共通点を見つければ仲良くなれる
2011/02/01 16:30:00
こんにちは。高田です。寒い日が続きますね。
ひさしぶりのコラムです。
皆さんは開発現場で、一緒に仕事をする人たちとすぐに親しくなれますか? 今回は、どうしたら新しい仲間と打ち解けていくことができるのかについてお話ししたいと思います。
楽しんでいただければ幸いです。
◇ ◇ ◇ ◇
システム開発はプロジェクトチームで行うのが一般的。同じ会社、同じ部署のメンバーだけで開発することはごくごく稀です。別の部署のメンバーだけでなく、別会社のメンバーも参加します。
そのため、年齢も経験もスキルもバラバラで、多種多様なメンバーによる混成チームとなります。
さらに要件定義、設計、開発、試験という、工程ごとにメンバーの増減があるため、出会いと別れの連続。
システム開発の現場というのは、入学式と卒業式が頻繁に行われるインターナショナルスクールのようなものと言えるのではないでしょうか。いろんな文化を持った人たちが入れ代わり立ち代わり出入りしますので。
そのため、システム開発という仕事は、システムを作る難しさ以上に、入れ代わり立ち代わり集まってくる、見ず知らずの他人と上手にコミュニケーションをする難しさがあるものです。
そのようなプロジェクトチームのメンバーとして加わることになると、私は人見知りする性格なので、なかなか他のメンバーと仲良くなることができません。どんなプロジェクトでもすぐに打ち解けられる人たちを見るとうらやましく思うものです。
あるとき、人見知りせずすぐに打ち解けられるメンバーの様子を観察していて気付いたことがあります。彼らはあることをすることによって、多くの人たちと心を通わせているという事実に気付いたのです。それは……
共通点を探す
ということです。
例えば、
A「Bさんって休みの日は何してんですか?」
B「休みの日は草野球やってます」
A「え、野球ですか? 僕も昔野球部だったんですよ。ポジションは?」
B「これでもいちおうピッチャーなんだよね」
A「僕もピッチャーやってたんですよ。偶然だな~Bさんが野球なんて」
B「今は野球やってないの?」
A「いやー、最近は観戦ばっかですね」
他にも
C「Dさんって兄弟は?」
D「兄がいます」
C「僕と一緒だ。じゃ子どもの頃の写真少ないんじゃない?」
「うん、少ない」
C「やっぱりね。弟の写真ってなんで少ないんですかね?」
という具合に。
いろいろと会話が弾んでいるのですが、内容は「共通点探し」だけ。
人と仲良くなるのってこんな単純なものなのかな? と思ったのですが、学生時代を思い起こすと納得がいきます。
学生時代、仲良くなった友だちは何かしらの共通点があります。部活が同じ、趣味が同じ、着ている服のセンスが似ている、見ているテレビ番組が同じ、嫌いな教科が同じ、など共通点があるからこそ仲良くなった気がします。
また社会人になってからも、共通点を見つけることで親しくなれた人もいました。名刺交換のとき「あ、高田さんですね!」と同じ名字の人に親しみを感じたり、開発現場の担当者との面接のとき「奇遇ですね。わたしも同じ現場にいました」と昔話で大いに盛り上がり、面接をパスしたことなんかもありました。
ことわざにも「類は友を呼ぶ」とあるように、人間は「気の合った者や似通った者は自然に寄り集まる(大辞泉)」生き物なんだな、とあらためて思わずにはいられません。
そこでわたしは、
「似たものは集まる(=共通点を持つもの同士は親しくなる)」
という法則があるならば、
「集まるには類似点を探せ(=親しくなるには共通点を見つけろ)」
という法則も成り立つのでは? と仮説を立てました。もしこの仮説が正しければ、すごくラッキーです。共通点を見つけるだけなら、人見知りのわたしでもできます。
それ以降、新しいプロジェクトに加わると、プロジェクトメンバーとの共通点探しをするようになりました。出身地、最寄の駅、生年月日、干支、血液型、星座、兄弟構成、子どもの有無、共通の知人、趣味、などを聞いて、できるだけ多くの共通点を探すようになりました。共通点を見つけたときはグッと親しくなれた気がします。
共通点ができると、その話題について繰り返し話をすることができますし、わたしからだけでなく、相手からも話し掛けられるようにもなります。結果、コミュニケーションの量が増えるので、自然と一緒にランチを食べに行ったり、飲みに行ったりと親しい間柄になれました。
やっぱり「親しくなるには共通点を見つけろ」は正しかったようです。次なる入学式や卒業式に備えて共通点探しのスキルを磨いておきたいと思います(笑)。
ではまた!(^^)/


高田善教
