夫の転勤により正社員歴たった2年のCOBOLプログラマーが、ITコンサルタントになるまでの物語。

在宅システム開発(在宅ワーク)に必要なスキルとは?

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 皆さま、こんにちは! TKT48プロデューサー&SE女子部部長の奥田美和です。

 前回の投稿でお知らせした「2/29のSE女子交流会」、あっという間に満員になってしまいました。「女性SEはどこにいるのー!」と叫んでみるものですね(笑)

 

■在宅ワークとは

 さて、ただいま「在宅SEワーカー採用のための質問集」を作っています。

 Skype面談で、どういう質問や試験をしたら、エンジニアさんのスキルやキャラがわかるのか。

 

 PM時代も、ベンダーの営業さんが持ってきたエンジニアさんの職務経歴書を見ては「この人は今回の案件にぴったり!」「経験業界も経験言語も筋が通ってないなぁ」(※筋=得意分野、強み、エンジニアとして核となるもの)とかチェックし、顔合わせの時は「キャラ&温度感」を見ていたのですが、在宅ワーク(テレワーク、リモートワーク)ではまた別のチェック要素が必要になります。

 

 まず、在宅ワークとは何か。

 ――会社ではなく、家で仕事をすること。

 

 世間一般的な定義としては、下記のように解釈しています。

●テレワーク

 本社(職場)があり、メインの仕事(営業のみの場合も含む)はそこでなされているという前提の上で、社員や個人事業主が、家やコワーキングスペースなどの「テレ(離れた)」場所でも「ワーク(仕事)」ができること。

●リモートワーク

 日本各地にいる(主に)個人事業主が、ネットワークを活用して仕事をすること。TKT48でも茨城県の水戸市役所と一緒に「転妻視点の水戸みやげものパンフ」を作成していますが、チーム埼玉メンバーがPMをやって、チーム静岡メンバーがイラスト担当、チーム山梨メンバーがデザイン担当しています。

 

 国が推奨している「テレワーク」と、かつての「ノマドワーク」の延長で流行り始めた「リモートワーク」と、現在は二分していますが、最近ではリクルートが「テレワーク導入」ではなく「リモートワーク導入」と発表するなどしばらく混在している気がします。

(流行の単語は、どれか1つに集約された時、初めて社会に「文化として」定着するそうです。)

 でも、どちらもまとめて一言で言えば、「会社ではなく、家などで仕事をすること」です。

 

■在宅ワークのメリット、デメリット

 今度は、在宅ワークのメリットとデメリットを考えてみましょう。

 

●メリット

・大雪や台風の日に、苦労してまで出勤しなくていい。

 → 先日の大雪の日は、在宅で企画書作成&Skypeで打合せ。

・自分で働く時間を決められる。

 → 何となく10時くらいから開始して「1日4時間」と決めて作業中。

・化粧をしなくてもいい。(女性の場合)

 → 化粧してオフィス仕様に着替えるだけで30分くらいかかるので。

 

●デメリット

・確実に運動不足になる。

 → 通勤で駅の階段を上り下りするだけでも運動になっていた、と最近実感中。

・オンオフのメリハリが無くなる。

 → ずっと目の前の光景が変わらない。

・ひとりぼっち。

 → 「あ!閃いた!」「今度は何~?」という「会話をしながら閃きを新規企画に変える」こともできない。あまりにも漠然とした閃きなのですぐにはチャットワークにも書けず、モヤモヤしながらセルフトーク(頭の中で会話)しながらノートに書いて、提案できるレベルになったところでチャットワークに書く。

 元々、1人で集中して仕事をする方が向いているし、家も転勤の度に居心地いいように作り上げているのでずっと家にいても大丈夫なのですが、仕事をしている最中に閃いたことを共有できる相手がいないのがつまらない。

 

 今は企画書作成や広報サポートなどシステム開発以外の仕事を担当していますが、もしプログラミングの仕事を在宅でしていたら、途中でわからない部分があってGoogle先生に聞いても解決できなかった時、煮詰まってどうしようもなくなるのではないか……と思っています。

 「すみません、調べてもわからなかったので、何かヒントを頂きたいのですが…」と隣の席の優秀なエンジニアさんに、怪しそうな部分に赤ペンを入れたソースを見てもらってヒントをもらうのと、チャットで発注者にわからない部分を1つ1つ聞くのとでは、解決までに要する時間が20倍くらい違ってくるような気がします。

 

■そこで考えた

 在宅システム開発(在宅ワーク)に必要なスキルとは?

 ――自分で情報収集し、自分で解決できること。

 

 在宅SEではなくとも必要なスキルですが、在宅で仕事をするなら最も必要なスキルと言えるのではないでしょうか。

 そのスキルがあるかどうか、どうやって試験をするか考えてみました。

 

 今回限りの特別バージョン。

 質問:「エンジニアライフ」担当者はお肉が好きだそうですが、一番好きなお肉の部位は何でしょうか?

 ヒント:奥田は牛タンが好きですが、ホルモンはあまり好きではありません。

 どうでもいい質問のように見えて、このような質問は、ベンダーの営業さんが発注先を接待する際に必要なことらしいですよ(笑)

 

 

次回は、「自分に合った会社の選び方」について書いてみようと思います。

次回もお楽しみに!

 

■本日のまとめ:在宅ワークを始める前に

1.家でひとりで仕事をしても寂しくならないか、1週間ぐらい試してみる。

2.家でひとりで仕事をしてもオンオフメリハリをつけて自分でスケジュール管理できるか、1か月くらい試してみる。

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コメント

担当者さんからのヒント:最後の質問のヒントは、編集担当のフルネームです。
だそうです!

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