吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

起業して成功するなんて実は難しくない。結局自分に勝てるかどうか。

»

 こういう書き方をすると勘違いして、準備もせずに起業しちゃう人が出てきたりすると、申し訳ないのですが、起業して成功するなんて実は難しくないと思っています。私はまだ起業して5年目なので、まだまだこれから先何があるかわからないですが、今はそう思っています。サラリーマンとして60歳以降で働いていくより、はるかに楽なんじゃないかとも思い始めています。

 日本には400万社の法人が存在していているので400万人くらいは社長がいる計算です。400万人ができるなら、できそうな気がしませんか?とはいえ、つぶれていく会社も多いのは事実です。でも、創業100年を超える会社の大半は日本の企業なのです。日本は市場があって治安もよい良い国なので、真面目にコツコツと市場に求められる仕事ができるように腕を磨いていくことで、成功する可能性はすごく高い市場でもあるのです。

 企業においては真面目にコツコツとやっていくのがとても重要だと思ってます。会社を経営しているといろんなことがあり、あれいいな、これもしたいなどと考え、判断をしなければならないのですが、冷静に自分を見極め1個づつクリアしていくことで、間違わずに着実に成功していけると思います。たまに起業ってRPGみたいだと思います。「レベルがあがった! オフィスを持った!」と言うイメージです。RPGでは弱いのに難易度が高いエリアに行くと あっという間に死んじゃいますよね。それと同じで、日々鍛錬をこ足らず、着々と実力を付け、やるべき時に一歩ずつ階段を上っていく感じがいいです。他人がどうとかじゃなくて、自分が日々レベルアップしていけば、いつか目標に辿りつける感じです。起業には圧倒的なボスキャラもそうは出てこないので、成功する確率は実は高いです。(会社が小さいうちは多分出てこない)

 結局は自分に勝てるかどうかの勝負だと思っています。起業人生は自己実現の人生。焦らず着々とやることで成功できる素晴らしい道。人生って素晴らしいです。この道がいつまでも続くように健康に注意し、地道にやっていきたいです。

追伸:成功の定義って人によって違いますよね。私の定義は起業した会社が軌道に乗ることとしています。

Comment(2)

コメント

まりも

ネットで調べてみたところ、

<設立年数ごとの倒産または解散する確率>
設立3年以内:35%
設立5年以内:85%
設立10年以内:93.7%
設立20年以内:99.7%
設立30年以内:99.975%

だそうです。

吉政

コメントありがとうございます!
そのデータは以前、他のコラムで扱ったことがあるのですが、実はソースがはっきりしていなかったはずです。いろいろ見たのですが、ソース元ではそのようなデータを公開した事実を確認できませんでした。

日本の企業の400万社のうち倒産・解散するのが毎年1万件前後ですので、毎年400社に1社が倒産・解散しています。

数字って不思議ですよね。400社に1社だと、なんか大丈夫なような気がしますもんね。

ただ企業は確率で成功するわけではないので、イケるモデルかどうかだと思います。

コメントを投稿する