23年がたち、当時の同年代と比べても負けてはいないポジションにはなったと思う。給与はたぶん絶対負けないはず。

若い時は世界トップクラスの外資系のマーケティング部を渡り歩いていた。そのままいい会社で働き続けていたら、たぶん埋もれていたと思う。ある時、世間ではおもちゃ扱いされていたLinuxの話を聞き、商売にならない、可能性が高かったが思い切ってLinuxのマーケティングをやってみた。ベンチャー企業なので、環境は整っていなく、仕事はハードで徹夜なんて当たり前で、ブラックな職場といえばそうかもしれなかった。でも、私はその会社のマーケティング部門の中で中心にいることができたし、自分の企画により、事業も自分も成長できた。ここが大きな分岐点だ。この時から頭脳での勝負はやめ、経験値と知名度で勝負するようになった。経験値は成果を上げやすくして、その成果がニュースになり、良い情報がどんどん私に入るようになり、より企画の精度が上がり、成功しやすくなっていった。大手企業に居続けるのもありかと思うが、埋もれる前に、ベンチャー企業に飛び込んでみるのもありかと正直思う。

経験値と知名度、役職は上がりやすいが、労働量はとてつもなく多い。ベンチャーは万年安定の中小企業や仕組みが出来上がっている大手企業とは違い、職場環境が整っていない状況で業績を上げるので、役員から社員に至るまで頭脳と体力を酷使される。その代わりに鍛えられるので、タフになり、転職しても将来たくましく生きていけるという感じだ。

定年後、年金受給までの期間が空いていく今後を考えれば大手に埋もれている場合ではないと思う。ベンチャーに行った方が良い人は大手企業を見切ることも考えてみてよいのでは?(大手企業でいま中心にいる人はそのまま残って登って行ったほうがいいと思いますよ!)

中心にいることで人はタフに成長すると思う。

そして、転職時に評価される経歴は組織の中心で出した成果が大きなインパクトを出すと思う。これからAIによる業務の自動化が進むため、より組織の中心での成果が重視されるはず。

それゆえに、鶏口牛後というか、常に中心でいることができる組織で働き続けることが重要になっていくような気がする。

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